博士の愛した数式 [DVD]

出演 : 寺尾聰  小川洋子  小泉堯史  深津絵里  齋藤隆成  吉岡秀隆  浅丘ルリ子  加古隆  上田正治 

• 角川エンタテインメント

感想・レビュー・書評

[consensive4さんの感想 · 2020年3月22日]

2005

[hiyorimi16さんの感想 · 2020年1月5日]

映像化すると、原作の海外の小説を読んでいるような空気感は一掃されるなぁとか。

[myjmnbrさんの感想 · 2019年10月22日]

久々の視聴。老学者と家政婦の親子の交流というハートウォーミング系の話に、素数、友愛数、完全数といった数学トリビアをまぶした映画。

このような散文的な説明をしてしまっては申し訳ない気もしますが、でもそれで十分なのです。正直言って、記憶が80分しか続かないという設定は当時としては物珍しい設定だったと思いますが、本作のプロットには活かし切れてないと思います。「メメント」を見たあとでは特にそう感じます（って比較していいのか！？）。義姉との確執のエピソードとか、ちょっと要素を盛り込みすぎのきらいはありますよね。

いやでも、寺尾聰、深津絵里の芝居は素晴らしく、大人になって数学者になったルート少年が回想するという語り口も良く、優れた映画だとは思います。ちなみに概ね原作を忠実に映画化しているところ、ベースボールカードのエピソードを変更したこと（当時マニアの友人が「あんなに簡単に江夏のカードが手に入るわけがない」って怒ってました）、博士が死ぬ前に映画を終わらせたことも評価すべき点です。

[krgokさんの感想 · 2019年10月12日]

80分しか記憶の持たない数学者の老人と家政婦が徐々に打ち解ける話。その後の話を聞きたい

[ねこじゃらしさんの感想 · 2019年6月9日]

5〜6年前に小説を一度読んで、映画は今回が初めて。

ルートが将来、数学の先生になることは
小説で出てきていたのか？…忘れてしまったが、

吉岡秀隆さんの優しく落ち着いた口調で進む授業が
小説では全く理解不能だった数式や数字の意味を
分かりやすく、哲学や物語に繋げていて、
これは映画にしかできないことで、効果的だと思った。

家政婦と博士と、家政婦の息子の３人の
穏やかな日常、度々繰り広げられる数式の会話は
小説と変わらない温かい印象を受けた。

ただ、私の中での博士のイメージが、
白髪でもっと年老いた感じだったこともあり、
博士と兄嫁の件については
想定外で最後まであまり意味が分かっていなかった。
小説でもこの件は書かれていたのだろうか…。
その闇の部分もあったからか、
音楽やタイトルのフォントが暗い感じになっていたので
小説とはちょっと違う印象、ギャップを感じた。

小説のほうは、もっと明るくて、
少しコミカルだった記憶。
でも映画は映画で、切なさが増していて良かったと思う。

[橘さんの感想 · 2019年2月16日]

録画で久しぶりに観ました。
原作は既読です。
穏やかで、でもちょっとひりひりする時間が流れていました。
博士の寺尾聰さんはそのもので、私の深津絵里さんの健気さも素敵でした。
もう、未亡人の心持ちと、朝目覚めたときの博士の絶望を思うと苦しくて…暖かい作品だとはどうしても思えなくなってしまっています。
あと、原作の、博士と私とルートで阪神戦を観に行くエピソードと、博士に江夏のカードをプレゼントするエピソードが好きなので、そこが削られていたのも悲しいです。

[emi1017さんの感想 · 2019年1月28日]

久々に本を再読したので鑑賞。映画は初見。
深津絵里演じる家政婦の纏う空気や、寺尾聰演じる博士の個性的な雰囲気が映画の魅力をさらに増していた。
本当に素晴らしい作品だった。

[gyamanさんの感想 · 2019年1月27日]

1

[ひろろさんの感想 · 2018年10月2日]

出てくる数学的な要素は興味深い。
博士からの数学的な要素と博士に寄り添う家政婦の話。
博士は記憶が80分しかもたないので、懸命に話をきき寄り添う姿が印象的。心温まる話なのだが…、話の展開が単調なので、あまり楽しんで見れなかった。とにかく長く感じた。

[reinouさんの感想 · 2018年9月18日]

良い意味で心が温かくなる作品。また、絵を描いて算数文章題に取り組むところは、ある種の理想的算数教育ともとれる上、数字の美と数学愛に溢れる点も好ましい。原作を読んだ記憶はあるが、浅丘ルリ子役の義姉って、いたかなぁ。