おばあちゃんとわたし

著者 :
  • 方丈社
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本棚登録 : 23
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908925269

作品紹介・あらすじ

あの頃のおばあちゃんに、もう一度会いたい。
超古風な個性派おばあちゃんの、ほのぼのしみじみコミックエッセイ。

お正月のおもちづくり、七輪でこんがり焼いたトウモロコシ、冬至のゆず湯、手作りしてくれたリカちゃん人形の着物…
ゆるやかな日々の暮らし、しわの刻まれたおばあちゃんの温かい手。
誰の中にもある懐かしい記憶をひもとく、ほのぼのコミックエッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • 身体も心も疲れ気味のわたし、ほのぼのと読めた。

  • おばあちゃんが煮てくれたつくしの煮物。
    おばあちゃんが買ってきてくれた黒糖ういろ。
    おばあちゃんの畑でとれたまくわ。
    おばあちゃんが育てたかんぴょうが干してある風景。
    おばあちゃんが七輪で焼いてくれたトウモロコシのカリッポリッとした食感。しいたけのパリッとした舌触り。
    素朴で暖かい作者のおばあちゃんの記憶は今の時代には手に入れたくても手に入れられない貴重な宝だと思います。
    私の祖母は父方も母方も早くに亡くなっていて特に思い出はないのですが、松鳥むうさんのおばあちゃんの思い出を読んでいて、なぜだかとても懐かしい気持ちになりました。幸せの記憶って、それを聞いたり読んだ人までも幸せにしてしまうんでしょうね。とっても素敵なおばあちゃんです。

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著者プロフィール

イラストエッセイスト。滋賀県出身。
離島、ゲストハウス、粕汁、郷土ごはん、滋賀を中心とした民俗行事を巡る旅がライフワーク。その土地の日常の暮らしにちょこっとおじゃまさせてもらう旅が好き。
物心がついたときから粕汁と焼き板粕が一番好きな食べ物。No KASUJIRU NO LIFE!
『島旅ひとりっぷ』(小学館)『おばあちゃんとわたし』(方丈社)、『あちこち島ごはん』(芳文社)、『日本てくてくゲストハウスめぐり』(ダイヤモンド社)、『むう風土記』(A&F)、『トカラ列島秘境さんぽ』(西日本出版社)他著書多数。

「2023年 『粕汁の本 はじめました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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