ウォーターボーイズ スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 矢口史靖 
出演 : 妻夫木聡  玉木宏  三浦哲郁  近藤公園  金子貴俊  平山綾  眞鍋かをり  竹中直人 
  • 東宝 (2011年10月17日発売)
3.75
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感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104022509

感想・レビュー・書評

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  • 評判通り面白かったです。
    矢口監督の真骨頂、青春コメディ。
    楽しく観られる1本。

    今をときめく妻夫木、玉木、金子、平山らの青々とした
    姿がまぶしいのです。
    基本、変わらないんだなぁと。

    個人的には矢口監督の一番上手なのは青春コメディだと思うので
    違うタイプを模索している最近の監督だが
    再びこの手の作品を撮ってほしいなぁ。

  • 廃部寸前の唯野男子高校水泳部。部員は、やる気もなくズルズルと続けてしまった3年の鈴木(妻夫木聡)ただ1人。そんな水泳部の顧問に、新人のピチピチ女教師・佐久間先生(眞鍋かをり)が就任し、部員は一挙に30人に膨れたッ。が、佐久間先生が本当に教えたかったのは、競泳ではなく、なんとシンクロナイズドスイミングだったのだ!!佐久間先生の熱い思いを知ったとたん、生徒たちは恐れをなして逃げ帰ったが、鈴木を含む間の悪いヘナチョコ5人だけが、言いくるめられて渋々シンクロをする羽目に…。
     怪しいイルカの調教師(竹中直人)、水泳部の責任者・杉田先生(杉本哲太)、ぼんやりした鈴木となぜかラブラブになる桜木女子高の静子(平山綾)、ど迫力のオカマバーのママ(柄本明)なども現われ、事態はますますややこしくなり…。彼らの高校生活最後の夏休みは、想像もしなかったシンクロ特訓のアツーイ日々で幕を開けた。果たして、“男のシンクロ”に晴れの舞台はやってくるのか!!
    映画HP より

    これぞ、青春だ!
    笑いあり、ちょっぴり涙あり、笑いあり.いつも主人公たちは走っている.中途半端で一度道をそれても、仲間と一緒にやり直せる.シンクロに夢中になってやめそうになりながらもやりとげた充実感は、なにものにも変えがたいもののはず.

  • 男がシンクロ!?話題性もあるし、イケメンの脇に竹中直人、柄本明の個性を発揮させた明るく楽しい青春映画。
    だけど、これだけ揃えたらヒットするでしょ?という制作者側の意図が見える気がして
    イマイチ感情移入できなかった。
    意気地なし、ガリ勉、半端もの、LGBTというキャラがいるけど、
    なんか表面的にしか描かれていないというか、記号としてしか描かれていないように感じてしまった。
    マグマのような彼等の秘めたる感情がどうしようもなく溢れ出ていたらもっと感情移入できて面白かったのにと思う。
    主流には背を向けたがる、私の天邪鬼な性格のせいかもしれないけど。
    ドリフ大爆笑で笑った柄本明のおかまはやっぱり秀逸だったけどね。

  • 久々に見て、改めて感動。
    もうね、男子高校生たちのおばかっぷりが楽しくて。
    熱血教師の杉本哲太におかまバーのママさん柄本明。
    竹中直人も言うことなし。
    特訓っていうより利用してる感満々で大笑い。
    様々なトラブルを乗り越えてのシンクロのシーンは最高!
    妻夫木くんの海パンのハプニングも大笑い。
    楽しくて、ハッピーで大好きな映画。

  • 劇場公開当時、眞鍋かをり目当てで観に行ったのだけのはずが、こんな裸の男子ばかりの映画に予想外に熱狂してしまって我ながらびっくりでした。しかも何度見ても面白いんだから、困ったものです。

    さまざまな困難や障害を乗り越えて見事なシンクロを披露するラストが見所なのですが(音楽が良いですね)、そこに行き着くまでの、たまたまシンクロをやるはめになったイケてない男子たちがいつのまにやら強力な磁場を発生させ、周囲(他の生徒や地元の人たち)をどんどん巻き込んでいく過程がとにかく痛快。それがラストのカタルシスも生み出しているんだと思います。

