先生のための不登校の予防と再登校援助: コーピング・スキルで耐性と社会性を育てる

著者 :
  • ほんの森出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784938874285

作品紹介・あらすじ

著者は、不登校の子どもたちを把握するための「子ども像4タイプ」の研究(東京都立多摩教育研究所)と、「不登校生徒の追跡調査」(文部科学省)という、最近の不登校問題を考える上でメルクマールとなる2つの調査研究に携わりました。本書は、その2つの調査研究をベースに、どうしたら不登校の予防が可能になるか、そして教師は不登校の子どもをどのように援助できるかを、具体的にまとめたものです。

感想・レビュー・書評

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  •  もはやどこの学校にも存在する不登校の子どもたち。予備軍を併せると,どの学級にもいるのではないでしょうか。
     そんな子どもたちを出さないために,そして,出てしまったときの登校援助のために,どんな視点で子どもたちを支援していけばいいのかが,とてもわかりやすく書かれています。
     「不登校は個性である」と言い切るにはあまりにも不公平な世の中です。不登校になることは,一般的には,その後生きていくときには圧倒的に不利になります。もちろんプラスに転化することができる子もいますが,そうじゃないことが多いです。
     学校現場が子どもたちに会わなくなっている今,それでも,不登校を出さないで,楽しい学級をつくっていきたいですね。

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著者プロフィール

文京湯島高齢者在宅サービスセンター(湯島)、文京昭和高齢者在宅サービスセンター(駒込)センター長。「東京都高齢者福祉施設協議会」デイサービスセンター分会長。1983年社会福祉系大学卒業後、墨田区の特別養護施設に介護職として入職。85年同施設内の在宅サービスセンターへ転属、生活相談課長・介護課長として勤務。92年横浜市の特別養護併設型のデイサービスセンター副施設長。同時に大田区に新設される特別養護施設の在宅福祉部長として、事業の立ち上げに従事する。2001年より現職。

「2015年 『お年寄りに喜ばれる楽しいレクリエーション ベスト55』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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