単騎、千里を走る。 [DVD]

監督 : チャン・イーモウ 
出演 : 高倉健  リー・ジャーミン  ジャン・ウェン  チュー・リン  ヤン・ジェンポー  寺島しのぶ  中井貴一 
  • 東宝
3.39
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104034632

感想・レビュー・書評

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  • 長年疎遠となっていた息子の余命が僅かと知った主人公が、息子の願望を叶えようと単身中国に渡り、困難な旅の中で中国の人々と心を通わせていく姿を綴る。

  • 病床の息子のために仮面劇の撮影に中国の小さな街を訪れる父親。通訳さんがいなければ、言葉が分からず何もすすまないうえに、目当ての役者が刑務所の中にいるという二重の障害。時間がかかってもひとりひとりと真摯に気持ちを交わして、仮面劇を観るところまで辿り着きました。

  • BSプレミアム録画>姿を現さない健さんの息子,高田健一役は中井貴一。日本パートの監督はお馴染み降旗監督。撮影監督は木村大作さん。
    ん~~、題名にもなってる中国の仮面劇「単騎、千里を走る。」=関羽千里行 の(私が尊敬する)関羽先生の京劇がもっとダイナミックなものかと思ったら違った。。
    せっかく京劇の撮影の為に遠路はるばる来たってのにいざ演るとなるとそれは結構です。。って…健さん、そりゃないでしょw?子供の野う●●シーンは必要だったのか?ちょっと引いた。通訳の通訳が多くて面倒くさい。
    中国の雄大なロケーションは凄い。佇まいだけで画になってしまう健さんの存在感も凄い。

  • 高倉健さんの映画を初めて見た。決して言葉数が多い映画ではない。語らない空気に閉じ込められた思いと人の交流が胸を打つ。

  • ■映画館鑑賞
    ●チャン・イーモウ

    ■2015.02 BS

  • しばらく、高倉健さんの口調になりそうだ。

  • [2006年中国・日本合作映画、TV録画鑑賞]
    2月17日(火)午後9:00~10:48 BSプレ

  • ボンヤリとテレビを見ていたら、
    「千里走単騎」のことを紹介していました。
    撮影の舞台となった 麗江で、おこなわれていました。
    張芸謀が、にこやかに笑っている場面が飛び込み・・・
    そのヨコには、高倉健が座っていました。

    張芸謀の取り組んできた歴史・・
    文化大革命がおわり、高倉健の「君よ憤怒の河を渉れ」
    に出逢い、衝撃を受けたこと・・・
    高倉健と出逢い、今回の作品ができた・・・

    高倉健も張芸謀のことを、徳間社長のつてで聞いて、
    10年近くたってこのような作品ができたのはうれしい。
    と語った・・・

    テレビで、このような番組を見るのは、うれしい限りだ。

    高倉健は、張芸謀のことを
    「中国をしょっている」・・・
    そして「一途」と評価していました。
    「一途」を中国語では、「一根筋」と紹介し、
    張芸謀におくっていました。

    高倉健の撮影している場面がでて・・・
    ホントに、中国人の中にとけ込み 
    「辛苦」という言葉をかけて、
    高倉健の優しさは、中国人のスタッフ達に好かれていた。

    今回驚いたのは、高倉健が泣くシーンがあるのだ。
    それを見て・・・涙も似合うなぁ。と思ってしまいました。

    それで、『千里走単騎』を見ました。
    「千里走単騎」は、率直に言って、眠い作品だった。
    なぜなのか・・・といえば、
    緊迫感がなく淡々と物語が流れていったからだ。
    結局、DVDを3回見ることになった。
    それで、何とか、全体の緊張感を保つことができた・・・・

    高倉健が、涙を流しているシーンを見てひどくおどろいた。
    高倉健は、日本の男性の代表であり、
    日本の男子が、人前で涙を流すことは、不謹慎だといわれていることを
    忠実に守り抜いてきた代表でもあった・・・・

    その高倉健が、涙を流したので・・・
    高倉健が、「老いた」と一面では感じたが・・・
    一方では、実に高倉健は、涙のにあう人だと違った意味で、
    感激したのだった。
    日本の男は、泣いてもにあう・・と思った

    私は、しょっちゅう泣くので、余り涙に価値はないようだ・・・。
    なぜ、中国で、高倉健は涙を流したのか・・・
    そのことに興味を持った。

    それで、ゆっくりと見ることができた・・・
    今回の物語は、かなりの複線があり、そのテーマが、
    日本と中国とオーバーラップしていて、
    その心の琴線が、全く同じようなところにあるということが、
    うまく描き出されている・・・・・

    「父と子」というDNAとしてつながりながらも、
    お互いに理解し合えない存在になっていること・・・・

    高倉健の息子(中井貴一)の独白にあるように、
    仮面劇にひかれたのは、その仮面の下に素顔があり・・・
    その素顔で、向き合って話し合うことの難しさ・・・をかたった。

    刑務所の李加民に会うために、頼み込む・・・高倉健
    ある意味では、中国では、一番外国人には見せたくない場所であり・・・
    それを、日本人の父親として、息子のためにと訴える・・・
    そのときに、赤い旗に 「謝」と「助」という字を書いてある・・・
    そこで、涙を流すのだが・・・
    流すのではなく、涙声で、表情で・・・泣くのである。
    そして、旗で、隠す・・・まだまだ、本格的にはないていないのだ。

    そこには、泣くという行為の恥ずかしさが、つよくにじんでいる。
    しかし、その涙に、こころを動かされ・・・
    刑務所で会うことを許可されるのである・・・

    一方・・・刑務所にいた李加民は、高倉健が訪れて・・・
    「千里走単騎」を踊る準備をする・・・
    仮面をつけ・・・舞台に立つが・・踊れない。
    仮面の下の素顔は、なみだがいっぱいで、泣いているのだ・・・
    そして、人前で、堂々と泣くのだった・・・・

    その時に高倉健は、いう・・・
    そうやって、泣くことができれば、
    息子との関係ももっと簡単に解決しただろうという・・・・

    今回の高倉健の涙は・・・
    ある意味では、深く人間の心を動かしながら、
    日本と中国の文化を飛び越えて、
    素顔でつきあうことのすばらしさを語ろうとしている・・・・

    必要なことは、素顔で語り合い、笑い、喜び、泣くことなんだ
    と教えてくれる好い作品でした。

  • 健さんの映画としてはもひとつ良さが出てなかったですね。
    もっと健さんと息子、健さんとヤンヤンなどの関係を描いてほしかったですね。

  • 千里走单骑(中文版)

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