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- / ISBN・EAN: 4560285901400
感想・レビュー・書評
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機内で観た映画その一。この映画、何度も見ているのに、なんだかよくわからない。それで、また見てしまう
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この観た後にじわじわと感じられる感動、満足感が名作の所以なのだろうか。久しぶりに見たら、内容をほとんど忘れていたが、最後のシーンは覚えていたので、やはり少し心が若い頃に見て印象が薄かったのかもしれない。
今改めて観ると、ここ数年で体験した個人的な苦労の成果とすら言えるかもしれないが、主人公のブランチが現実を受け入れられず妄想が病のレベルに高まっていく様子などとても印象深く一方で共感もでき、またヴィヴィアンリーの演技が改めて素晴らしく感銘を受けた。昔は理解できなかった、労働階級で現実主義のスタンリーの価値観や動機も今回は受け入れられた。自分でも気づかないうちに少しある側面で成長していたのかな、と感じさせて貰えた。
かつての自分であれば精神病院へ送られていく最後を悲劇と捉えていたと思うが、今回は、それでもなお続いていく人生、長い長い日常という現実の方に意識が向いた。 -
イヤな感じの主人公で
感情移入しづらいなぁ〜
と思ってたら、
最後の転換で、納得。
こうなるとは。。。
悲劇。 -
本当に欲望という名の列車だった
けっこう攻めた内容なので、今リメイクしても原作通りにはできないでしょう -
オリジナルが舞台劇であるだけに、セリフの応酬に終始するので映画としては動きが少なく地味。若き日のマーロン・ブランドのかっこよさにはしびれますが。
ステラとスタンリーが口論するシーンで、ずいぶん聞き慣れたセリフだぞと思ったら、マニック・ストリート・プリーチャーズの「Little Baby Nothing」の冒頭のサンプリングだったのでビックリ。この映画のサンプリングだったのかぁ。 -
俳優陣がまあ、とにかく凄まじい演技を魅せている。
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ビビアンリーの切れた演技もすごかったけど、マーロンブランドの迫力もすごかった。
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「欲望」という名の電車に乗って、それから「墓場」と書いた電車に乗り換えて、そして、6つ目の角で降りるように教わったのだけど―「極楽」で降りるようにって….
この映画の始まりの部分。バスの行先案内には「DESIRE」と書かれている。
メタファーの効いた映画だ。ビビアンリーの演技にはグイグイ引っ張られて見入ってしまう、演技とは思えない迫力がある。身の回りにいると困ってしまう妄想癖の強い、厄介な女性だが、ヒビアンリー演じるブランチは
その暗い過去の部分を含めても可愛いく感じてしまう。「夢の方が大事じゃない!」と現実を逃避する姿勢は、現実を生きることに精一杯の、ステラやこの映画を観ている私をより対照的に浮き上がらせる。
「どなたか存じませんが―わたしは、いつも、知らない方の御親切を頼りに暮して参りましたの。」と言う彼女の姿には、精神的に病んでいながらも、過去の彼女の生きざまと同時に、観念してこれからを見据えている姿が伺えた。2013.08.29 -
ブックオフ秋葉原、¥250.
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出演者(特に主役の2人)の演技が光る映画。内容は決して明るくすっきりしたものではないが、人間の愚かしさについて考えさせられる。
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裸電球の下で暴かれ獣性に虐げられ、壊れて留まる欲の残骸
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ヴィヴィアン・リーは「風と共に去りぬ」に次ぐ第2のピークを本作で迎え、以後、映画ではこれに匹敵する演技を残さず死んでいった。一人のスター女優を燃やし尽くしてしまった、この作品の持つ“熱”……。T・ウィリアムズ戯曲、会心の映画化作品。当然のごとくリーはオスカー主演賞に輝き、ハンターは助演賞を獲得した
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ビビアン・リーってこんな演技する人だっけ?
奇才。むしろ怖い。。。
マーロン・ブロンドはこの映画を見て初めてセックスシンボルだったことを大納得しました。
>>映画を見たきっかけはAllAboutMyMother。
欲望と・・・を見てようやくAllAbout・・・の世界観を理解しました。
借景的な・・・ -
誰が一番幸せなのか、誰が一番不幸なのか。。。
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感動を求めていたが、
今作は善人間の反面教師的役割に終始。
作品の主張に関しては周知であるし、
綺麗な場面がきわめて少ないので★2。
主張は一貫して、
他人指向型人間の批判。
つらい時にすぐに人からの援助に身をゆだねることは、
自己を虚飾することであり、
いつまでもその自己同一性を安定させることが出来ない性を持つ。
人間は孤独だ。孤独に耐え、悲哀を知ることでしか、
人にほんとに優しくなること、愛を知ることは不可能であると感じる。 -
わかーるわかるよきみのきもち