- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900550131
感想・レビュー・書評
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210403*読了
1999年にこの本が出版されたということで、こんな考え方がこの時代に確立されていたことに、ほほーうと思いました。
目標を立てずに行くべき方向を決める、ワクワクすることは全部を同じエネルギーでやる(優先順位を決めない)、何かに迷っている時はぐずぐずしていい、など、自己啓発本でよく書かれていることと反対の論もあり、そういう考え方もありなのか、と励まされました。
自分がまさに今、ワクワクに従って行動して、物事がいい方向に向かっている最中なので、自分が今やっていることは間違っていないし、もっとワクワクを追及する気持ちになれました。
まずは自分のソースの車輪を作ってみて、ワクワクを全部やってみようと思います。
ちなみに自己肯定感の低い夫にも、ワクワクを見つける質問をしてみたところ、彼の人生にも気づきを与えることができた点もすごい。
この本の著者、マーク・マクマナスさんは本が出版される前にご病気で亡くなってしまったのだけれど、あなたの著作がこうして20年以上経っても、日本のある一人の人間の人生を好転させてくれていますよ、と伝えたい。
この本との出会いもClubhouse。本当にClubhouseさまさまです。感謝。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何だかよくわからん本だった
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最高の人生を送るには、自分のワクワクを追い求めれば良い。自分を含め多くの人間はしなければならないなどの追われて生活している。これでも収入はあり生きて行けるが、したい!しよう!という楽しいことや直感に感じた事を優先順位付けずに実行していけば、充実した生活が送れる。
まずは、ワクワクするリストを作り直ぐにでも実行に移したい。これが失敗したとしても後悔しない。学ぶことが多いはず。 -
自分がワクワクすることを行えばお金、人脈、健康などが後からついてくるという話で、自分もそのとおりだと思う。あとはどうやって実践するか。やはり自分次第か。
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”「やりたいことは、すべて、同時にやれ」
「ワクワクの周辺をうろつけ」
--- 旧ブログに書いた内容を転記(2004年02月09日) ---
サブタイトルは「あなたの人生の源はワクワクすることにある」。
この本は、sotaさんのblogでコメントをやりとりしていた際におすすめいただいた。僕にとってはすごくアタリで、(早くも)2004年に最も影響を及ぼした本になりそうな予感。あらためて素敵なリコメンドに感謝!
ジャンルとしては自己啓発本(成功本?)に分類される本だけど、もっと大きなモノ、普遍的なモノを感じさせてくれる内容である。
一番のポイントは、ワクワクすることを「すべて」「同時に」実践する、ってところ。
「ワクワク人生を生み出す4つの条件」より
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1.人生のあらゆる面において自分が持つワクワクの「すべて」を見つける。
2.発見したワクワクは、ひとつ残らず「すべて」、現在の生活に生かす。
3.自分がワクワクすることを自分自身や人のために無条件に使う。
人のために使うときは、なるべく人知れずこっそりと使う。
4.1から3までを実行しながら、バランスの取れた生活を目指す。
熱いワクワクを支える静かなワクワクを忘れない
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何か思いついても、ついつい「時間がないから…」とか「○○してから…」なんて考えて行動を躊躇しがちだけど、著者のマクマナスさんは「同じ量の情熱を傾けよ」と説く。ワクワクすることを自覚すれば(=ワクワクしないことをも自覚して情熱を注ぐのをやめれば)時間は見出せるはずだと。たしかに、その通り。
好奇心が旺盛でいろんなことにチャレンジしたくなるが、「どれも長続きしないなぁ」という僕のような人におすすめ!
■キーフレーズ
・本当の自分を見つけたいなら、自分のワクワク、子供のような好奇心を追いかけていけばよい
・自分の存在意義を見つけ、自分の中に隠れている情熱を再発見しましょう
・私たちにとっての最善の行為は、決断をぐずぐず先に延ばすことだ
・自分がやりたいことを全部やるのは可能だ。むしろ、やりたいことはすべてやるべきだ
・人間は私たちが考えているよりもはるかに複雑で多面的な存在なのです。
・自分が何を好きなのかを知っている場合、その好きなことをして、同時に好きなものを人に与える生き方をすれば、幸せになります。それが「ソース」の生き方です。
・同じ量の情熱を傾けよ
・「小さな一歩」の考え方にしたがうと、言い方ができなくなる
・目標を定める代わりに、方向だけを決める
・表面上の「感情」(emotion)と、心の底にある「直観」(feeling)の違い
・ワクワクのまわりをうろつく
・ワクワクを本質までさかのぼって考える
・生きた証を残す
・ゲイブのダーティーブルース
・組織に設立の趣旨があって、なぜ個人には誕生の目的(存在意義)がないのでしょうか
・「あなたの存在意義」と「ソースの車輪」
・ソースの車輪
真ん中に「存在意義」
周りに「自分」「家族」「友人・同僚」「学ぶこと」「社会との関わり・社会貢献」「社交」「レジャー」「体の健康」「心の健康」「財政」
・進む方向だけが大切なのであって、どこに到達するかは問題ではない” -
自分のうちの「ワクワクの源泉」を見つけてそれを追求しよう、という、一般の社会通念に反する(ように見える)生き方を勧める本。アメリカではこの「ソース」のプログラムを受講した人が二万人もいると書かれており(初版の1999年時点)、それなりに知名度のあるプログラムらしい。(恥ずかしながら知らなかった。)
他の自己啓発本でも「自分の好きなことをやれ。お金や仕事は後からついてくる」と書いてあるのを読んだことがあるが、この本はその主張を更に徹底している。(もしかしたらこの本の著者が第一人者で、ここから広まったのかもしれない。)
各節のタイトルだけを見て文字通りに受け取るととんでもないと思える主張もあるが、よく読むと(全面的に同意はできないとしても)確かに一理あると納得できる。 -
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
著:マイク・マクマナス
自分の内側のワクワクの源泉を再発見することで、「忘れかけていた、人生のワクワクを思い出す」
それは自分の人生を劇的に活性化し、内側から自発的で奇蹟的な力を呼び覚ます。
本書の構成は以下の6章から成る。
①あなたのワクワクに宿る奇跡の力
②誰もが信じているウソ
③ソースを実行するための、6つの方法論
④人生の方向性と仕事とお金
⑤ワクワク人生を生み出す4つの条件
⑥ソースの車輪
以前よりは自分の使命であったり、向かいたい、向かうべき方向を理解しながら生きているように思うも、その源はどこかぼんやりしていたり体系的には自分の胸に落とし込めていないことも事実だった。
自分を騙しながら突き進んでいるわけではないもののこれぞという本質的な何かがあれば、もっとスピードもやり甲斐も高まるだろうと思っていた。そしてそんな都合の良いものなんてないとも思っていたが、その都合の良いソレが見つかるヒントが本書には存在している。
もちろん読むだけで見つかるものではなく、スタディから洗い出しそして行動することで研ぎ澄ませていってはじめてその源泉のカケラがみつかると感じる。
今の自分の人生にやらされ感はない。
しかし自分を突き動かすものを掴みながら生きているとは言い難い。外ではなく内に潜むワクワクを見つけ出し溢れさせながら生きる自分を想像し、本書と向き合い続けていきたい。
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キーワードは「ワクワク」。自身の内側を知り、いかにしてワクワクに沿って行動するかが重要。
ソースの車輪を作成し、日々目にするだけでも人生が好転することは間違いない。
何度も読み返したくなる良書です。