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著者 :
  • スペースシャワーネットワーク
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906700776

感想・レビュー・書評

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  • やりたいことをやって、それをお金に換える手段を考えていくしかない

  • インターネットが普及した95年頃からの音楽業界の様子や流れを説明し、現代の音楽の分野はどういう道筋を経て今のようになったか、そして今どうのようにあっているかが書いてあります。「今」というのは、2013年1月までですが。300人確保しないとクリエイターとしてはやっていけない、と目標値を明確にあげています。そして、そのくらい確保できないようじゃ、プロしてはまず無理だと断言しています。厳しい世界です。そして、そういう形を作るのには今ってそんなに時間はないんだぞということでした。

  • 201303/過去記事や対談を集めてるので、やや古さは否めないけどわかりやすいし、音楽好きにもおすすめ。webとの付き合い方がうまい(ツールとして使いこなしてる)若い子はこの辺のことを感覚で理解してると思うので、むしろ中年で「あー、はいはい、津田大介ね」って著作を読みもせずわかった気でいる層にこそ読んで欲しい。

  • 前半、これまでの音楽(日本の業界)とインターネットとの関係を総括してて、何というか既得権を死守しようという方々にウンザリしたよ。

  • Spotifyの日本でのサービス開始が待ち遠しいが、本書前半で書かれていた日本の音楽市場、業界の構造からするに、中々、難しいのかな。音楽業界が消費者を無視し続けてきた痛手は計り知れない。当時、中学か高校で、一番音楽を欲していた時期に、CCCDが出できたのを思い出した。MDに録音できないCDに苛立ちを覚えたのは忘れもしない。

  • プロを目指しているミュージシャンにとって示唆に富む内容。
    ここ20年の日本の「音楽業界とメディア」の変遷が分かりやすく解説されている。
    その上で、七尾旅人などのミュージシャンの成功例に倣い、ミュージシャン(クリエイター)自身が戦略的にウェブメディアで発信していくことによって、ファンという固定客から直接“安定収入”を獲得せよと説く。
    ウェブメディアを駆使して活躍中(ミュージシャンではないが)の著者の主張には説得力がある。想像以上に面白かった。

  •  津田新刊は主に音楽業界を分析したもの。ここ最近の数冊に見られる政治志向からは離れて、過去の連載記事を集めたような内容ですが、音楽業界の栄枯盛衰を論じられるとやっぱ興味深く読んでしまいます。
     これからの音楽とメディアへの新しいヒントとなり得るか、とか思いつつも、自分はやはりアナログ盤かせめてCDを所有したい気持ちを捨てられない。

  • ネットの変遷が書かれている。事例で坂本龍一さんのことが多いのは、早い時期からネットから発信が多かった。2013年3月には幾つのUSTが予定されている。

  • Kindleで読了。津田さんが音楽業界に失望するまでの流れ、みたいな本。連載記事の再録なので古いネタも多いけど、津田さんの音楽本はこれが最後になるのかな…。

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著者プロフィール

1973年、東京都生まれ。ジャーナリスト、メディア・アクティビスト、「ポリタス」編集長/「ポリタスTV」キャスター。著書に『情報戦争を生き抜く』『ウェブで政治を動かす! 』(ともに朝日新聞出版)など。

「2023年 『宗教右派とフェミニズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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