ぼくのなかの黒い犬

  • メディア総合研究所
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本棚登録 : 44
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784944124381

作品紹介・あらすじ

眠れない・やる気がでないと感じていたら、
それはあなたの人生に、黒い犬が入り込んでいるからかもしれません。
黒い犬をうつ病の象徴とし、病が心身に及ぼす影響を視覚的に表現した、世界各国で大反響の絵本。UKタイムズ・ベストセラー!

感想・レビュー・書評

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  • とても端的に、かつわかりやすく鬱について描かれていると感じました。
    文量も少なく、鬱を黒い犬に置き換えて、ユーモラスなイラストで表現してあるので、読みやすいです。
    今まさに辛い状況にいる当事者にとっても、その周りでどうしていいかわからないでいる人たちにとっても、鬱について知り、状況を変える最初のきっかけとして、この本はとてもよいのではないかと思います。

  • 【図書館】2015年に読んでいるが、また手に取った。多分、その時と気持ち的に変化しているだろうけど、黒い犬が母親と重なる。重い……。

  • うつを黒い犬に重ねて表現。とてもわかりやすい! うつ病の啓発にこの絵本の動画がWHOのYoutubeチャンネルで公開されています。http://kidsinfost.net/2017/04/01/book-7/ 再生回数!

  •  黒い犬をうまく飼い慣らしましょう,というお話。

  • 2011/07/09読了

    うつ病を黒い犬に見立てた絵本。
    こういう気分の病とかいうのは目に見えないからなあ…。
    シンプルだけれどもとても難しい。
    「犬」と一緒に生きる、受け入れるっていうのが、大切なのかもしれない。

  • 鬱病を黒い犬に例えて、どんなにその黒犬がぼくに辛くのしかかっているのか、伝えてくれている。背後に存在がちらつき始めたころから、自分と犬がすっぽり重なってしまうまで、病状が重くなっていく様子がとてもよくわかるし、医師に相談することで犬をしつける方法を会得していく過程も、簡単ではないけれど、という前提ながら明るい方向を見せてくれて、患者本人も家族もふっと気が楽になれる本だと思う。

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著者プロフィール

ニュージーランド出身のイラストレーター、作家、写真家。シドニー、サンフランシスコ、ニューヨークの広告業界を渡り歩き、現在は家族とともにシドニーで暮らしている。

「2010年 『わたしとあなたと、黒い犬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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