- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901510134
感想・レビュー・書評
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平易な言葉を用いているようでも、内容は奥が深く、決して読みやすいわけではありません。
しかし、真に思考しながら書くということがどういうことかを見せてくれる本です。
著者が一言一言を大事にしながら言葉を紡ぎ出していることがよく分かります。
著者は割と若くして亡くなったようですが、晩年の頃の著作も読んでみたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これも分かりやすい。
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表題のとおり、当たり前のことかもしれませんが、普通は指摘されるまで気づきません。しかし、そのことに気づいたときに、著者の思索の深さに少し触れた気分になります。
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この本の第三章は秀逸です。
丁寧な言葉でひとつひとつ順番に歩みを進める文章に引き込まれました。
著者と一緒に思考できるように工夫した跡が読み取れます。
普段はもっと速く一気に進んでいたところをあえてスローモーションのようにしているので、とりあえずついて行ける読者も増えるのではないでしょうか。
あとがきにも笑いを封印したため苦労した旨が書かれていました。
池田さんの本は、多数読んだけれど、読むたびに驚きがあります。 -
哲学の世界をわかりやすく解説してくれる一冊。
倫理/理性/死/宇宙の果て/人を殺すこと などについて考えさせられます。
哲学とは考え続けることで、自分がいかに知らないかということを知ることだそうです。う~ん。たしかに終わりがないですね。 -
★★★★☆