YES IT'S ME (マーブルコミックス)

著者 : ヤマシタ・トモコ

• ソフトライン 東京漫画社 (2009年9月17日発売)

感想・レビュー・書評

[アンテナサイダーさんの感想 · 2010年5月10日]

・目蓋の裏にて恋は躍りき

これはヤマシタさんには珍しく…背の高い方が攻め?なんでしょうか…
リアルな美大生像が描かれていて、ヤマシタさんの体験が活きてるのかなあと思ってみたり
眩しい馬原くん、好きです


・彼女は行方不明

嫉妬の話
男の子が報われなくてあんまり好きじゃないです
しかしヤマシタさんの描く女の子はみんな強い!素敵!


・minun musiikki

むしいっき?虫一揆ってなんだろうと本気で考えた史学科生が通りますよっと
そら日本語じゃねーわな
この人はほんと幅広い…職業の幅が
BLマンガは職業マンガだと言われるけれども、言い得て妙なり


・YES IT'S ME/YES IT'S YOU

これらの話は好きだ!ほんっとうに!
表題作です
まず、表紙に目を奪われた!二人ともかっけえ!表紙買いをしたのは『くいもの処明楽』以来だ(他のは作者買いに分類)!やっぱりヤマシタさんはマーブルコミックスですよ!!
幼馴染み…いい…!
ヤマシタさんの作品には、「お前、俺のこと好きだろ」パターンが多いですが(しかもかなり確定的な)、このお話を呼んで、なぜ自分がそのセリフに萌えていたのか分かった気がします
なるほど、怖いから予防線を張るんですね
ギャグ要素もいっぱい
一番笑ったのは、「ダヴ!」のとこ
キノコ(攻)かっこいい
好きです
ペーパーもオマケマンガも良し
お風呂入ってる二人が可愛いです
ナルシストは嫌いなんですが、トーマス(ナルシスト・受)は面白すぎる
名言↓
「ちくしょーおれを振り返って見られるなんてうらやましすぎるだろおれもおれとすれ違って振り返ってガン見したいよなぜおれはおれの他人に生まれなかったんだあ」
このコミックスはこのお話だけのために買っても損ではないです


・Loathe!

カバー裏のあとがきにも書かれてますが、ほんとしょっぱなから受け攻めの分かりやすいお話で
クツヒモ結ばせるの、えろいです


・夢は夜ひらく

女になりたかった男と、男顔の女が、女になった男を化粧する話
あれ?うん、間違ってない間違ってない…
少し重いです



とりあえずキノコかっこいい!!
喋り方がヤマシタ節全開で好きだ!!
性格も好きだ!!
一番好きなのは髪型(キノコヘッド)だ!!

[kyo01さんの感想 · 2010年4月18日]

やはりこの作家さんがすきなんだと分かった。

表題作と美大のやつがすき。

[smallstarlilyさんの感想 · 2010年4月1日]

ヤマシタさんらしい作品。夢は夜ひらくというジェンダーの話がよかった。

[妹尾さんの感想 · 2010年3月25日]

キノコのキノコがキノってる。

ヤマシタさんのコメディタッチすき。

[BL用さんの感想 · 2010年3月17日]

短編集。
基本どっちかゲイどっちかノンケ。
表題作はナルシスト受け/幼馴染。

[Ayaさんの感想 · 2010年3月12日]

同作者で「ジュテーム～」と並ぶくらい好きな作品。
面白すぎる。

[おちゃさんの感想 · 2010年2月24日]

ダヴ！

[smctkさんの感想 · 2010年2月24日]

ヤマシタトモコ信者なので、普通に面白い。漫画を読んでいるのと同時にファッション雑誌を読んでいるような感覚になれます。ホモ目当てというより、話の雰囲気目当てで読んでる作品かな。

[sachiwarさんの感想 · 2010年2月4日]

いやもうなんていうか！
ヤマシタさんはすっごい好きだけど、最近量産ってか
しっかりがっつりしたのがなかった気がしてました。
が、これにはがっつり心持ってかれました。
ビバキノコ。ビバナルシスト。

こういうちょっと明るめのギャグテイストが
ヤマシタさんはいいんじゃないかな……。
いやでもご本人の萌えは結構ハード（？）だった気が。

とにかくオススメ。

[吉原さんの感想 · 2010年2月3日]

作者らしさが良く出た短編集。どれもいい！明るかったり切なかったり、キャラクターが生き生きしている。お気に入りです。

著者プロフィール

1981年5月9日生まれ。 2005年のデビュー後、すぐに「ねこぜの夜明け前」で講談社「アフタヌーン」主催の四季賞、夏・四季賞を受賞。 19年には「違国日記」がマンガ大賞4位に入賞する。主な作品に『BUTTER !!! 』『ひばりの朝』『さんかく窓の外側は夜』（本書原作コミック）『花井沢町公民館便り』などがあり、幅広い層の支持を得ている。

「2020年 『さんかく窓の外側は夜　　映画版ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」