となりのトトロ [DVD]

監督 : 宮崎駿 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
4.13
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  • (822)
  • (22)
  • (6)
本棚登録 : 4650
感想 : 540
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241980021

感想・レビュー・書評

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  • 小学3年生のサツキと5歳になるメイは、お父さんと一緒に都会から田舎の一軒屋にと引っ越してきた。
    それは退院が近い入院中のお母さんを、空気のきれいな家で迎えるためだった。
    近くの農家の少年カンタに「オバケ屋敷!」と脅かされたが、事実、その家で最初に二人を迎えたのは、“ススワタリ”というオバケだった。
    ある日、メイは庭で2匹の不思議な生き物に出会った。
    それはトトロというオバケで、メイが後をつけると森の奥では、さらに大きなトトロが眠っていた。
    そして、メイは大喜びで、サツキとお父さんにトトロと会ったことを話して聞かせるのだった。
    一家が新しい家に馴染んだころ、サツキもトトロに遭遇した。
    雨の日の夕方、サツキが傘を持ってバス亭までお父さんを迎えに行くと、いつの間にか隣でトトロもバスを待っていた。
    しばらくするとオバケたちを乗せて飛び回る大きな猫バスがやって来て、トトロはそれに乗って去って行った。
    サツキとメイはトトロにもらったドングリの美を庭に蒔いた。その実はなかなか芽を出さなかったが、ある風の強い晩にトトロたちがやって来て一瞬のうちに大木に成長させてしまった。
    お母さんの退院が少し延びて、お父さんが仕事、サツキが学校に出かけた日、メイは淋しくなって一人で山の向こうの病院を訪ねようとするが、途中で道に迷ってしまった。
    サツキは村の人たちとメイを探すが見つからないので、お父さんに病院に行ってもらい、トトロにも助けを求めた。
    トトロはすぐに猫バスを呼び、不思議な力でたちどころにメイのいる場所へ連れていってくれた。
    そして、さらに猫バスは二人を、山の向こうの病院までひとっ飛びで運んでくれた。窓から病室をのぞくと明るく笑うお父さんとお母さんの顔があった。二人はお土産のとうもろこしを窓際に置き、一足先に家に帰るのだった。
    瑞々しい野菜や水、素朴だが優しい多摩の人たち、日常の中にあるワクワクさせるもの、なんといっても森の精トトロとサツキやメイが繰り広げる不思議な冒険(トトロとサツキやメイが力を込め植物を大きくしたり、ネコバスに乗って疾走したり)、見ると童心に帰ってワクワクさせる傑作ファンタジーアニメ映画です。

  • 日テレ系の金曜ロードショーで『となりのトトロ(英題:My Neighbor Totoro)/1988』を観ました。

    -----story-------------
    スタジオジブリが制作した宮崎駿作品の最高級傑作アニメ。
    物語の舞台は昭和30年代。
    大学で考古学を研究する学者のお父さん、小学6年生のサツキ、4歳のメイの3人が引っ越してきたのは、豊かな自然と美しい四季があふれる田舎の、「お化け屋敷」のような一軒家。
    しかし本当に出たんです…… トトロが。
    今やその内容に触れる事自体無駄なような、小学生以下のこどもがいる家庭には必ず置いてあるというファンタジー・アニメーション。。
    -----------------------

    スタジオジブリ制作、宮崎駿監督の長編アニメーション映画… 昭和30年代前半の日本を舞台にしたファンタジー、、、

    田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ・メイ姉妹と、子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物・トトロとの交流を描く……。

