新版「続ける」技術 (Forest2545Shinsyo 41) (フォレスト2545新書)

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518414

感想・レビュー・書評

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  • 続けることが大事。

  • ・継続する場合、それを数値化して成長が実感できるようにしないとだめ。モチベーションを維持するため。

    ・目標を決める際は期限とゴールとなる数値を決めること。そうじゃないとだらける

    ・その行動にかけた時間を足していき右肩上がりになるグラフをつくることでモチベをあげる

    ・悪習をやめたいとき、もしそれをやりたくなったら、深呼吸して15秒だけ我慢してみる。すると不思議とやりたい気持ちがなくなる。

  • 「続けること」は仕事でもプライベートでも非常に重要なことだと考えます。

    しかし、決意しても、続けられなかった経験がある方もいるのではないでしょうか。
    私もその一人です。

    本書では「決意」ではなく「行動」に焦点をあて、
    ・ある行動を増やす または
    ・ある行動を減らす 
    ためには、【ある行動をするための阻害要因または、ある行動をしてしまう要因を防ぐための小さな行動をすることが大事】だと書かれています。

    私は自分の夢に向かって経営を始めたころは、会社員をやりながらダブルワークで立ち上げました。体力的に厳しい状態を経験したことで継続しやすい環境を整える必要性を痛感します。そして職住接近や趣味の草野球への参加を一旦やめることなど、具体的に変え、「経営を継続しやすい環境を整えたこと」で、今の結果があると自負しています。

    決意ではなく、行動するための環境を整えることの重要性を改めて感じる一冊でした。

  • 色々な自己研鑽を試みるも、そもそも続かないことが大問題と思い購入。

    行動科学マネジメントの観点に基づいて、精神論ではない「やり続けるメソッド」を説明している。ものごとをやり遂げるには、とかく「やる気」「根気」「本気度」等の有無が取沙汰されるが、そのような目に見えないものではなく、あくまで「科学的に」続けるための方法を説く。「いつ、誰が、どこでやっても同じ結果を生む」のが行動科学マネジメントの観点。

    「行動」そのものの定義から、なぜ続かないのかという考察、そして続けるにはどうすればいいか。要するに、根幹は以下の2点。
    ・スキルアップや試験勉強等、「やり続けたい」ものについては、
     やめさせようとする邪魔な要素を遠ざける
    ・禁煙・ダイエット(食事制限)等、「やめ続けたい」ものについては、
     やってしまう要素を遠ざける

    「よーし、やるぞー!」だけでは続かないのも当然という話。
    ふむふむ確かに、とうなずける内容は多かったが、ひとつ思ったのは「やる気」や「根気」が無関係という訳ではない、ということ。
    行動科学マネジメント自体は至極真っ当だとは思うものの、自分の行動を分析することや不足行動を増やす(過剰行動を減らす)ことに向き合うのは、やはりそれなりの本気度とやる気・根気がないとそもそもできないよなぁ…と思う。

    とはいえ、少なくとも徒手空拳でダイエットを始めようとするよりは助けになるのではないかと。

  • 最近色々身につけたいと思って注目している習慣化について、わかりやすく書いてある。入門の入門としていい。

  • 3

  • タイトル通り物事を「続ける」ための技術について書かれた本です。

    「続けられない」のは個人の性格や意志の弱さが原因なのではない。
    そのコツを理解していないためだ……。
    という切り口で、

    新しく何かを始める場合(=行動を増やす。ジョギングや英会話等)と、
    何かをやめたい場合(=行動を減らす。禁煙やダイエット等)の2種類に分けてその「続ける方法」が明記されています。

    ・動機付けをはっきりさせる
    ・行動の補助を作る(補助を失くす)
    ・行動のためのメリットを作る(デメリットを作る)
    ・行動へのハードルを下げる(上げる)

    の段階に分けて「続けやすい」環境の作り方を指南しています。
    ただ、あまりボリュームはなく、若干具体性に欠ける部分もあります。
    同著者の他の著書との併読をお勧めします。

  • ターゲット行動、ライバル行動をいかにコントロールしていくかというのが、特定の行動を続けたり止めたりする肝なのです。
    本書の内容はそれを述べているだけで、内容の濃さとしてはインターネットですぐに得られる程度の情報しかありませんでした。

  • 行動分析学に基づいた継続の方法論。
    分量が少ないのであっという間に読めた。
    (2015.2.5)

  • 全般的に、呼んでいて当たり前と思えることが多かった。
    続かない理由を気持ちではなく環境としていることが、なかなか納得できないところであった。
    しかし、いくつか共感でき、わかりやすく単純な考え方が多かったのも事実である。

    「目標を達成できたかどうかを知るためには、主観を排除し、客観的なものさしで測定する」という考え方は必要だ。
    主観が入ることで、大きく方向性が変わってしまうことがよくある。
    そして、子育てに利用したいのが、「ごほうび効果」「ポイントカード制」である。やり方しだいでは、子供のやる気をうまく引き出せそうだ。

    「人間は、自分に言い訳をして楽なほうへ走りたがる生き物である」とはそのとおりで、これをどう克服するかがまさに継続する技術なのかもしれない。

    勉強、運動ともに利用できることはうまく利用しながら継続していきたい。

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著者プロフィール

社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長。米国行動分析学会ABAI会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。日経BP主催「課長塾」講師。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジし、「行動科学マネジメント」として展開。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法は、短期間で組織の8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。

「2022年 『行動科学のビジネス手帳2023 ネイビー・見開き1週間週間レフト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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