    妻夫木聡、玉木宏らのメインキャストは生き生きしていて、脇を固める竹中直人、柄本朗らのコメデイ・リリーフも鉄板ですね。

    そういや、続編的なテレビドラマシリーズも面白かったなぁ。

  • 2001年

  • 『ウォーターボーイズ』(WATER BOYS)は、 2001年に公開された日本映画。監督は矢口史靖。成り行きから文化祭でシンクロナイズドスイミングを発表することになった男子高校生の奮闘と友情を描く青春コメディ。
    転じて「シンクロナイズドスイミングに挑む男子生徒達」を指すこともあるが、語自体は映画プロデューサーが作った造語である。
    2003年にはフジテレビにより『WATER BOYS』と題して映画の2年後を舞台としたテレビドラマが製作された。
    あらすじ:
    静岡県相良町(現在の牧之原市)が舞台。部員は鈴木智(妻夫木聡)ただ一人という廃部寸前の唯野(ただの)高校水泳部に、美人教師・佐久間恵(眞鍋かをり)が顧問に着任した途端、部員が30人に激増。
    ところが、佐久間が本当に教えたかったのは、なんとシンクロナイズドスイミングだった。恐れをなした多くの部員たちは逃亡。しかし取り残された部長の鈴木、何事も中途半端な元バスケ部員の佐藤(玉木宏)、筋肉を付けたいガリガリのダンス少年・太田(三浦哲郁)、カナヅチ克服と水の力学の解明を目指すガリ勉・金沢(近藤公園)、ちょっと女の子っぽい早乙女(金子貴俊)の5人は泣く泣く学園祭に向けてシンクロをやる羽目に。
    しかし佐久間は突如、妊娠によるつわりを引き起こして休職してしまう。さらに学校のプールは、男子がシンクロを行なう事をバカにしたバスケ部により、釣りぼりとして使われる事になり、周囲からバカにされまいと5人は急にやる気を見せだした。既にプールに放たれていた魚を捕まえ、オカマバーのママ(柄本明)など地元の商店街から協力を得ながらも、予行演習で全くシンクロらしい演技もできず、水泳部の責任者・杉田(杉本哲太)を怒らせてプールの使用を禁止されてしまう。
    学園祭の発表は絶望的になる中、鈴木は予備校で桜木女子高の空手少女・木内静子(平山綾)と出会い、一目惚れ。勿論、学園祭でシンクロをやる事は言えるはずもなかった。ある日、木内と訪れた水族館で、見事に泳ぎ回るイルカのショーに触発された鈴木は怪しげなイルカの調教師・磯村(竹中直人)に頼み込み、離れかけていた佐藤たちと共に水族館や海でシンクロの練習(実はいい様にこき使われているだけ)に鍛えられて、見事に上達していく。
    ある日、海で練習していた所に水難救助隊が駆けつけてきた。練習を海で溺れていると勘違いした人による通報だったが、これが話題を呼んでテレビ報道されるまでに至り、多くの住民をはじめ唯野高全体も惹きつけて、シンクロは正式に実施されることが決まり、大勢の生徒によって演じられることとなって勢いを増した。
    それでも、水族館練習中に発覚した早乙女が前々から佐藤に恋をしていたという真実、自分が学園祭にシンクロをやるのだと木内に明かせない鈴木と、部員二人の心は迷っていた。
    だが学園祭前日、学内でボヤ騒ぎが発生してしまい、消火のために消防隊はプールの水を用い殆ど使い切ってしまった…。(ウィキペディア)

  • なんとなく、観てなかったので観てみた1本。スイングガールズとストーリーが似すぎ。。と思ったら同じ監督の作品でした。男子のシンクロ、ちょっとおもしろいですね。最後の演技の大きさや迫力は男子ならではのものがあると思いました。そして、オレンジジュースのきりり。あったな―昔。よく飲んだ気がする。映画って、そういった小物も映像として時代を残してくれるところはとてもいいですな。若さがハジケる躍動感のある映画としても楽しめたし、こういう思い出が若い頃にたくさんあると人生は豊かになるよなと改めて思った1本でした。

