星の輝き(下)

  • アカデミー出版
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本棚登録 : 117
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900430457

感想・レビュー・書評

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  • 上巻でうまくいきすぎていたつけが回ってきたか、といった感想を持ちました。黒幕を除いて、大体予想していた通りの結末でしたが、まだ救いのある終わり方で楽しめました。

  • とうとう・・・二股かけたことが発覚。
    いったいララはどーなるんだ?

  • 上巻に感想記載

  • 星の瞬きはちまちまと生きる人間を見ての涙だという。

    今や不動産界の女王となったララ・キャメロン。

    しかし不動産開発は他人様のお金を引き出し使う"逆ピラミッド"で成り立つ事業。
    時代の流れと一瞬の判断の積み重なりが、彼女のピラミッドを少しずつ傾け始める一一。

    ページをめくる手が止まらない。シドニィ・シェルダンの放つ鮮やかな物語。

    ***
    そもそも不動産業界を舞台にした話を読んだのが初めてで、新鮮で面白かったです。
    あー不動産ってこういう風に成り立っているのかーと勉強にもなりました。
    何につけても大きなことを成し遂げた人は、その才覚と努力があってこそ。無闇やたらに叩くことはできないなと感じた物語でした。

  • 鉄の蝶と呼ばれるまでになる女性不動産王ルルの話。いつものサクセスストーリーで貧乏な娘が才覚と幸運であちこちにビルを建てるようになる。結婚はピアニストとまったく畑違い。いつものサクセスものといってもシェルダンのことなので金持ちになりました。では終わらない。どうひねるかがポイント。そのうち不景気になり世界最大の摩天楼の建設は頓挫する。その背景には以前の恋人の弁護士の邪魔があった。そして夫は強盗に襲われ肝心の右手を使えなくさせられる。これもその弁護士のせいと思う。しかし、犯人を挙げてみるとその男はルルが雇い主という。そういうオチなのかと思っていたらそれも違って実は腹心の部下であった。彼女のための犯行だった。金にビルに夫に腹心の部下とあっという間にいろんなものを失ってしまう。というのが今回のひねりでした。特に犯人が腹心の部下であるあたりはかなりの意外性がある。ただまぁ上下巻をつかってやるには少し物足りない結論ではある。結局また不動産の買い付けに乗り出すとこで終わって夫の仕事などどうもふんぎりがつかないことが多いエンディングでした。   

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 上巻に続き、読みやすかったけど展開が予想できてしまう。
    大どんでん返しを期待していたのだが、小どんでん返しだったな。

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著者プロフィール

シドニィ・シェルダン(Sidney Sheldon)
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。

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