時間の砂 下

  • アカデミー出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900430136

感想・レビュー・書評

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  • シドニィ・シェルダンの作品に、明日があるならではまり、徐々に読み始めたのが、
    高校生から大学生のころ
    独特のわかりやすい展開が一気に人を作品の世界に巻き込む・・

    1970年代のスペインが舞台
    反政府に位置するバスク人と政府の激しい抗争
    バスク地下組織のETAのミロ、政府部隊GおEのアコーカ
    2人はいつ終わるともわからない抗争のなかにいる。

    そんな中、ひょんな展開から修道女とともにミロは逃亡をすることになる
    4人の修道女の過去が描かれつつ進むストーリー、あっという間に読み終えてしまう1冊

  • スペイン逃亡劇後半。
    翻訳本だからか、難しい単語や言い回しがないため、
    流れるように読める文章が心地良い。

    もう定番となってしまった、
    テロリストと修道女のロマンスだが、
    無垢な修道女の心に触れ、
    テロリストたちの心境に変化が... とかではなく、
    恋を通して、それぞれが本当に守りたいものに気付き、
    活動も尻窄まりしていく、というのがスペインらしい。
    舞台が違っていたら、前者の展開も見られたのでは。

    この物語はフィクションだけれど、
    史実に基づいた背景があるからこそ、
    地に足を付けて読み込める面白さがある。

    大団円の迎え方もとても素敵。

  • 4人の修道女たちの意外な過去。口封じのため彼女達を必死に追跡するスペイン官憲。米国の巨大企業経営者の重大な秘密をスペインに探す幹部社員。砂のように流れる時間の中で彼らは目的地にむかう。

  • '93.3同僚に借りて読了。
    上巻はおもしろかった。

  • 4人の尼僧がさまざまな過去を持ち、それを打ち消したいため修道院に入っていたが、その生活も一転してゲリラグループと逃げ続ける。

  • 【古】105円

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

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著者プロフィール

シドニィ・シェルダン(Sidney Sheldon)
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。

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