- Amazon.co.jp ・本 (621ページ)
- / ISBN・EAN: 9784938662448
感想・レビュー・書評
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学生時代、平和学の講義でテキストとして使用。
法的側面のみで戦争の正当性、不当性を決める国際社会に
道徳的に切り込みを入れる古典書。
ウォルツァーの主張に同調できる章もあれば
ゲリラ戦や交戦法規など素直に頷けない章もあったが
本書を通してウォルツァーと対話できたのは学生時代の私にとって
とても有意義なものだった。 -
正義の介入というのは非常に難しい問題。
介入は基本的に単独で行う。
リビアの問題は、国内問題なのか?対外脅威は過去にはあったが、カダフィは2003年のイラク戦争後は非常におとなしかった。
北朝鮮には介入されるべき要素はたくさんある。
ルーマニアのチャウシェスク処刑の原因になった大虐殺も、ルーマニア人によるでっち上げという説もある。
アメリカは善悪で判断し、悪を退治するという理論が大好き。 -
戦争だからといって、何もかもが肯定されるわけではない。目的は手段を全肯定しないのです。現代にあって再評価されている正戦論について、軍事的リアリズムと人道的要求のせめぎ合いの中、そのどちらにも与せず偏らず、現代の武力紛争をリアルに見つめる著者の大作。翻訳文にありがちな読みにくさも少々あるが、現代の日本人にとってきわめて示唆に富む内容だと思う。一読をお勧めします。
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2010.5.25ゼミ
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09/12/18
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たけぇ!でもめっちゃ読みてぇ。
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一応、世界基準の理屈を知ろーと興味があって手にしました。
著者の独特な論証に慣れるまでが一苦労。翻訳本とゆーコトもあってか、日本語の文章が内容以上に難解なトコもあった。コレはボクの学が浅い故じゃけど。
補習として(コッチを先にするべきじゃったか)クラウゼヴィッツも勉強しといた方が良さそ。…って、今直ぐ読もーとは思いませんが(笑) -
タイトルに惹かれて登録
この著者の本はたくさん読みたい。
いま戦争を考える上での必読書です。 -
宮崎哲弥氏推薦