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- / ISBN・EAN: 4580120517764
感想・レビュー・書評
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幼い頃、祖母が本作をテレビで観ていたのを横目で見ていたら、怖すぎてしばらくトラウマみたいになった。単なるカーチェイスではなく、相手の運転手の顔が見えないところがたぶんトリガーだったのだろう。しかも、巨大なトラックが主人公を殺そうとする意味がわからない。
観たのはそれ以来だと思う。さすがにあの時の恐怖は再来しなかったけれど、それでも何か、かすかに意識に遠く響くものがあった。
さておき、こんな単純な設定でこんなにも面白く見せるスピルバーグはさすがだと思ったものの、終盤はちょっと退屈した。
トラックは本作で少なくとも2回、色を変える。
まず、物体としてのトラックがじつは主人公にしか見えていない妄想なのではないかと思われる第一の展開。
次に、トラックが主人公の車を先導しているようにも見え、いざ追い抜くと攻撃的なるという習性が明確になってくるあたり。トラックの存在は物質としてのそれからふわり浮上し、一瞬概念に変わりそうになる。その概念が「未来」であっても「死」であっても何でもいいけれど、とにかくなにか崇高ささえおぼてくる瞬間、おお! と思った。
たぶん終わりのほうで退屈に思った理由はこう。トラックが、主人公の車をはっきりとターゲットに定め、トラックのふるまいから曖昧さが消えたからだ。そこからは単なるカーアクションになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何気なく観たけどなかなか面白かった。トラックを追い越した。ただそれだけの理由でしつこく追いかけられる。シンプルで登場人物が少なく分かりやすい。
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単純なストーリーなのにすごい恐怖を感じる映画です。
さすが、スピルバーグ監督。
ラストは呆気ないものがありますが、巨大トラックに追われる恐怖感は
見ごたえありますね。 -
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