- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896100792
感想・レビュー・書評
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早く大人になりたい人、大人になんかなりたくない、大人は敵という人も、一度大人って何なのか考えてみませんか。周りの大人も、自分の進む道の先にある大人像も含めて。作家であり親であり大学教授である中沢けいさんが、中学生に向けて「自分」「友だち」「大人」「いのち」「いじめ」の5つの時間割で、大人になるヒントを語りかけています。大学生の語る中学時代も生々しい。実は思っているよりも、大人って・・・?
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中学生に向けて、とあるが
中学生だったあなたへ
だと感じた
大人の中に残る、中学生の部分へ向けて
否、中学時代と向き合う事が大人へのヒントか
50歳作家と大学生が、中学時代を振り返る
あの時つまずいていたものが時を経て分かるように
それでよかったんだ
しこりや腫瘍となった時代があるかもしれない
でも、それは決して悪性の癌ではない
消し去る必要はなく、愛おしい自身の一部として
大人の中の中学生として
そっと存在させてやったらいいのではないか
自己分析に迫られた大学生や中学生と接する人へ -
中学生向けに書かれているので今の自分にとってそれほど新しい発見はなかったけれど、大学生が中学生時代を振り返って語っている内容は興味深い。
自分が忘れている中学時代の気持ち、中学生ってどんな感じかを振り返り、普遍的なものもちらほら感じ取れた。