    何度も何度も観ている作品ですが… それでも愉しめますねー 舞台となる昭和30年代の風景や世界観が何とも懐かしい、ノスタルジーな感情になりますね、、、

    広い世代が時代を越えて愉しめる名作だと思います… 面白かった! この作品を観たときのワクワク感、この気持ちや感性を、ずっと持ち続けたいですね。

    -----staff/cast-------------
    監督:宮崎駿
    製作:徳間康快
    企画:山下辰巳
       尾形英夫
    プロデューサー:原徹
    制作:スタジオジブリ
    原作:宮崎駿
    脚本:宮崎駿
    撮影:白井久男
       スタジオコスモス
    特殊効果:谷藤薫児
    美術:男鹿和雄
    編集:瀬山武司
    作詞:中川季枝子
       「さんぽ」
    音楽:久石譲
    作・編曲:久石譲
    歌:井上あずみ
    仕上:保田道世
    声の出演:
     サツキ 日高のり子
     メイ 坂本千夏
     とうさん 糸井重里
     かあさん 島本須美
     ばあちゃん 北林谷栄
     トトロ 高木均
     カンタの母 丸山裕子
     先生 鷲尾真知子
     本家のばあちゃん 鈴木れい子
     カンタの父 広瀬正志
     カンタ 雨笠利幸
     草刈り男 千葉繁

  • 何度見ても泣けるすばらしさ。
    都会でムダを削って合理的に、煩わしい人間関係もなるだけ排除して生活するのは悪くないんだけど、あったかくて当たり前のように支え合う人たちの姿を見ると、自分たちが置いてきてしまったものは大きいのだな、と…。
    この映画のテーマも自然との共生なんだよね。自然の中の物をありがたくいただいて生かしてもらっている、という原点。だから、自然の描写、雨や風や田んぼなどの描写が秀逸。
    それと、幼い子供の描写も秀逸だな。
    ジブリ作品って、登場人物の子供たちがすれていなくて、大人から見た理想的な子供たちなんだよね。さつきなんていい子すぎる。大人にとっての夢物語なのかな。

  •  ジブリ作品の中で、小さい子が見ても楽しめるものとしては一番でしょう。
     個人的に一番泣けるのは、サツキが「お母さんが死んじゃったらどうしよう」と言って大泣きするシーン。自分も“親の期待を裏切らない良い子のお兄ちゃん”だったので、健気に頑張るサツキの姿が自分にだぶります。

  • 子供のころ何度もみたトトロを20年ぶりにみて泣いた。良い映画。

  • 子供の頃、ビデオがザラザラになるほど繰り返し観た。
    トトロのどこが好きだったのか思い出せない。ただかわいいからなどという感覚ではなかった気がする。

    歌を聴くと悲しくなる。子供の時にだけ訪れる不思議な出会い。なんと、もうチャンスがないではないか。
    経験とは残酷だ。知識が増えるほどに、「あの道を抜けたら、もしかして」という夢物語、スリリングな体験を素直に信じることができなくなってしまう。

  • 子どものころ、近所の年下の子がうちに来るたびにととろを見たいとせがんまれて、毎回みていたので、もはや何度見たことかわかりません。
    「またなの?」みたいなうんざりした思い出もありますが、ととろは悪くない笑
    うんざりするくらい見ても、素敵な作品だと当然思エルくらい素晴らしい作品です。
    ネコバスに乗るのは、こどものころの夢でした。
    ほうきで空を飛ぶのと同じくらい、夢でした。

  • 当時は、小学生なのにお弁当作っていてすごいな、なんて思っていたけど、今見るとなかなか大胆なお弁当。

    何度見たか知れないけど、何度見ても、セリフ全部言えても、飽きるなんてありえない。

  • 久しぶりに観た。
    大人になってから観るジブリ、泣ける。
    さつきとメイがお母さんの退院が延期になる件で喧嘩して、メイが泣いて、更にさつきが泣く場面、どっちも辛かった。
    エンディング曲で涙。平和に満ちた、平和を願った作品だと思った。文化。
    2歳の息子はちょいちょい興味を持って見ていた。どんぐりとか、トトロとか。
    猫バスは怖かったみたい(笑)
    私はお父さんが好き( *´艸`)

  • トトロって飛べるんだ…

著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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