- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894569621
感想・レビュー・書評
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サイコパスとか、ペデオフィリアとか、ミステリのネタはもうこの辺りで滞っているのだろうか?
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キャフェリー警部の一作目らしいが、様々な要素がてんこ盛り。残酷でえぐい描写が沢山あって読むのは辛いが、人物はそれぞれ個性があってリアルだし、話も一筋縄ではいかない展開で作者の意気込みが感じられる。怪物的な犯人が何故そうなったのか、丁寧に描かれている。個人的には小鳥の虐待だけは絶対に許せないぞ。
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キャフェリー警部シリーズ1作目。
読後に知りましたが、
このシリーズ、全部は翻訳されていない・・・?
映画化できそうなサスペンスものでした。
猟奇的な連続殺人で、
想像力豊かに読むと気分が悪くなる程残虐な描写があります。
私はスプラッタが苦手なので、特にそうなりました。
動物好きなので、小鳥の絶望を想像するだけで戦慄しました。
という訳で、文章はテンポ良く読ませるのですが、
時々休憩が必要になりました。
主役のキャフェリー警部は、
圏内重要犯罪捜査隊という部署に異動してきたばかりの新顔とは言え、
切れ者で今後エースとして活躍しそうです、が!!
最早シリーズ物のお約束、
現在進行形の事件とは別に、過去の未解決事件を抱えています。
これが今後このシリーズを通して徐々に明らかにされていくんだろうな。
となるとやはりシリーズ全てが翻訳されていないのが気になるところです。
評価の星の数は、
個人の好みは置いといて、小説として読ませるかどうかで付けました。 -
《喪失》にたどり着く前に読まなくてはと手に取った。訳に慣れない為かハードな内容の為か前半読むのに苦労したが後半別の話のようになってからはどん引きしながらも一気に読了。ほとんど救いのない内容に読後感悪しだがなぜか気になるから懲りずに次巻へ。
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ロンドンの廃材置き場で見つかった五体の娼婦たちの腐乱死体には解剖された痕跡があり、心臓には小鳥が縫い付けられていた。
国内重要犯罪捜査隊警部キャフェリーは捜査に乗り出すが、事件はまだ始まったばかりだった。
痛い痛い痛い。
エグい描写が多いので、なかなか読み進めることができず。
そして読後感も、はっきり言って悪い。
物語は良くできているし、人間の描写も上手い(なので読後感が悪くなる)し…。
嫌だけど、途中でやめることができない。
【喪失】を読むために一作目から手を付けたのだけど、二作目はしばらく間をおかないとしんどくて読めないわ。 -
完全なる猟奇殺人事件ミステリー。主役のキャフェリー刑事の存在感がクール。中盤以降は以外で面白かったけれどなんだかもやもやする読後感。
本棚の海外猟奇警察小説率が異様に高い気がする・・・。 -
ぐいぐい引き込まれてぐいぐい読めてしまった。