神南署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-10)

著者 : 今野敏

• 角川春樹事務所 (2001年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[pujirikoさんの感想 · 2010年8月19日]

私の好きなドラマ『ハンチョウ』シリーズの原作。
いや、読んだのは結構前になるけど、これは面白かったです！！
刑事物であり、人情物であり・・・といったところでしょうか。
部下のみんなにあんだけ好かれる安積さん。私でも惚れる！！
そんな上司にあこがれます・・・(//▽//)

[rhodonさんの感想 · 2010年7月5日]

神南署篇第4作。短編集。

安積警部補とその同僚や部下たちとの信頼関係が垣間見える内容になっていて、楽しく読めた。特におもしろかったのは、須田巡査部長が大活躍する『ツキ』。”他人が決してかなわない”ものを備える彼の、愉快なストーリーだ。

[ktb-ktbさんの感想 · 2010年4月13日]

どうでもいいけどみんな安積さんのこと好きすぎだろ（笑）

ほのぼの刑事モノだなぁ。

[レンさんの感想 · 2010年4月3日]

神南署シリーズ最終巻の短編集。あらすじにある速水の援交疑惑『噂』や異色の超短編『刑事部屋の容疑者たち』など、安積班のメンバーそれぞれの個性がうまく描かれている。

この本は臨海署に安積班が再び戻ることになるターニングポイントでもある。もともと臨海署は、バブル期に臨海副都心構想に合わせて設置されたが、構想頓挫で縮小になり、また台場でテレビ局や遊興施設ができていくにあたり復活した（ちなみに実在の「東京湾岸署」と臨海署は、たまたま住所が一緒である）。
それが「臨海署が復活する！…かもしれない」みたいな噂が署内をちらつき、安積に内々の話があり、そして最後に収録された短編「シンボル」で含みを残して終わるという。うまい。

[hirokoさんの感想 · 2010年1月24日]

安積班シリーズ短編集。
村雨と桜井の話の村雨が可愛すぎる！　なんだこの部下バカは。
基本、安積視点のせいもあるけど、いつもは村雨の感情がとてもわかりにくいので、たまにはこういう話もいいなあ。
速水さんご活躍の話も好きでした。

[カヤさんの感想 · 2009年11月14日]

次のシリーズ（東京湾臨海署安積班）に移行する前のつなぎっぽい短編集。安積警部補カッコ良すぎるだろ……！！

[bob-taniさんの感想 · 2009年10月22日]

シリーズものと途中から読んでしまった。
キャラ紹介に近い短編集。
ファンには買いなのかもしれないが、
初読みでも楽しめた。
次は、長編のシリーズものを読破していきたい。

[りっちゃんさんの感想 · 2009年10月18日]

TBSドラマ『ハンチョウ～神南署安積班～』の原作
http://www.tbs.co.jp/hanchou2009/

ドラマは見てないんだけど…。
今回は初の短編集。
安積ハンチョウベイエリア分署に戻るのかな？

[佐久さんの感想 · 2009年9月6日]

短編集。
掌編の『刑事部屋の容疑者たち』が、安積班らしくて良い。

[ヤエさんの感想 · 2009年9月5日]

2009/08/21-2009/08/22　再読

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」