道徳の時間/園児の血

著者 :
  • キノブックス
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本棚登録 : 105
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908059414

感想・レビュー・書評

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  • かんちょーブームは確かに自分の子ども時代にもあったはずで、
    これに似たようなことはきっと、自分のすぐ近くにもあったはずだ。程度は違えど。
    あのころのことを丁寧に描写して言語化したら、こんな小説になっていたのだろうか。それを四十路手前でやってのけてしまう前田司郎ってすげえと、単純に思った。

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著者プロフィール

1977年生まれ。劇作家、演出家、俳優、小説家。和光大学人文学部文学科在学中に劇団「五反田団」を旗揚げ。2005年『愛でもない青春でもない旅立たない』(講談社)で小説家デビュー。同作が野間文芸新人賞候補となる。2006年、『恋愛の解体と北区の滅亡』(講談社)が野間文芸新人賞、三島由紀夫賞候補、2007年、『グレート生活アドベンチャー』(新潮社)が芥川賞候補に。2008年には、戯曲「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞受賞。同年、『誰かが手を、握っているような気がしてならない』(講談社)で三島由紀夫賞候補。『夏の水の半魚人』(扶桑社)で第22回三島賞。その他の著書に、『逆に14歳』(新潮社)などがある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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