- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895726528
感想・レビュー・書評
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飛べないねこの話。
いやはやは、どこにでもいるねこなのに他のねことはちがう。
他のねこは、みんな飛べるのにいやはやは飛べない。
いっぱい努力したけどやっぱり飛べない。
仲間のねこが、飛びかたを教えてあげようと
足を片方ずつ、つないで空へ。
そのうち足を離して…。
海の中へ落ちたけど、なんとなんと…
軽く自由にとんでいるように泳いでしまった。
ねこは、泳げないのにいやはやは泳げた。
すばらしい世界を知った。
「すばらしかったよ!」
「きみも やってみるべきだよ」
と言ったいやはやのことばがステキ。
最初から諦めずに頑張ってみる。
できないことができるかもしれないし、違う世界を見ることができるかもしれない。
まずは、やってみよう。
今までとは違う自分に気づくかも…。
それはステキなことかも…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いやはやは名前だったことが一番の驚き!
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とってもかわいい水彩のイラストで1ページ目をめくったとたんにワクワクする。
みんなが当たり前に出来ていることがどうしても出来なくても、思わぬ世界で自分らしく生き生きと輝くことができた!
そんなテーマを、かわいらしく楽しく描いていて癒された。 -
絵が可愛らしい。ネコちゃんが二匹の飛べるネコから手をつないで飛ぶ練習、で、落っこちて海の中、で、泳げるんだなぁ~、いやはやなんとも、でした。
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い、いやはや・・・いとおしい・・・
ぶただって泳げるかもしれないじゃない・・・
た、たしかに・・・ -
みんなと同じなのもいいけど、自分だけ違うのもいいよね。まずはやってみることが大事。チャレンジすることで、他の発見もあるよ。
とても前向きなお話しです。
もともとの絵のタッチが、とても躍動的なので、透明感ある水彩が爽快な画面を作っています。
それにしても気になるのが、原作のタイトル。
調べてみよーっと。 -
ねこのいやはや。
猫はみんな空を飛べるのに自分だけ飛べない。
豚のポーティアに相談するけれど、ポーティアもそんなに分かってはくれていない。
小さな岩から飛び上がったり、椅子からジャンプしておじいちゃんの膝の上にダイブしたり、洗濯物と一緒にぶら下がったりと練習をするけれど飛べない。
いとこにもバカにされる。
いとこたちに両足をつかまれて一緒に空を飛んでみることに。
空を飛ぶことは素晴らしくて、怖かった。
手を離され、そのまま海に落ちてしまう。
猫は泳げないのだ。
ところが、なんといやはやは泳ぐことが出来たのだった。
ボートで助けてくれたポーティアにいやはやは君もやってみるべきだよ、と言う。
ポーティアもやってみなくちゃ分らないと請け合うのだった。
自分のいいところ。
面白い世界観。
「いやはや」という名前も面白い。
「ブタは飛ばない」って何かもとになるものあるのかな…。
「紅の豚」もそうだし…。 -
図書館本。
「猫はみんな空を飛べる」っていう設定の世界で、
1人だけ飛べない猫の「いやはや」と“飛べなくて当然”のブタ、ポーティアのほんわか話。
「ブタはとばないさ。とぶのは ねこ」
という、若干某ジブリと反対の設定ですが、
みんなと違っていても、みんなができないことがあるかもよ、と教えてくれます。
ところで主人公の「いやはや」って、英語では何なんだろう?