ゼブラーマン [DVD]

監督 : 三池崇史 
出演 : 哀川翔  鈴木京香  渡部篤郎  大杉漣  岩松了  柄本明  市川由衣  近藤公園 
  • 東映 (2011年12月6日発売)
3.18
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101110315

感想・レビュー・書評

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  • 010年、横浜市八千代区。家でも学校でもパッとしない小学校教師・市川新市(哀川翔)の誰にも言えない愉しみ。それは、昭和53年、低視聴率の為に7話で打ち切られた幻のヒーロー番組『ゼブラーマン』の、自作のコスチュームを身に纏い夜の町をこっそり徘徊することだった。
    そんなある日、彼はカニの被り物をした宇宙人と遭遇、バトルを繰り広げるうちに不思議な力を身につけたことから、地球人に寄生し侵略を企む彼らと戦うハメになってしまう。
    こうして、奇しくもヒーローとなった新市だったが、彼は今回の事件が34年前に予見されていたことを知る。宇宙人に殺された目黒教頭(大杉漣)が遺したゼブラーマンの台本。そこには、今目の前で起こっていることがそっくり書かれてあった。
    そう、実は宇宙人だった目黒教頭が仲間を裏切り、『ゼブラーマン』と言う番組を通して侵略計画を地球人に警告しようとしていたのだ。
    しかし、時既に遅し。遂に宇宙人の一斉侵略が始まり、教え子で新市よりゼブラーマンに詳しい晋平が捕らえられてしまった。
    防衛庁特殊機密調査部の及川(渡部篤郎)や晋平の母・可奈の見守る中、宇宙人に戦いを挑むゼブラーマン・新市。晋平を救出した彼は、ゼブラのペガサスに変身すると、見事、宇宙人を倒し本物のヒーローとなるのであった。
    特撮ヒーローゼブラーマンのコスプレをするのが唯一の楽しみのやる気のない教師・市川新市を哀川翔が演じて、謎の異星人と戦う中で本当のヒーローに成長していくストーリーを、特撮ヒーロー物へのオマージュをたっぷり込めて描いていて、子供の頃特撮ヒーローに憧れた男性に男心を刺激するヒーロー映画です。地球防衛チームの渡部篤郎もいい味出しているし、鈴木京香もセクシーでした。

  • 妻は不倫、娘は中年チンピラと恋愛、同じ小学校に通う息子はいじめに遭っている。
    生徒からも小馬鹿にされる冴えない小学校教師 市川新市が、
    ひょんなことから正義の味方「ゼブラーマン」として悪に立ち向かうお話。

    ところがゼブラーマンとは、新一がお手製のコスプレを着ただけの姿。
    真の敵との戦いで倒され、マスクも取れてしまう。
    愛する家族や生徒のため、這いつくばってマスクを取り戻した瞬間、マスクが光り奇跡が起きる。

    新一はついに本当のスーパーヒーローとなり、街に平和を取り戻すのだった。

    という展開のカラオケの「日曜日よりの使者」の映像が素晴らしくて、
    いつか本作を観たいと思っていました。
    ストーリーは同じでしたが、もう少し父子の愛の機微やカタルシスを丁寧に描いてくれたら良かったな、
    と思いながらスタッフロールを眺めていたら、三池崇史監督でやっぱりそういうことかと納得。
    プロの職人監督で凄い人なんだけど、ね。
    「日曜日よりの使者」のバックで流れる、セリフのないカラオケ映像で
    勝手にストーリーを膨らませていたので、物足りなさにちょっと残念でした。

    あえて不鮮明な映像や、声を張らない演者はリアル感があってよい雰囲気です。
    一方 柄本明、徳井優、渡部篤郎、大杉漣らの怪演と、鈴木京香の癒しも良かったです。

  • 楽しい~♪
    ぶっとんだ感じがたまりません♪
    昔のヒーローもの大好きな冴えない男が満身創痍ながらもヒーローになっちゃうという。
    転校してきた男の子が、そのヒーローに詳しいのを知って、「浅野さんって呼んでいいですか」とか、母親役の鈴木京香の昭和な驚きポーズとか、つぼにはまるところがたくさん。
    防衛庁職員の渡部篤郎も、いい味出してるし。
    満足、満足。

