マグマ

アーティスト : 稲葉浩志 
制作 : KOHSHI INABA  RYOICHI TERASHIMA 
  • Rooms Records (1997年1月28日発売)
3.82
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本棚登録 : 214
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4938068100911

感想・レビュー・書評

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  • 「口唇」「風船」「灼熱の人」「愛なき道」が熱い!

    定期的に何回も聞きたくなるアルバムです!


    ぜひ〜

  • #01 冷血
    #02 くちびる
    #03 そのswitchを押せ
    #04 波
    #05 眠れないのは誰のせい
    #06 Soul Station
    #07 arizona
    #08 風船
    #09 台風でもくりゃいい
    #10 灼熱の人
    #11 なにもないまち
    #12 Chopsticks
    #13 JEALOUS DOG
    #14 愛なき道
    #15 Little Flower

  • 個人的には、自分の生涯で、このアルバム以上の存在には出会いたくないですし、出てきて欲しくない。それくらい、本当に好きな、大切なアルバムです。自分の棺桶に入れるアルバム、墓場まで持っていくであろうアルバムは、やっぱこれしかないかなあ~と思うのです。

    このアルバムのリリースが、1997年の1月29日。B'Zのアルバムリリース時期としては、1995年の「LOOSE」と1997年11月の「SURVIVE」の間に、この初ソロ作品がリリースされているのか。あの時期のB'Zは、間違いなく日本のロックシーンの頂点にいたと思うのですが、その、バンド(というか、ユニット)として乗りに乗っていた時期に平行して、これほどに素晴らしいソロアルバムを製作・発売していた、ということが、まず、凄すぎだと思う次第。

    内容としては、とにかく、暗い。圧倒的に暗い。絶望的だし、やけっぱちだし、切ないし、もうね、こんなアルバムが、シングル曲なし。タイアップ曲なし。それでいてミリオンセラーを売った。それが、当時のB'Zの、圧倒的な凄さをなによりも雄弁に物語る事実ではないでしょうか。だって、どう考えても、万人受けするアルバムじゃないもんなあ、、、暗すぎでしょ、だって。

    あの男前極まりない、歌は上手すぎ、人格者すぎ、な稲葉さんなのに。なんでここまで、ダメ人間、ダメ男の心情を表現できるのだろうなあ。表現しようと思ったのだろうなあ。それがもうね、意外ですね。だって稲葉さん、このアルバムで表現した、人間としての男としてのダメさとは、一切縁のない人間に見えるし。

    でもしかし。このアルバムで稲葉さんが歌っている曲のリアルさ、切実さには、うそ偽りのかけらもないように、僕は聴くのです感じるのです。ポーズや演出ではなく、稲葉さん自身が、リアルに真実に、こう思っているし、こう歌わざるを得ない、歌詞を書かざるをえない、そんな気がするのです。

    ほんとうになあ、こんなアルバムを、こんな曲たちを生み出すことができたら、そして世の中に受け入れられることができたら、どんなにか素敵なことか。そういう意味では、奇跡的な一枚だし、どれほどに絶望を歌っても、どうしても希望を感じてしまう信じてしまう一枚。本当に大切なアルバムです。

    最も大好きな一曲は「Soul Station」です。これ以上の自己表現はないであろうと思われる一曲です。

  • B'z稲葉さんの1stソロアルバム。

    人の心のどろっとした部分を表現するような歌詞が多い。曲調も静めで、歳を重ねるほどに好きになっていく。
    へこんでる時に聞くと、心地いい。

    「Soul Station」
    誰も救えない どんな神様にも救えない
    僕の魂は僕の 君の魂は君の言うことしか聞かない
    誰の言葉も届かない。。。

    「Little Flower」
    今までの僕は ひび割れたグラスだと
    ぽっかりとあいた穴から なにもかもこぼれてる
    本当には うれしくも かなしくもないような このこころ

    「眠れないのは 誰のせい」
    あぁ いやだな 他人の幸せを 満面の笑顔見せて 喜んでるボクがいる
    せっかちな妖精がぐるぐるかけめぐる 空はあかるくなっても
    眠れないのは 誰のせい

    「そのswitchを押せ」
    流れおちゆく涙に だれか気づいておくれ
    窓辺でたそがれてるから あったかい声をかけてくれ
    何もそんなにうれしそうに 傷口ひろげなくてもよかろうに
    少しなら休んでもいいから そのswitchを押してみたらどう?

  • 何度も聴いている。ある気分の時に、ついこのアルバムを聴きたくなることが何度もあった。

  • 古いCDなのに、飽きないねぇ。稲葉浩志さんは天才だなぁ。

  • 全部聴いてないんだけど


    冷血から始まるところが好き
    とにかく冷血好き

  • 97.01.29
    BMCR-7012

    1. 冷血
    2. くちびる
    3. そのswitchを押せ
    4. 波
    5. 眠れないのは誰のせい
    6. Soul Station
    7. arizona
    8. 風船
    9. 台風でもくりゃいい
    10. 灼熱の人
    11. なにもないまち
    12. Chopsticks
    13. JEALOUS DOG
    14. 愛なき道
    15. Little Flower

  • 稲葉氏ソロ初のアルバム。初聞きは確か中学の頃でした。その時の感想は「暗い」。まさかそこから10年程経ってバイブル的一作になるとは。人間のドロドロした負の感情が赤裸々らに綴られた歌詞は、稲葉氏が自己と向き合い、引きずり出したモノだと思います。
    この人の歌詞は本当に凄い。
    リアルタイムで聞いた時には理解できなくても、数年後に聞きなおして見ると泣けてしまったり、そういう意味だったのか!と悟る事が出来たり。だからB’zと稲葉氏のファンである事はやめられないのです。

  • イナバソロ。暗いと某ラジオでも言われたやつ。

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著者プロフィール

ロックユニット「B'z」のヴォーカリストおよび作詞家。ソロ活動時には作曲およびギター、プロデュースも行う。1997年にソロ・デビュー・アルバム『マグマ』を発表し、ミリオンセラーに。その後もB'zとしての活動と並行しながらソロ活動を続ける。

「2023年 『稲葉浩志作品集 シアン SINGLE & SOLO SELECTION』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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