ゆきだるまのさがしもの

著者 : ゲルダ・マリーシャイドル いずみちほこ

• らんか社 (1988年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[akiuwaさんの感想 · 2017年1月16日]

[江戸川区図書館]

花を捜し歩く雪だるま。みんなに「かわいそうに。雪で出来ているんだから花にはあえないよ」と言われても、なぜそういわれるのか分からず捜し歩く。

てっきり会えなくて悲しいオチかな、とか、会えたけど溶けてしまって嬉しいような悲しいような気分で終わるのかな、とか、静かな表紙からやや悲しい結末を連想しまくっていた。

けれど、実際に読んでみると、「良かった」と素直に言える内容だったので、良かった！

あ、、、でもやっぱり記憶の花と一緒にいるだけで、「一人」で外に立っているのは寂しい気もするけどなー。

[ぷぅさんの感想 · 2005年7月4日]

　知人から譲っていただいた本。
　雪だるまが探していたものを見つけたとき、悲しいことが…。子どもは命の大切さを知ることになると思います。真夏に読んでも心が洗われるような本。（'03/春　購入）