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- Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
感想・レビュー・書評
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人気があるようなので、図書館で借りた
先生をこわがって何一つ覚えることができず、クラスの子どもたちからのけものにされている「ちび」が、「からすたろう」になるまでの、小学校六年間のおはなし
表紙からして、なぜだか切ないのだ
カバーのそでの解説を読んで、逆輸入した絵本だと知り、居住まいを正すような気持ちでよみはじめた
よみはじめると、次第にこころが、しん、としてくる
語り手はちびの同級生なので、ちびのこころの中までは、誰にもわからない
読み手である私たちも、いつの間にか学校の一員になって、ちびの様子をうかがってしまう
虫たち、うまれてはしんでいくような太陽と一日、そして、からす、先生
ちびは一人だったけれど、独りではなかった
それがほんとうに、良かったと思う
後書きをよんで、いっそう、そう感じた
この絵本が支えになる人は少なからずいるだろう詳細をみるコメント0件をすべて表示
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