- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903919713
感想・レビュー・書評
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自分のブログは書評とは言えないと思いますし、感想文として少しでも楽しく書けていけるようになればと思うんですが、ブログって書いていて、いや~文章書くって難しいな~って思うんですよね。
先日、図書館に行った時、なんか参考というか勉強出来るような本はないかな~って思って、図書館内をウロウロしていたらこの本が目に付いたのです。
なんとなく、気になってパラパラとめくったら、これは面白そう!!
それに、通勤で読むには丁度いいんですよね~ひとつひとつが3ページ程度なので♪
本の中身のことを詳しく書いているのではなく、いろいろエピソードを交えたり、こう普段読まないような古書店で売っているような作品ばかり出て来ます
きっと、某大手古本チェーンではないような本ばかり!!でも、本当に中身はサラッと書いてるので、難しく考えず読めるのです。
こんなに素敵な文章は書けないけど、こんな風に、批判というものなく楽しい雰囲気ばかりのこういった書き方、なんか自分もこんな風にブログをかけたらな~なんて表つぃ舞いました。(頑張って最近は書こう!と思い以前とは少し書き方を意識してるのですが、全然上手くかけません・・・)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「彷書月刊」連載のブックレビューを一冊にまとめたもの。古本メインだけど、なかなかに幅広いジャンルを取り上げている。もう手に入らない本だからこその、その時代時代の面白さが凝縮されていて、今すぐ古本屋巡りをしたくなるほど!!特に、昭和の女性の暮らしものの本が興味深かったな、お化粧やおしゃれ…。そして、ガーリー魂を刺激してくれるOlive、OSAMU GOODSなどなど。自分のあまり興味のなかった分野でも、「へえ〜!」と新鮮な驚きがあったりして、幅広いながらもやっぱり近代さんだなと思えるチョイスで、楽しかった。
巻末、近代さんと浅生ハルミンさんとの対談も面白く読んだ。とにかく思ったのは、「本屋に足を運ぼうよ!」ということ。ネット書店を賢く利用するのもいいけれど。でも、「ほんとうに何も知らないところから、本を見て、どうやらこういう世界があるらしいと拡がっていくような…」(近代さん談)そんな出会いをもっとしたっていいんじゃないかなあ!!不景気で時間も金も惜しむような流れになってきてるけど、何だか勿体なくないかしら。私としてはあくまでも、暮らしに支障をきたさない範囲で、「知らない世界」を楽しみたいと思うよ。-
「「知らない世界」を楽しみたいと思うよ」
そうしたら、どんどん深みに嵌っちゃうヨ。
図書館と本屋さんを上手く利用して、生活も切り詰めないよう...「「知らない世界」を楽しみたいと思うよ」
そうしたら、どんどん深みに嵌っちゃうヨ。
図書館と本屋さんを上手く利用して、生活も切り詰めないように(自分自身に言ってたりして)。2012/07/10 -
そうそう、切り詰めないように(^_^;)と思いつつ、懐が痛むほど本をどっさり買ってみたいとも思ったりします。(書店員時代がそうでした。)そうそう、切り詰めないように(^_^;)と思いつつ、懐が痛むほど本をどっさり買ってみたいとも思ったりします。(書店員時代がそうでした。)2012/07/11
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「書店員時代がそうでした」
学生だった若い頃、気になっていた子が、書店でアルバイトしていたので、高価な本をバンバン買ったが、、、撃沈しました...「書店員時代がそうでした」
学生だった若い頃、気になっていた子が、書店でアルバイトしていたので、高価な本をバンバン買ったが、、、撃沈しました。
でも、割引はして貰ったので有り難かったです。2012/07/17
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連載『ハルミン&ナリコの読書クラブ』の、近代ナリコさんパートをまとめた本。
ブックガイドではあるものの、連載が20年近く前の本かつ古本がメインなので、定番の作家や知っている本がよぎりすらしないのが、かえって新鮮だった。また、雑誌や、ときには商品メーカーのPR誌も取り上げられる。不意に手に入るこういった本が、急に嬉しく感じるようになってしまった。
浅生ハルミンさんパートと比べると、芸術、生活、海外をテーマにした話が比較的多い印象だった。
作品のテーマや人物について、著者のエピソードを織り交ぜつつ、分析していく。「こんな本を読んで、こういうことを思った」というのが素直に記されているので、感想文として素直に読んだ。 -
本の本
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わたしのだいすきな
田辺聖子さんのスヌー物語が
紹介されていてうれしかった♥
スヌー物語はお聖さんの小説でも
あんまり広く知れ渡っていないみたいで
これを話題にする近代ナリコって素敵やん!
わたしの日常もスヌー物語りとどっこいどっこい
シンパシーを感じずにはいられない♪ -
池田貞子の『キ型の心臓』ってのが面白そうだ。探してみよう。メモメモ...
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新刊本の書評ではなく、古書中心の書評とそれに付属する諸々のテクスト。取り上げられている本は、明治、大正の本から昭和40年代の本が中心。この著者お得意の女の子直撃の文章、感想が優しくて心地よい。昭和5年に発行された『キ型の心臓』という、22歳で亡くなった女の子の短歌集なんて、絶対この本を読まなければ存在すら知らなかったであろう。こんな短歌が掲載されている。「心臓のストライキ!それからこの身体 粉砕したらさっぱりしよう」村上春樹がゼルダ・フィッツジェラルドについて書いた評伝があるそうなので後で調べてみよう。