花様年華 [DVD]

監督 : ウォン・カーウァイ 
出演 : トニー・レオン  マギー・チャン  レベッカ・パン  ライ・チン 
制作 : ウォン・カーウァイ 
  • 松竹ホームビデオ
3.81
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本棚登録 : 310
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105023239

感想・レビュー・書評

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  • すんごい昔、高校生くらいのとき一度観たのですが、つまらなくて途中でやめちゃったんだよね。お子ちゃまでした私。
    けだるいムードの中に流れるギリギリに緊迫した空気、ドラマチックな音楽、チャイナドレスからスッと伸びる足、愛し合っているのに決して触れ合わない男と女・・・うーん、イイ。イイよ。
    トニーはセクシーだし、マギーチャンのチャイナ服姿は品がありながらも色気むんむん。何着くらい着たのかな?どれも素敵だった!

    ラスト、アンコールワットで「秘密」をささやいて埋めるシーン、鳥肌たちました。この映画の雰囲気に心底酔えるようになったら「大人」かも。笑

  • 1960年代香港を舞台にした恋愛映画。キスシーンをはじめ、濡れ場など一切無いにも関わらず、立ち昇る濃密なエロス。マギー・チャンのストイックな美貌、そしてトニー・レオンの端正な佇まい。滲み出るような情念の濃い色彩と映像に加え、ナット・キング・コールの名曲「キサス・キサス・キサス」を始めとした音楽も印象的かつ効果的に使われている。

  • 1962年、香港。新聞記者のチャウと商社の秘書チャンはアパートの隣人同士。互いの伴侶が不倫関係にあることを知り、距離を縮めてゆく。一線は超えないまま愛し合う二人だったが、チャウは旅立ち想いを封印する。

    チャウは自己の感情に正直で、一直線にチャンを愛する。チャンは理性的だが情に脆く、夫への愛もチャウへの愛も捨て切れない。別離を選んでなお、二人の胸の奥の感情は燻り続ける。男女の感情の機微を見事に表現し、ありふれたストーリーに説得力を与えている。
    淡々と見たが、ラストでチャウがカンボジアの遺跡に秘密を封印するシーンには胸が詰まった。

    マギー・チャンは好みの容貌ではないが、チャイナドレスの着こなしが抜群に美しい。
    全篇を通じて、静かに燃え立つ愛情を表すかのような赤が画面に映えている。

  • 『2046』を観たら無性に『花様年華』を観たくなってしまいました
    『2046』はわかりにくいけど
    こっちの方がよく出来た大人のラブストーリーです

    トニーとマギーはお互いの伴侶が不倫をしていることに気づき
    お互いも惹かれあっていく
    でもそこは小心者なのか好きあっていても一線を越えられない
    じれったいかけひきが続きます
    とっても切ないです

    映像や色使いも綺麗だし
    マギー・チャンのチャイナ服がすごく似合ってる
    トニーはもちろん色気たっぷりでかっこいいです
    女たらしになってる『2046』のチャウと同一人物とは思えません(^^;)

    それに音楽がいいんですよね~
    物悲しい旋律の「キサス、キサス」
    泣けます・・・

    大きな秘密を持った人はどうすると思う?
    大木の幹に穴をあけて秘密をつぶやくんだ
    穴は土で埋めて秘密が漏れないようにする・・

    そう語って最後にアンコールワットで
    壁に向かって秘密をささやくトニー
    遠くから見つめる少年僧・・・

    もう号泣です(><)

    『2046』でもキムタクが同じ話をし
    やってましたが・・・ん~ びみょ~


    しかしこれを観ると今度は『欲望の翼』が観たくなるんですよね
    さかのぼってどーするんだ
    正しくは三部作『欲望の翼』→『花様年華』→『2046』の順番で観ましょう

  • トニー・レオン、スーツ姿で煙草吸ってるだけでカッコイイとか反則。

  • 大人の不倫を描いた香港映画。

    現実に侵食してくるような生々しい色気が捉えられている。

    Nat King Cole『Quizas,quizas,quizas』が頭から離れなくなる。

  • 静かに激しい。壁に耳打ちするトニー・レオンがエロい

  • こないだ見た映画で、トニーレオンがよかったから見てみました
    マギー・チャンが色っぽい!!
    すごく雰囲気のある映画です
    一線を越えないってエロい!?

    チャイナ服っていいな・・・

  • 主人公2人の静かに激しく燃える恋心は、彼らの言葉からではなく映画の雰囲気から終始感じてほしい。屋台シーンでお腹空く事間違いなし!

  • 高校生のころ良く観ていた映画です。
    ウォン・カーウェイの色彩感覚が好きだった。
    あと、気だるい感じ。

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