入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました

著者 :
  • キノブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908059643

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  • 様々な悩みに答えていて、知りたいことが書いてある。仕事に悩んだとき、たまに読み返す本。

  • 入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました
    著:大杉潤

    著者は、本を読むのが大好きで、入社1年目から年間約300冊のビジネス書を35年間読み続け、累計10000冊以上を読破してきた。したがって本書は、1冊あたり約1500円のビジネス書が10000冊分なので「1500万円の価値がある本」と言っても過言ではない。

    この本で紹介している「珠玉のフレーズ」に出会い、読者はこの本を1冊読むだけで、そこの「いいとこ取り」が出来、直接紹介されている本を読まなくても、そのエッセンスを知り、理解することが期待できる。

    構成は以下の7章から成る。
    ①仕事の基礎に関する悩み
    ②人間関係に関する悩み
    ③時間術とワークライフバランスに関する悩み
    ④心身の健康管理に関する悩み
    ⑤キャリアに関する悩み
    ⑥願望実現に関する悩み
    ⑦その他の悩み

    確かに、本書で紹介されている書は、王道な基本書やその当時流行った書をバランスよく、興味が出やすいように紹介されている。こじつけでその本を持ってきたのではなく、それぞれの悩みに対して最適の一冊を紹介している点はさすがに10000冊読んできた、知識の宝庫から巧みに紹介されており、さすがである。

    珠玉のフレーズに触れることで、イメージがつかめるのはとても良いことであるも文章の背後にあるものや行間に隠れる本質等迄に触れるにはやはり原書を読むこむ必要がある。

    ターゲットは書名の通り入社3年目とあり、それ以上の知識を求めるのであればやはり原書にあたるしかない。そのとっかかりとなる機会を得るだけでも本書は読む人に有意義な時間を与えてくれている。

  • 年間300冊のビジネス書を35年間読み続けた著者が、よくある悩みに対する解決法をまとめたもの。様々な内容の「ビジネス書」がまとめられていて、読み応えがあった。ここから、さらに深めたいものについては、引用書籍にあたるのが良さそうだ。

著者プロフィール

大杉 潤 (おおすぎ じゅん)1958年東京都生まれ。フリーの研修講師、経営コンサルタント、ビジネス書作家。早稲田大学政治経済学部を卒業、日本興業銀行に22年間勤務したのち東京都に転職して新銀行東京の創業メンバーに。人材関連会社、グローバル製造業の人事・経営企画の責任者を経て、2015年に独立起業。新入社員時代から39年間ビジネス書を読み続け累計1万冊以上を読破。それらの書評をブログに公開している。静岡放送SBSラジオ『IPPO』に毎月出演のほか、NHK『あしたも晴れ!人生レシピ』、テレビ朝日『スーパーJチャンネル』に出演。妻が社長の合同会社ノマド&ブランディング・チーフコンサルタント、株式会社HRインスティテュート・アライアンスパートナー、リ・カレント株式会社・プロフェッショナルパートナー、株式会社カインドウェア顧問。著書に『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』(キノブックス)、『定年起業を始めるならこの1冊!定年ひとり起業』・『定年後のお金の不安を解消するならこの1冊! 定年ひとり起業マネー編』(ともに自由国民社)など合計8冊がある。

「2023年 『定年前後の生き方の悩みを解消するならこの1冊! 定年ひとり起業 生き方編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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