セブンイレブンの罠

著者 :
  • 金曜日
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906605620

感想・レビュー・書評

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  • セブンイレブンでいい気分になれない一冊。

    搾取の実態。

    おにぎり100円セールの陰にどれだけの苦渋が隠されているか。。。

  • 東2法経図・6F開架 673A/W46s//K

  • 最初の一章を読めば内容としては繰り返しでそれ以上はない。セブンイレブンのオーナーは大変なのだな…

  • 変に修飾し過ぎていて、論点がボケている。惜しい。

  • なにこの電波本。もうちょっと脚色なしに書けばいいのに、憶測や邪推が多く問題点がボヤけてしまう。金曜日から出てるからだろうか、ある種の典型的な雰囲気がある。

  • 暗い題名で目次見ただけでおなかいっぱい

  • ビジネスホラーです。でも便利だからセブンイレブン行っちゃうなあ。

  • 30年間に渡り増収増益を続けてきたセブンイレブンの裏側を明らかにする暴露本。

    長年成長を続けるコンビニ業界。 そのトップを走るセブンイレブンは優良企業として注目を浴びている。 期限切れ間近の弁当を安売りさせず店舗のロスにさせていたロスチャージ事件は記憶に新しいが、本書を読むと水面に現れたこの事件の遥か下には、セブンイレブン本店によって苦しめられてきた加盟店が死屍累々と横たわっているのが分かる。

    ゴシップ誌にはこの類の大企業バッシングなる記事が乱立し、裏付けの無い勝手な解釈で企業を糾弾している。 当初、本書の出版元が「金曜日」であったため、本書もその類のゴシップ本かと思った。(実際、同じ「金曜日」出版で著作も金曜日編集者が書いている「セブンイレブンの正体」があるが、こちらは怪しかったので買わなかった) しかし、著者の経歴を調べてみるとそれなりにきちんとした記事を書いてきた人らしいのでそれを信じて呼んでみることにした。

    正直、知らなかったのがショックであった。 鈴木敏文氏の本を何冊か読んだことがあり、同氏の小売経営に対する考え方は非常に感銘を受けた。 しかし、本書で鈴木氏に対する考え方が180度変わってしまった。 自分が勤めていた大手電気会社の会長とオーバーラップした。 素晴らしい人だと思い込んでいたが、その人の実情が分かると妄信していた自分に怒りを覚える・・・・そんな感覚であろうか。 仮に本書に書いてあることが誇張であったとしても、疑念を感じさせる事実がある。 それは、決算書を見て営業利益が30%というものだ。 確かに小売業として営業利益が30%あるのは明らかにおかしい。 そう考えると、本書で述べられている通り、利益の源泉が加盟店からの搾取で成り立っているということはまんざら嘘ではないのであろう。

    法律で規制されない限り、合法的な方法なのだろうが、会社の構造として見直されるべきところは見直されるべきだと思う。 ただ、昨今、コンビニの統廃合が進んでいるが、それがセブンイレブン方式を取り入れなかった結果であるのであれば、コンビニ業界自体、儲からない商売だろうと推察される。

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