ヴァージン・スーサイズ [DVD]

監督 : ソフィア・コッポラ 
出演 : ジェームズ・ウッズ  キャスリーン・ターナー  キルステン・ダンスト  ジョシュ・ハートネット 
  • 東北新社
3.58
  • (177)
  • (273)
  • (425)
  • (56)
  • (11)
本棚登録 : 1688
感想 : 260
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4982509310582

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ソフィア・コッポラ独特の映像美。
    大人になった少年たちが、かつて憧れていたリズボン家の美人姉妹を回顧する演出もいい。
    紗がかかっているとうな淡い色彩と5人の(末娘はすぐ死んじゃうけど)美人姉妹。
    最後は全員は死ぬ(自殺)という結末を先に読んでしまってそのラストを見届けたくて視聴。
    父親はともかく、母親が異常に心配性故のがんじがらめ生活が破滅に追いやったのね。
    長女のラックス(キルステン・ダンスト)が謎めいた美女を好演。
    ギルバート・オサリバンの”アローンアゲイン”久々に聞いたけどやっぱ名曲だわ。

    The Virgin Suicides 1999年 97分 米 スターチャンネル
    監督 : ソフィア・コッポラ
    原作:ジェフリー・ユージェニデス
       「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」
    出演 : ジェームズ・ウッズ キャスリーン・ターナー キルステン・ダンスト ジョシュ・ハートネット

  • ヴァージン・スーサイズ
    (DVD)2009年02月20日 21:53
    2001


    原作を読んでいたので彼女達が集団自殺するというのは知っていました。でも原作をを読んでいても思春期の危うさ脆さ以上にこの事件の動機はなかなか理解しにくい。
    確かに思い出せば脆さ危うさはありました。でもそれはファッションとしてあるのではなく現実との関係にその原因はある。その関係を原作もあまり納得いくように描いていないからそれ以上に映画に期待することは無理があるのかもしれない。原作をリスペクトしているからこうなったのかもしれない。でもその関係性をもっとえぐっていったら違った感じの映画になっただろう。原作も同じことが言えるように感じる。


  • 大好きな世界。キラキラして甘くて脆い。

  • リスボン姉妹は 5人姉妹だった。
    一番したの セシル13歳が 自殺未遂だった。
    医師が「まだ人生の辛さを知る年にもなっていないのに」
    というと、彼女は「でも先生は13歳の女の子になったことはないでしょ。」
    治療が終って、家にもどってきて、パーティを開いたら、
    また セシルは 自殺をしてしまう。
    リスボン姉妹の4番目のラックス14歳/キルスティンダンストは、
    つめたいと言われながらも、ボーイフレンドとデートする。
    それが、朝帰りだったので、四姉妹が外出禁止となる。
    母親が、実に厳しい。学校にも行かせない。
    父親は、教師であるが、へなちょこ。
    母親が 全てを決めている。
    そして、四姉妹は、全員自殺をしてしまう。
    アメリカでの年間自殺者は 3万人とか。
    何故自殺したのかを、オトコの友達たちが推理するが。
    確かに、トリップはかっこいいが、このオトコもつめたいね。
    生きている希望がみえてこない と言うことか。
    まぁ。明らかに 母親と父親に問題有りのような編集です。

  • オーブンはだめ

  • THE VIRGIN SUICIDES
    1999年 アメリカ
    監督:ソフィア・コッポラ
    原作:ジェフリー・ユージェニデス『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』
    出演:キルスティン・ダンスト/ジョシュ・ハートネット

    ソフィア・コッポラのデビュー作。厳格な両親に育てられた5人の美人姉妹。しかしある日末っ子が自殺。その後いろいろあって、四女が彼氏と酔っぱらってエッチして朝帰り。激怒した母は姉妹たちを学校にも行かさず閉じ込める。しかし姉妹は仲良く自殺してしまう。

    ノスタルジックな70年代のガーリィな映像は眺めているだけでうっとり。そこにかぶさる甘酸っぱいAIRの曲(サントラも良かったなー)少女たちが何故死を選ぶのか、少女だったことのない男どもにはわからないし、すでに少女ではない母親たちにもわからない。すでに少女ではない今の私にはわからなくても、私の中の13歳の私はわかると言っています。そういう映画。

    (2000/11/4~)ギンレイホール

  • 変な撮り方するよなあ。当然わざとなんだろうけど、なんか全体的にぐだぐだっとしているよね。ヴァージン・スーサイズって言うくらいだから処女のうちに死んでやる!みたいな思想的背景とか、あるいは両親がエホバのなんちゃらみたいな宗教にはいってて……とか、別にそんなんじゃないもんね。

    あそこよかったな。姉ちゃんが朝帰りしたせいで姉妹全員が家に閉じ込められてレコードとか焼き払われて、向かいの家に住むエロのことしか頭にないボーイズが彼女らのために電話ごしにターンテーブルまわしてDJするところ。もうあとは捉えどころなくてようわからん。

  • 映像がとても綺麗で、ガールズムービーの金字塔なだけあって、ファッションやインテリアなどなどとてもガーリーカルチャーどっぷりです。これは男性の監督ではできないなあと思いました。
    内容は自殺。だけれど、映画のストーリ自体自殺に対して追求するでもなく、そのリスボン姉妹の生活の空気感を追ったような感じだなあと思いました。
    だから、結構軽く見れました、わたしは。
    だけれど、この映画がソフィアコッポラの代表作と言われるのはやっぱり自殺とティーンの女の子を出したからかなと思います。
    これを見て、甘いものや魅惑的なものは一瞬で、残りの人生はそれを思い出すだめに用意されてるのではないかな。。。と思って少しぞっとしました。

  • ソフィア・コッポラの映画はいくつか見てきたし、どれも好きなんだけれども、やっぱりこれが私はいちばん好きですね。最初のところで、5人姉妹が全員自殺すると予告されているからでもあるのだけれども、最初から不穏な雰囲気が画面にかすかに漂い、小さな雑音が観客の心をひっかく。大人びた5人姉妹に対して、ご近所の男の子どもが同年代なのにまったく子ども子どもしているところもまたいいですね。そして、なぜこの彼女たちが自殺を選んだのか、あえて説明しないところもまったく正しい。音楽もよかったなぁ。
    というわけで、ベタ褒めの5つ星。

  • なんで死のうとしたんだ、君はまだ人生のつらさとかしらない若さのなのに
    とかじいさん先生が言っちゃってるけど、そんなことはない

    予告編がすごくおしゃれー音楽も好きー
    絶対もう一回見る!

    キルスティン・ダンストかわいねー

    「パズルのピースはどう並べても隙間が残った」
    「彼女たちはもう女で愛や死を理解していたのに僕らは騒々しいだけの子供だった」

全260件中 11 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×