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- / ISBN・EAN: 4982509310582
感想・レビュー・書評
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ソフィア・コッポラ独特の映像美。
大人になった少年たちが、かつて憧れていたリズボン家の美人姉妹を回顧する演出もいい。
紗がかかっているとうな淡い色彩と5人の(末娘はすぐ死んじゃうけど)美人姉妹。
最後は全員は死ぬ(自殺)という結末を先に読んでしまってそのラストを見届けたくて視聴。
父親はともかく、母親が異常に心配性故のがんじがらめ生活が破滅に追いやったのね。
長女のラックス(キルステン・ダンスト)が謎めいた美女を好演。
ギルバート・オサリバンの”アローンアゲイン”久々に聞いたけどやっぱ名曲だわ。
The Virgin Suicides 1999年 97分 米 スターチャンネル
監督 : ソフィア・コッポラ
原作:ジェフリー・ユージェニデス
「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」
出演 : ジェームズ・ウッズ キャスリーン・ターナー キルステン・ダンスト ジョシュ・ハートネット詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヴァージン・スーサイズ
(DVD)2009年02月20日 21:53
2001
原作を読んでいたので彼女達が集団自殺するというのは知っていました。でも原作をを読んでいても思春期の危うさ脆さ以上にこの事件の動機はなかなか理解しにくい。
確かに思い出せば脆さ危うさはありました。でもそれはファッションとしてあるのではなく現実との関係にその原因はある。その関係を原作もあまり納得いくように描いていないからそれ以上に映画に期待することは無理があるのかもしれない。原作をリスペクトしているからこうなったのかもしれない。でもその関係性をもっとえぐっていったら違った感じの映画になっただろう。原作も同じことが言えるように感じる。 -
大好きな世界。キラキラして甘くて脆い。 -
リスボン姉妹は 5人姉妹だった。
一番したの セシル13歳が 自殺未遂だった。
医師が「まだ人生の辛さを知る年にもなっていないのに」
というと、彼女は「でも先生は13歳の女の子になったことはないでしょ。」
治療が終って、家にもどってきて、パーティを開いたら、
また セシルは 自殺をしてしまう。
リスボン姉妹の4番目のラックス14歳/キルスティンダンストは、
つめたいと言われながらも、ボーイフレンドとデートする。
それが、朝帰りだったので、四姉妹が外出禁止となる。
母親が、実に厳しい。学校にも行かせない。
父親は、教師であるが、へなちょこ。
母親が 全てを決めている。
そして、四姉妹は、全員自殺をしてしまう。
アメリカでの年間自殺者は 3万人とか。
何故自殺したのかを、オトコの友達たちが推理するが。
確かに、トリップはかっこいいが、このオトコもつめたいね。
生きている希望がみえてこない と言うことか。
まぁ。明らかに 母親と父親に問題有りのような編集です。 -
オーブンはだめ
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THE VIRGIN SUICIDES
1999年 アメリカ
監督:ソフィア・コッポラ
原作:ジェフリー・ユージェニデス『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』
出演:キルスティン・ダンスト/ジョシュ・ハートネット
ソフィア・コッポラのデビュー作。厳格な両親に育てられた5人の美人姉妹。しかしある日末っ子が自殺。その後いろいろあって、四女が彼氏と酔っぱらってエッチして朝帰り。激怒した母は姉妹たちを学校にも行かさず閉じ込める。しかし姉妹は仲良く自殺してしまう。
ノスタルジックな70年代のガーリィな映像は眺めているだけでうっとり。そこにかぶさる甘酸っぱいAIRの曲(サントラも良かったなー)少女たちが何故死を選ぶのか、少女だったことのない男どもにはわからないし、すでに少女ではない母親たちにもわからない。すでに少女ではない今の私にはわからなくても、私の中の13歳の私はわかると言っています。そういう映画。
(2000/11/4~)ギンレイホール -
映像がとても綺麗で、ガールズムービーの金字塔なだけあって、ファッションやインテリアなどなどとてもガーリーカルチャーどっぷりです。これは男性の監督ではできないなあと思いました。
内容は自殺。だけれど、映画のストーリ自体自殺に対して追求するでもなく、そのリスボン姉妹の生活の空気感を追ったような感じだなあと思いました。
だから、結構軽く見れました、わたしは。
だけれど、この映画がソフィアコッポラの代表作と言われるのはやっぱり自殺とティーンの女の子を出したからかなと思います。
これを見て、甘いものや魅惑的なものは一瞬で、残りの人生はそれを思い出すだめに用意されてるのではないかな。。。と思って少しぞっとしました。