みちこさん英語をやりなおす (am・is・areでつまずいたあなたへ)

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  • ミシマ社
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感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908502

感想・レビュー・書評

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  • みちこさん、頭で英語を考え過ぎてる。
    日本語で英語を考えて、文法や細かいことをやたら気にするのは、日本での英語学習の特徴だと思う。

    みちこさんが、英語を勉強してく中で、日本語を美しい言葉だと感じて、大好きだと思うところは良かった。

    例えば、英語なら"a"だけの表現も、
    日本語なら、一匹、一個、一膳、一本、など
    物によって呼び方が変わる事など。

  •  英語を学ぶための本というよりは、ことばにまつわる人々の物語だった。
     みちこさんの引っかかるところに全員が引っかかるわけじゃなくて、人それぞれに引っかかりがある。だからこそ、そこを超えることで身につくんだろうなぁ。
     英語を学ぶ、英語が分かる!なんてことは無いけれど、ことばについて考えさせられる本でした。面白かった。

  • このひっかかちゃう人に入ってるんだろうな・・私。

  • 学生時代、英語は好きだったので、家庭教師役の島田さんの視点で読んだ。
    勉強嫌いの年下の従妹に、分数を教えた時も同じ感じだったなあと思い出した。
    「なんでひっくり返すの?!」に答えられず、「いいから覚えて!」の一言だった。
    自分は特に疑問も覚えず、ひっくり返して計算していたから、理由を問われてもわからなかった。

    というわけで、「am・is・are」をさらっと飲み込んだ人も読むと良いです。
    いろいろと気付きがあると思います。

  • 2014/10/7 読了

  • 益田ミリの本、好きです。

  • わかることって、楽しいし嬉しい。

    英語の基礎の基礎部分の、今更聞けないナゼ?に答える本。
    そう。これと同じことを英会話の先生が教えてくれて、なるほどー!となり、英語へのハードルが下がったことを思い出した。

    ところどころ挟まれている引用文がとても素敵。
    引用元の本も読んでみたい。

  • 今までの益田ミリさんシリーズとは一風変わった作品となっています。

    英語ができないと思っている人の多くは、なんとなく分かったような気がして次に進み、実はよく分かっていなくて躓いてしまっている。

    「え?」という「ひっかかり」をおろそかにせずに、ガッツリ英語と向き合う、言語と向き合う1冊となっています。

    どっちかと言うと「言語学」っぽい雰囲気で、英語を日本語と比較しながら学んでいくスタイル。
    たとえば、「動詞って何?」とか「複数形って?」とか。笑

    でも、ほんとうに頭が良い人は、こういう質問にも上手に答えられる人だと思います。
    英語に限らず、どんな分野にも当てはめられる「考え方」を学ばせていただけたような印象です。

    印象に残った1文
    「簡単でしょ?」って教える側が言うのって、相手のためじゃなくて自己満足なのかもなぁ。」という家庭教師の先生の一言。

    これは人間関係において、「え、知らなかったの?」とか「当たり前じゃん?」っていう言葉も同じで、気をつけたいなぁと思わされました。

  • おもしろかった!大人になるといろいろな知恵がついて、へんなところにひっかかりを持つことがある。
    単純に暗記できるほど頭が単純じゃなくなったのですよ
    という大人の英語再入門にぴったりー
    感覚を覚える、というよりしみこませていく作業を大事にするみちこさんに共感。

  • 初歩の初歩でした。何故って聞きたい気持は分かるけど、言語のルールなんてそんなもんなんですよね。理詰めで作ってるもんじゃないので。

    しかし、未だにaとtheと無冠詞の使い分けはよう分からん・・・

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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