ロスト・オフィサー

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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902835069

作品紹介・あらすじ

1944年8月5日未明、オーストラリアの田舎町・カウラで起こった近代世界史上最大の戦争捕虜脱走事件に隠された驚愕の真相とは?日、豪、米。膨大な関係者のその後を徹底的に追跡し、戦後60年経ても変わらぬ日本人の本質と恐るべき新事実を突き止めた傑作ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 「カウラ事件」関連その2。/この事件に関するドキュメンタリーの中でも異色にして出色。まるでミステリーを読んでるみたいだった。
    現代の日本人のメンタリティーに通じる話でもあり、この事件の根底に横たわる問題はまだまだ根深いと痛感させられる。
    ちなみに著者はその1で紹介したドラマの制作にも一部関わっているそうな。

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著者プロフィール

やまだ・まみ―作家・博士(人文科学)・インド工科大学客員助教授・公益財団法人日印協会理事・明治学院大学特命教授。
1960年、長野県生まれ。明治学院大学経済学部卒業後、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ大学大学院で海洋学、インドのデリー大学大学院でインド哲学を研究。2009年、高野山大学大学院修士課程修了、修士(密教学)。2014年、お茶の水女子大学大学院博士課程修了。博士論文のテーマは『カウラ事件の研究』。1990年よりインド文化関係評議会の招聘を受けインド神話を調査研究。1996年より2001年までニューデリー在住。1996年より毎年『ブリタニカ国際年鑑』のインドの内政・経済・外交記事を担当。2001年、日印芸術研究所(インド政府認可法人)言語センター長就任。著書に『ロスト・オフィサー』『死との対話』(ともにスパイス刊)、『夜明けの晩に(上・下)』『ブースケとパンダの英語でスパイ大作戦』(すべて幻冬舎刊)など多数。
ホームページ:yamadamami.com

「2016年 『運が99%戦略は1% インド人の超発想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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