- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909125149
作品紹介・あらすじ
14もの言語に訳され、世界が絶賛するメキシコ生まれの美しい絵本。
真っ黒な紙に、銀色の文字と光沢のある透明なインクのレリーフによるイラストと、
ふくらみのある文字によって書かれた文章が印刷されています。
そこに広がっているのは、目の見えないトマスが感じている“色”の世界。
視覚障碍者と言われる人々にとっての色とはどんなものなのか、
どんな感覚として伝わっているか、どんな風に認識されているか。
印刷された透明インクのふくらみをさわる体験が、想像力をひろげていく。
世界が絶賛する新感覚絵本です。
※日本語版特典:文章を点字にした点字シート(JIS規格)付き!
ボローニャ国際児童図書展 ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)2007
ニューヨークタイムズ・ベスト・イラスト賞 2008
感想・レビュー・書評
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色を使わない、線と凹凸だけでの表現が凄くいい。それに色がない分、読み手から色が引き出されるのだと思う。
点字の日本語対応表があったので試してみた。指先だけで点の配置を把握するのはとても難しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
構成作家の古川耕さんが紹介されていたのに興味を持って手にしました。
聴覚や嗅覚、触覚や味覚などの感覚で色を感じる絵本。
絵はUVインキを立体的に盛り上げて印刷をしているということで、手で触れて感じることができます。
すべての子ども、そして大人にも手に取ってほしい美しい絵本です。
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以前、盲の人が「黄色は太陽の色、人を元気にするんでしよ?」と言って黄色い服を着ていたな。
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文字以外はすべて黒色。
絵も盛り上がった黒の線で描かれている。
目の見えない子が、「黄色は辛子の色。ヒヨコの羽みたいにフワフワの色」「赤はイチゴみたいに酸っぱくて、スイカみたいに甘い」と説明を聞きながら空想を広げる。
イラストの線は黒だけど、部屋の光を受けて浮かび上がっている。
これを手で触って鑑賞してるんだなあと。
もう少し盛りあがっていたほうが、手に感じやすいかも。
巻末に日本語の点字シートがついてて、こちらは指先に強く感じた。
製本、大変だったろうなあと思います。
普段、手で鑑賞している人にはもっと鮮やかに見ているんだろうなあ。 -
第87回アワヒニビブリオバトル「【3日目】おうち時間DEビブリオバトル」2時間目 芸術で紹介された本です。
オンライン開催。
2022.05.05 -
初めて読んだ点字の絵本。
〇点字のきまり〇
「は」➡「わ」
「へ」➡「え」
「う」で伸ばす音➡「ー」
読みやすくするために、ことばのまとまりごとに区切って書く。
「わたしはがっこうへいきます。」
➡「わたしわ がっこーえ いきます。」 -
【読み語り4分 小3〜】オールシーズン 黒い絵本 エンボス・点字 たいへん美しい
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点字の絵本。さわってみたけれど、なんの絵か全然わからない。原題直訳「色の中の黒の本」。
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紙の匂いが強くて良い
コレスポンダンス
ボードレール的