落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本 改訂新版: 初心者のための入門書の入門

著者 :
  • マトマ商事
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904934012

感想・レビュー・書評

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  • マクロ経済学は、ミクロ経済学に比べて個人的には分かりづらいと思う。

    そんな中で、講義調(ストーリー調?)の説明で、マクロ経済の基本を学ぶには良い本だと思う。数式も、必要最小限にしているような気がした。ただ、数式がたくさん出てくる方が理解しやすい理系の人ならば違う本がよいかもしれない。

    改訂版は、初版に比べて厚くなっているらしいので、大幅に改訂したのだと思う。

  • アナリストの勉強がてら読んだけど、すんなり入ってくると思います。題目通り、入門書のための入門書って感じでした。
    実際に試験受けるときには、式とか覚えた方が早いですが・・・。

  • ミクロよりはわかりやすかったという印象。
    具体例を使っていてイメージしやすかったです。
    不満は、数式の使い方が中途半端でわかりにくい。
    この手の本には、思いきって数式を使わないという選択を期待しているのですが。
    あと、誤植が多いです。


    第1章 基礎概念の把握
    第2章 国民所得の決定
    第3章 投資需要の決定
    第4章 貨幣の供給
    第5章 IS―LM分析
    第6章 雇用の決定
    第7章 国際マクロ経済学

  • 数学チック。題名とは裏腹に難易度高めに感じたが、経済学を理解するのが目的ではなくこれをベースに日常の経済に興味を持つことが目的なので良しとしよう。
    本の内容とは全く関係ないけど読みながら、Meganの彼を思い出した。日銀で働くってやっぱすごいな。あんぐりする程のガリ勉っぷりにこちらガールズは時に悲しくぶーぶー言ってたけど相当頭いいんだろぅな、ジョージ。今どうしてるんだろか。

  • 非常に分かりやすかった!
    今まで意味の分からなかったIS-LMやAD-AS分析を中心に様々な理論を文脈に落とし込んで説明してくれた。
    文句なく☆5。

  • 暗記するくらい読み漁りたい。

  • 「経済」などとは縁もゆかりもない文学部の人間でも、
    すらーっと読めて、なんとなく分かった気にさせてくれる素敵な一冊。

    すすめてくれた経済学部のMちゃんに感謝。

  • たしかにこの本は分かりやすい。抽象と具体をおりまぜて紹介することは、理解することの一助となる。
    ただし問題はついてないので、他の教科書で問題を解く必要はあるように思う。

    内容についてだが、個人的にはケインズの経済理論より古典派の経済分析のほうが正しいと思った。ケインズは、家計や企業が貨幣を持つ目的は、「投機的目的」と「取引的動機」とがあるとし、利子率の上下で債権に投資するか、貨幣のまま持っているかと決まると言うが、実際に利子率が上がっても債権に投資する人がいるだろうか、と考えてしまった。この場合、古典派のMV=PT(貨幣量がM、流通速度がV、物価がP、取引量がT)のフィッシャーの交換方程式のほうが説得力を持つように思う。古典派の場合の貨幣は、取引をするためだけに存在すると考える。

    とはいえ、この本は学術的な本を読むための入門となることは確かで、イメージしやすい。おすすめである。

  • ミクロに続いて読了。診断士経済学の息抜き&軽い復習に・・・。

  • 経済学はまったくの門外漢だけど
    詰まることなくさっと読めた。

    しっかりした経済学を学ぶ前の入門として、
    経済学に関心のある中高生にも薦められる一冊。


    <目次>
    第1章 基礎概念の把握
    第2章 国民所得の決定
    第3章 投資需要の決定
    第4章 貨幣の供給
    第5章 IS‐LM分析
    第6章 雇用の決定
    第7章 国際マクロ経済学

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著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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