鴨川ホルモ-

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  • 産業編集センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784916199829

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり万城目ワールド!
    好き嫌いはハッキリと分かれるかもしれないけど
    私は万城目さんの作品と出会えて、好きで本当に良かったと思う


    ー 色即是空、空即是色 ー

    何事にも捉われない心
    この言葉がすごく美しくて、高村の性格とは程遠いけどそんな高村が良い奴だなと感じた


    そして、私は楠木ふみになりたい!

  • 資料ID:98080854
    請求記号:913.6||M
    配置場所:工枚普通図書

    「主人公は大学生特集」に選書された図書です。

  • 2015/7/23読了

  • 2015/07/16購入

  • 表2より。
    このごろ都にはやるもの、
    勧誘、貧乏、一目ぼれ。
    葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。
    腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、
    出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。
    このごろ都にはやるもの、
    協定、合戦、片思い。
    祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。
    「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。
    戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。
    恋に、戦に、チョンマゲに、
    若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。
    京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。
    都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。
    前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。
    「鴨川ホルモー」ここにあり!!

  • ホルモーと聞けば、子供のころよく食べたホルモン焼きを思い出しますが…全然関係なかった^^; いやでも面白い!万城目氏らしい奇想天外さがいいです。でも主人公が森見作品によく出てくる感じで、読み始めは何度も「万城目作品だよな…?」と表紙を確認してしまいましたがな。なんかすごい青春してていいなぁ。今度、茶巾絞り見かけたら笑ってしまいそうだけど。

  • 以前から読もうと思いながら未読だった万城目作品を数冊通して読んでみました。
    どの作品も・映画化あるいはドラマ化されていますがすべて見ていません。
    映像を見てしまうとどうしても登場人物や作品世界に具体的なイメージが出来てしまい、原作を読まないことが多いのでその点では良かったかもしれない。

    まず最初は「鴨川ホルモー」
    青春ファンタジー小説ということになるのだろうが、京都が舞台、そしてその現実描写のおかげか、さらっと設定を受け入れ読み進むことが出来る。
    「ホルモー」とはなんぞやと思いながら読み進めていくが、グッと引き込まれるほどではない。
    それでも昨年訪れた京都の地名や風景が頭に残っているためか途中で放り出すこともなく後半へ・・・
    話が動き始めてからは一転して一気に読むことが出来ました。
    次に京都を尋ねた時は何処かから「ホルモー!」の叫び声が聞こえてこないか耳をそばだててしまいそうです。
    そんな風に思えるのは小説のせい、それとも京都のせい?

    この手の小説を読むと爽やかさと同時に切なくなってしまうのは年取った証拠かな(笑)

  • おもしろかった。
    何気にピクミンがやりたくなった。

  • 万城目さん4作目。一番面白かった(*´Д`)そのシーンを想像して「あはは」と声に出して笑ってしまった所も数箇所。出身大学が出てくるって何だか嬉しいです♪実際にはそんな競技はないんだけど、「負けるな」って応援したくなります。京都に生まれ育って長いけれど「ホルモォォ」なんて聞いた事はありません、が、ぜひ聞いてみたいものです。万城目ワールド大好きです(´∀`)あ、早良さんは好きになれないキャラでした・・・。

  • 京都に旅行に行った際、同行者から勧められた本。
    この本が映画になっていたも知ってたし、万城目さんも知っていたが、なんとなく、コメディっぽくて嫌煙していた。

    読み始めたら、面白い。
    京都にある四神相応をうまーく設定として使っている。
    でも、北野天満宮や、伏見稲荷っていうのは、ちょっと納得できなかったけど(笑)
    北野天満宮より、松尾大社、伏見稲荷より城南宮な気が。。
    (五社参りを知っているので、余計にそう思う)
    吉田神社は、鬼やらいが行われる場所なので、すごく納得。
    そして、告げ人が八坂さんを使うのも納得。

    物語も面白かったけど、その設定を楽しみながら読んだなー。

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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