情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
- ナナ・コーポレート・コミュニケーション (2008年3月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901491761
感想・レビュー・書評
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かなりはまってA6ノートを工夫して使うようになった
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”A6ノートにすべて書き込み、貼り付けるメソッド。その後、索引テキストファイルをつくっておくのがミソ。
→A5ノート+ミニノートの統合化に利用。これは使える
福西七重さんのナナ・コーポレート・コミュニケーション発行。” -
報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
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A6のノートでは、小さいような気がします。あまり売っていません。
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[private]情報にタグ付けの部分は参考になる。Evernoteで大部分は活用できるが、確かにデータが飛んだときの不安は残る。テキストファイルの軽快さは魅力なのでさっそく使っていこう![/private]
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9784901491761
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ノートという最も簡単なアナログツールを使った情報整理術
目次
<blockquote>1冊にまとめるほうが、結局うまくいく
●第1章 複雑なのは続かない、使えない
これだけのことが1冊でできる
1 冊だけでいいから「シンプル」
シンプルだから「続けられる」
低コストだから「いくらでもメモ」
文庫本サイズで「携帯できる」
一元化するから「必ずある」
探しやすいから「活用できる」
続けるうちに「データベースが作れる」
自分だけの「かけがえのないノート」に
●第2章 情報を一元化する技術
何でもここに書く
時系列を守る
日付ラベルは六桁で
略記は「ローマ字母音抜き」
「とりあえず貼る」効用
探書リスト
ペンは失くすのが前提
家の中でも使おう
A4書類の貼り付け方
膨張への対策
ページでポケットを作る
これだけは欲しい文房具
最小労力で「代替わり」
●第3章 予定と記録を一元化する「時間管理術」
スケジュールシートを自作する
自作シートのメリット
スケジュールも一元化を
「行動記録」から過去のデータがわかる
年中行事の記録がすぐ調べられる
日記も一元化する
不安も記録すればカウンセリングになる
● 第4章 ネタになる断片メモの「保存法」
IDとパスワードを管理
タグで一覧を呼び出す
資料の保存は「無分類+検索」
アルバムも要らなくなる
ハガキ・手紙の保存とスクラップ
読書ノートも一元化
ネタ帳にする
メモからネタまで育てる
断片情報をあとから引っぱり出す
ジョッタの活用
風呂の中でメモ
すばやく正確にメモするテクニック
●第5章 メモを宝に変える「アイデア術」
アイデアとは何だろう
インプットとアウトプットのあいだ
いい材料がなくてもいい
宝くじの当て方
レスポンス人間に
ゴミの中にはお宝が
紙ベースでじたばたする
発酵を経てこそのアイデア
●第 6章 分類せず一発検索する
情報をたぐり寄せる「ひも」
索引をデジタル化する
テキストファイルは軽量・軽快
テキストエディタを手に入れよう
索引ファイルの作り方
ヒットするタグとキーワードのコツ
検索してみよう
あとがき
</blockquote>
デジタルツールは必ずしも快適なツールではない。
だから著者は、もっともありふれたツールであるノートを使った情報整理ハウツーを展開している。
時系列の整理と、目次(インデックス)を使ったよくあるやり方である。
似たような事例はたくさんあるだろう。
ただ、昨今のビジネス書の特徴をよく備えていて、読みやすい。
デジタルの幻想に懐疑的な方にはいい本ではないだろうか。 -
メールやWebページ等のデジタル情報はEvernoteに記録しているんだけど、漠然とした考えをメモしたり、予定を立てたり、移動中とか立ったままメモするのには難しかった。
そこで昨年末、10年ぶりぐらいで物理媒体の手帳を使い出した。ほぼ日カズン。
アナログ記入できるし、付箋も貼れる。そしてなによりも、データ形式やアプリ操作をいちいち考えなくて済むアナログメモはすごく気持ちよく、アナログをすごく見なおした。
ただ、使っていて不満点も出た。
大きいとはいえ、1日1ページなので、書ける分量が決まってくるのだ。
なので、現在は、ほぼ日は、その日に行なったタスクと、処理時間、1日の感想に止め、最後にiPhoneで1日文を撮影して、Evernoteに取り込むようにしている。
雑多なメモはPosteverに突っ込んでいる。
この本が面白いのは、それを全て100円のA6キャンパスノートでやってしまおうとする事だ。
・ページがプレーンなので、書き込む情報に制約がない
・カレンダー等のフォームが必要であれば。PCで作成して貼る。
・ページがなくなれば、日付のFROM TOを表紙に書き、次のノートへ
A6はA4の1/2のサイズなので、A4の書類を折って貼れる。そしてポケットに入る。
そして、ここが重要だと思うのは、最終の情報の出力先をアナログにしておく事で、特定のアプリはサービスに縛られない。
(Evernoteが不安なのは、それが特定企業のサービスである事だ)
徐々に試して、もしかしたら、今の記録方法を切り替えるかも。
(デジタルの情報にはEvernoteは必須だけど、重要なものを出力して、貼っておくといい) -
2008年に売れた本書は2010年が終わろうとしている今、Evernoteの登場で過去のものになった感がある。
結局1冊のノートにまとめる際の最大の課題は「検索」。本書では「デジタル索引」を作成することでその課題を解決しようとしているが、Evernoteは検索→本文を探し当てるタイムラグを瞬時に埋めてくれるツールであることが再認識できた。
・何も覚えておかなくていい、情報に惑わされないというストレスのない日常生活を送ると、頭=メモリはその能力を最大限に発揮する
・愛用のノートが東急ハンズの文房具売り場にしか売ってなかったら予備がないときいらぬストレスを抱え込むはめになる
・忙しいときほど暇なときにやるべきことを思い出し、遊んでいるときほど仕事になるアイディアを考えつく
・いいアイディアは大量のゴミアイディアのなかから出てくる
・何事にも節操なく手を付ける
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LifeHack