私は猫ストーカー

  • 洋泉社
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本棚登録 : 185
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896919110

感想・レビュー・書評

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  • イラストレーターして活躍している浅生ハルミンさんが「猫ストーカー」として、街にたむろしている猫を尾行、観察する猫エッセイ。
    表紙のかわいさが印象的。
    猫好きはおしりの穴まで愛してますもんね。
    でも猫と仲良くなるには...の項で初めて出逢った猫のおしりの穴を嗅ぐってハードル高くないですか?
    地面から五ミリ浮いたようなふわふわとした世界観なので、ギャグかな?

    映画にもなりました。

  • この本を読むと自分もねこの追っかけしたくなる。
    ねこ好きな人ならわかると思うけれど、道で不意にねこを見つけるとついつい立ち止まって構いたくなってしまう。
    この本の著者もふらふらと道を行くねこに魅了されて、ねこストーカーの方法や法則を見つけ出し、この本にその極意をまとめている。

    ねこが嫌いな人にとっては、敷地など気にせずどこにでも入り込むねこは迷惑そのものだろうし、野良猫だって社会問題になるパターンもあるけれど。
    そういうことも理解できるからすべてもろ手を挙げて賛成というわけにはいかないけれど、ねこ自身には罪はないわけで、それと接する人間の問題なのだろうな、と思う。

    何だかシリアスなことを書いてしまったけれど(笑)この本はほのぼのとねこや地域の人との関わりを書いている楽しい本。
    人口よりねこの数のほうが多いかも、というマルタ島、いつか行ってみたいな。

  • 自分んちの飼い猫と、家からずっと離れたところで、ばったり遭遇したことがある。
    「あ…」
    と、お互い、なんだかバツがわるかった。

    猫のほうは「見られちゃったか」というふうで、呼んでも返事もせず、またどこかへ行ってしまった。
    家だったら甘えてくるのに、家から離れると、そこではそこの立場ってもんがあんだよ、ということだろうか。

    本当に猫は、どこで何をやっているのだろう、と思う。
    でも、実際につけていってみる人はいない。
    偉業ですね。。。

  • 巷によくある猫と友達になるには。。。的な種類の本の域をでていないけど、やっぱり手にとってしまう。20分で読めるので時間つぶしに最適だった

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA74517458

  • 文学

  • わら半紙みたいな紙のザ・シンプルって作りが本に合ってるね( ´ ▽ ` )ノ ほんとに「猫を追う」だけのゆるーい内容が、道端で猫おばさんの話聞いてるみたいにゆるーく楽しい♪(´ε` ) 元気な猫は食の保証してもらえれば大体いいだろうけど、病気になったり年取ったりしたら、ちゃんと面倒みてくれますように。

  • 旅先で野良猫を見つけては追い回してみたり、さらには猫島まで出かけてしまう私にとっては、まるで自分のことをかいていることのよう。
    同じビョーキにかかった人って、他にもいるんだよねって夫婦で言いながら読んだ。

  • 猫はそこかしこに。

  • 写真に添えられた猫の台詞風キャプションが最高。

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著者プロフィール

浅生ハルミン(あさお・はるみん)
1966年三重県生まれ。イラストレーター。著書に『三時のわたし』『江戸・ザ・マニア』などがある。2009年に『私は猫ストーカー』が映画化。2021年、町田市民文学館にて『浅生ハルミン・ブックパラダイス』展が開かれた。

「2022年 『さだじいの戦争かるた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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