  • 哀川翔、主演映画通算100作品目となったユル~イSFヒーロー作品。

    SFとはいえ、所々コメディタッチに描かれています。
    映画の印象はそれくらい。
    よかったらチェックしてみて下さいな♪

  • 哀川兄貴の凄さが凝縮された1本!監督が三池さんで脚本は宮藤さん。日本を代表するお二人のタッグを組み、哀川さんを日本アカデミー賞の主演男優賞に押し上げた。

    好きなんだよね~一見くだらなそうなヒーロー物って!渡部篤郎さんがいいんだよね~あのしみじみとセリフを言ってるところはこの作品の清涼飲料水みたいです

    「ゼブラーマン」
    http://www.youtube.com/watch?v=X-7X-nV32N0

    「白と黒のエクスタシー」と「白黒つけたぞ」決め台詞はいいわ~。

    相川さんの凄さは共演の鈴木京香さんでわかります。まぁ~ナース姿は理解できるんですけど、このゼブラナースのコスプレはよくやったなぁ~。京香さんがする格好じゃ…兄貴すごいわ~。

  • 観ているうちに気がついてびっくりしたのですが、これって「キックアス」ですよね。しかも「キックアス」よりもずっと早い。「あまちゃん」もよかったが、クドカンってたいしたもんだと感心した。
    もちろん、そのシナリオを映像化した三池崇史監督は相変わらずの手堅い仕事ぶりで安心して見ていられます。モンスターとの対決シーンについて、きっと何かと文句を言う人はいそうですが、この「ぬるさ」はもちろんわざとやっているので、リアリティをうんぬんしていたのでは楽しめません。しかし、鈴木京香もよくゼブラーナースをやったなぁ。すごいわ。

  • 期待はできないけど 期待をしてしまう 揃い踏み。

    哀川翔は さえない小学校の先生から・・・・
    ミシンで一生懸命縫うところからはじまり・・
    まったくのハンドメイドな ゼブラーマン。
    はじめは 部屋の中で 練習し・・・
    ジュースを買いにいき・・・・
    転校生に ゼブラーマンのことを教えてもらい、
    カニ男(柄本明)と対決する。

    カニ男は ハサミを使うというのが 心憎い。
    戦う相手も ハンドメイド である。 
    カニ道楽みたいなかぶりモノ も計算されている。

    これは 昔番組打ち切られてしまった ゼブラーマンだから
    そんなに かっこよくしなくてもいい。
    足に地がついた ゼブラーマンなのだ・・

    とにかく 勝つためには 飛べなくてはいけない。
    一生懸命 飛ぶ練習して ぼろぼろ になっている
    ゼブラーマン が いとおしい。
    敵と戦うために 特訓しなくちゃ勝てない。

    思いはかなう。と固く信じつつも・・・
    息子に お父さんは 飛べるだろうか?
    と質問して・・・息子に励ましてもらう ゼブラーマン。
    気弱で 頼りなげだけど・・・・
    やるときは やるんじゃい。
    ということなんですね。

    場数を踏むことで 成長していく ゼブラーマン。
    最後は ゼブラーマンコールに・・・・
    いたく感激して

    『シロクロつけたぜ』といって 見栄を斬る 哀川翔。

    防衛庁の現場を任される 渡部篤郎の シニカルな
    対応も よく計算されている・・・。
    防衛庁の施設の 安っぽさは まるで 将軍様の国のようで
    銭湯が 研究所になっている。
    場所設定がうまい。

    チープなヒーローに チープな設定が この作品を
    味わい深くさせている。
    鈴木京香の いろっぽい ゼブラーナース。
    大杉漣の 教頭の奇妙な行動。
    それぞれが いいキャラ出している。

    かっこいいぜ。ゼブラーマン!!

  • 哀川翔 主演100本 記念作品

  • 楽しめました。
    キャストがとても良し。
    哀川翔、鈴木京香、渡部篤郎。

    クドカンが苦手で途中放棄が多いのですが、
    (眠くなるシーンもありましたが)これは観れました。

    話は急なところもあるけれど、良かったと思う。

    哀川翔の役は独身っていう設定でも良かったよね。。
    ダメダメな独身男性だけど...っていう設定だったらラストがもっとまとまったような...。

  • 気楽に観るぶんにはとてもいい作品。

    前半の脱力感あふれる感じは好きだったな。全部あの感じで行ってもらえたらもっとよかったのに。。

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