スマートサイジング

  • 駒草出版
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本棚登録 : 222
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905447191

感想・レビュー・書評

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  • 著者のスマートサイジング歩みは、①生活の無駄を削ぎ、②タイニーハウスに住んで、③コミュニティへの貢献に生きがいを見出す。
    ①と②はその苦労が分かるというか決断を祝福したいと思うが、③はボランティア文化のある国ならではだなと思いました。
    しかし①②③とも、単身ではなくパートナーと共に、話し合いけんかもしながら、夫婦単位で歩んだところがスゴイ。
    ダウンサイジングとスマートサイジングと違いは、「減らす」のがダウンサイジングなのに対して「必要なものだけ残す」のがスマートサイジングだそうだ。
    スマートサウジングへの道は、世間の基準でなく自分の基準を採用する道。著者の不安や躊躇の軌跡を読むと、個人主義だと聞いていたアメリカ人だって、世間の基準に縛られている部分がけっこうあるんだなと思います。
    断捨離流行りの日本の方が、スマートサイジングの道が易しいかもしれないですね。

  • シンプルライフの良さを延々と語る本。
    理屈よりも、本人が成功した体験を語ってるから、シンプル主義者には気持ち良く聞こえるけど、そうで無い人には白白しく聞こえるかも。自分はどちらかという前者だから、気持ちよかった。
    終盤のコミュニティがどうのっていう話と、シンプルライフ(スマートサイジング)との関係性はピンとこなかった。やっぱり単に著者本人の成功体験を振り返っただけな感じした。

  • やっぱり、モノはいらない。

    家が広くなっても、利用するスペースはさほど変わらないのに、モノは増えて行く。

    そういった現状を変えるための良いきっかけになると思います。

    まずは、必要なものを100個まで減らす努力を。
    そして、自分がモノではなく何を求めているのかを。

    なぜ、借金等々の課題に対して、ダウンサイジングという結論を
    もう少し描写して欲しかったので、−1点。

著者プロフィール

ライター。2007年終わりからブログを開設し、自身のシンプルライフや体験談を公開している。その取り組みは、これまで『ニューヨーク・タイムズ』『USAトゥデイ』などの新聞、『トゥデイ』やCNN、MSNBCなどのテレビ番組をはじめ、さまざまなメディアで特集されている。趣味は写真、ボランティア、家族や友人とのんびり過ごすこと。
本書執筆当時のオレゴン州ポートランドから母の暮らす故郷、カリフォルニア州レッド・ブラフに引っ越し、家族とのつながりを大切にしながら、わずか6畳ほどの「タイニーハウス」で夫と2匹のネコと一緒に暮らしている。

「2013年 『スマートサイジング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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