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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905158394
作品紹介・あらすじ
今なお語り継がれるヒップホップの歴史的名盤
『Illmatic』は どのように生まれたのか?
1994年、20歳の青年がリリースした1枚のアルバムが、ヒップホップ・シーンに革命を巻き起こした──。時代を超越した名盤、NAS『Illmatic』制作の秘密に迫り、アルバムを深く理解する手助けとなる書。
NASは自分が育ったクイーンズブリッジ団地を「黒いネズミが大量に閉じ込められている迷路のような建物」(〈N.Y. State of Mind〉より)と形容し、日々の生活を「いつ死んでもおかしくない状況」(〈Represent〉より)と諦観しているが、そんな一切の希望が見出せないような閉塞した環境に身を置きながらも、そこが社会から隔離された孤島などではなく「世界」と地続きになっていることを、音楽を通じてリアルに実感できていたのだろう。
(監修者・高橋芳朗/解説より抜粋)
感想・レビュー・書評
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この本を読んでから、イルマティックのアルバムの聴こえ方がまるで変わった。彼のラップが、その背後に漂う、現地の雰囲気を巧みに表現した音に乗せて、一つの作品として素晴らしいモノであると気付かされる。NAS好きは必読すべきと言っても過言ではない。
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イルマティックのアルバム解説
高橋芳朗氏のラストのまとめが秀逸
「俺もあんなふうに空を飛んでみたい」
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