  • TV深夜シネマ録画(旧)>2001年公開。男子シンクロ青春物。
    流石に20年弱ともう古いだけあって、オールキャスト陣が皆若く初々しい。おそらく無名であろう、妻夫木,金子(貴俊)君にアフロ・ほくろの玉(木宏)ちゃんwwといった、若手のキャスト陣。演技ど下手な眞鍋かおりww
    クセの強いテンション高目な無駄な動きwwが多い竹中直人は「Shall we dance?」に続き相変らずな役♪♪
    オカマ・ママの柄本さんの役どころは最高で笑かしてくれる(≧▽≦)☆!!!割と「Shall we~?」と同じキャストが結構出てるなぁww…だからおもろいのかも(*´ω`)♪。。
    この映画のロケ地が地元の傍で行われてたらしく…見に行きたかった。。
    結構消防車やらバス停やら現在はもう無くなってしまったゲーセン☆!?やら。。知ってる地名がそのまま出てたので親近感♪かなり全面協力したんだろうな^^。

  • 水泳部、部員は一人のとこに、カワイコチャン先生が赴任してきて、「みんな水泳部に入ってね」と言った次の日にはプールは生徒でいっぱい。
     ありがちですがこういうギャグ好きです。これでこの映画は決まったようなもの。

    昔の加山雄三の若大将シリーズでは、加山雄三は最後の試合に必ず遅れてきた。
    青大将の田中邦衛が、「まだかなぁ」と言ってるうちに「来たァ!」となって、水泳リレーのアンカーにぎりぎりまにあったりする。
     この映画でも主人公は恋人が観客でいるものだから、シンクロを見せるのが恥ずかしいと参加しない。それが説得されて途中から参加する。

     集団でやる競技で、キャプテンがいなくてできるはのヘンだし、30人があれだけ練習したものをそんな個人的なことで捨てることができるのも納得いかない。

     いくら激しい運動だからといって水泳パンツが脱げるのヘンだし、30人もいてそれが見つからないのもヘン。
     急遽彼女のいる学校のプールで演技することになったのに、彼のためパンツを彼女がもっているのもヘン。いったいいつ作ったんだろう。
     てなふうにすごいご都合主義の映画なんだけど、それらのことを監督に言っても笑ってるだろうと思う。むしろバカにされるかもしれない。そんなことは承知でつくっているからだ。

     そうしたネジの締め具合の甘さが作品の風の通りのいい雰囲気を作っている。
     といって理解はできるけど、理解の上でないとすっきり乗れてないのも事実。快作といったレベルでしょうか。
     ビデオで見たせいもあるでしょう。たくさんの観客と笑いながらこの世界に埋没するとすっかりはまってしまいそうな雰囲気はありますね。

     最後の本番の見事さは映画の流れの延長上の出来を飛び越えてますね。
     これも、あれだけの時間でコーチもいなくて素人がこれだけの出し物を作れるわけがないとだれでもわかるのですが、そんな文句を言う人もいないできあがりです。

     シンクロというとオリンピックの一糸乱れぬ超絶技巧しか知らないのでこんな風に一糸乱れて元気活発なシンクロでもいいんじゃないかというエンタテイメントのやり方が新鮮で感動的なんだと思います。

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著者プロフィール

矢口 史靖:第7回PFFスカラシップ作品「裸足のピクニック」(93)で、劇場映画監督デビューを果たす。男子高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦する「ウォーターボーイズ」(01)で注目を集め、日本アカデミー賞の優秀監督賞と脚本賞を受賞。続く「スウィングガールズ」(04)では、東北地方を舞台にスウィング・ジャズに熱中していく女子高生を描き、同最優秀脚本賞を受賞した。その後も、オリジナル脚本のコメディ作品「ハッピーフライト」(08)、「ロボジー」(12)などを監督し、ヒットさせている。

「2017年 『映画公式ガイド『サバイバルファミリー』の歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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