- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905447191
感想・レビュー・書評
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著者のスマートサイジング歩みは、①生活の無駄を削ぎ、②タイニーハウスに住んで、③コミュニティへの貢献に生きがいを見出す。
①と②はその苦労が分かるというか決断を祝福したいと思うが、③はボランティア文化のある国ならではだなと思いました。
しかし①②③とも、単身ではなくパートナーと共に、話し合いけんかもしながら、夫婦単位で歩んだところがスゴイ。
ダウンサイジングとスマートサイジングと違いは、「減らす」のがダウンサイジングなのに対して「必要なものだけ残す」のがスマートサイジングだそうだ。
スマートサウジングへの道は、世間の基準でなく自分の基準を採用する道。著者の不安や躊躇の軌跡を読むと、個人主義だと聞いていたアメリカ人だって、世間の基準に縛られている部分がけっこうあるんだなと思います。
断捨離流行りの日本の方が、スマートサイジングの道が易しいかもしれないですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シンプルライフの良さを延々と語る本。
理屈よりも、本人が成功した体験を語ってるから、シンプル主義者には気持ち良く聞こえるけど、そうで無い人には白白しく聞こえるかも。自分はどちらかという前者だから、気持ちよかった。
終盤のコミュニティがどうのっていう話と、シンプルライフ(スマートサイジング)との関係性はピンとこなかった。やっぱり単に著者本人の成功体験を振り返っただけな感じした。 -
やっぱり、モノはいらない。
家が広くなっても、利用するスペースはさほど変わらないのに、モノは増えて行く。
そういった現状を変えるための良いきっかけになると思います。
まずは、必要なものを100個まで減らす努力を。
そして、自分がモノではなく何を求めているのかを。
なぜ、借金等々の課題に対して、ダウンサイジングという結論を
もう少し描写して欲しかったので、−1点。