フィールド・オブ・ドリームス [DVD]

監督 : フィル・アルデン・ロビンソン 
出演 : ケビン・コスナー  エイミー・マディガン  ジェームス・アール・ジョーンズ  レイ・リオッタ  バート・ランカスター 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.64
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本棚登録 : 105
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580120516293

感想・レビュー・書評

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  • トウモロコシ畑を、野球場にしろとの天の父の声が聞こえ、野球場にすると、かっての名選手(ブラックソックスscandalで球界を追われた名選手達)。が現れて草野球を始める。仲違いしたままの父との和解も果たす。野球を国技として長年愛してきたアメリカならではの映画。見た時は、感動はなかったが、じわじわ良さが解ってくる。今は観光地となっているらしい。

  • 野球やりたくなる。

  • 刻を超えた絆、ほっこりとした気持ちにさせてくれる作品です。
    アメリカにとっての野球という存在。

    信じる力と夢みる力、そして挑戦する力。

  •  80年代アメリカ映画最後の傑作とも言われる作品を、最初に観たのは十代の頃。
     印象的な場面はあったが、大きく感情を揺す振られるまでは至らなかった。
     あれから十数年が経ち、改めて観直してみた時、泣き濡れる自分がいた。
     自らも歳月を重ね、失ったものや諦めたもの、焦燥感や郷愁が切々と胸に迫るようになった今だから、涙が零れたのだろう。
     感性や波長というより、主人公レイ・キンセラと同世代以上の観客(特に子供を持つ親)ならば、捉えるものは更に重く深くなる。
     ベースボールは題材ではあるが、あくまで手段。
     去りゆく夢の後ろ髪を掴むように、唐突に建設される野球場。
     玉蜀黍畑での幻聴に始まり、死者の復活するグラウンド、球場の電光掲示板のメッセージ、生身の人間である作家テレンス・マンの行方など、科学的な根拠は語られない。
     一種オカルティックなファンタジーながら、牧歌的でノスタルジックな御伽噺、幻想的かつ良心的な夢物語。
     希望と情熱、不遇と挫折、喪失と苦痛、葛藤と後悔、哀愁と感謝。
     そして、過去と現実、未来。
     思い出を超えた癒しによる、純朴な夢と人生への賛歌。
     親の年齢を追い越した息子が、若かりし日の父と、一球一球味わうようにキャッチボールをする。
     単なるホームドラマの感傷に留まらない。
     本来、相見(まみ)えることのできぬ存在と、その感触を想いを投げ合える奇跡。
     既に失くしたものだから、叶わない筈の夢だったから、多くは語れず淡々と、幻の若き父を見つめる。
     歳をとってからこそ、より鑑賞に値する作品。
     レイの娘・カリンが野球場で倒れた時、ドクター・“ムーンライト”グラハムが芝生を踏み越えて変貌したシーンは、今尚忘れられない。

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