白い恐怖 [DVD] FRT-104

監督 : アルフレッド・ヒッチコック 
出演 : レオ・G・キャロル  グレゴリー・ペック  アルフレッド・ヒッチコック  ジョン・エマリー  イングリッド・バーグマン 
  • ファーストトレーディング
3.43
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560285901042

感想・レビュー・書評

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  • まぁ悪くはない。

    でもエドワーズの代役として(たとえ記憶喪失症でも)ジョンがその演技をするのはかなり無理がある。

    そこで、こんな脚本はどうだろう…

    ★起
    赴任してくるエドワーズはジョン(グレゴリー・ペック)ではなく、マーチソン院長とグルの某で、彼は奇行を犯し即解任され、結局またマーチソン院長の地位は安泰。

    ★承
    海外留学から戻ったエドワーズの弟子ジョン(グレゴリー・ペック)が師匠に帰国の挨拶をするため病院に行くと、奇行で解任されたことを知り驚く。
    そしてエドワーズの自宅に行くと、彼は自宅にも戻らず行方不明状態。
    これは裏に何かがあると思ったジョンは、病院に戻りコンスタンス(イングリット・バーグマン)と共にその謎解きを開始。

    ★転
    学会出席のためニューヨークを訪れたコンスタンスは、偶然偽のエドワーズを街で見掛けるが、惜しくも逃げられる。
    コンスタンスはその旨を捜査に人一倍熱心に協力するマーチソン院長に報告したが、彼は警察に通報するのはもうちょっと待とうと提案。
    その後某は死体で発見され、彼の家からエドワーズの遺品が見つかり、警察は彼がエドワーズを殺害した犯人であると断定。事件はこれで落着したかに見えた。

    ★結
    ある日、病院の入院患者が、マーチソン院長と某がこっそり話をしているところを見たとコンスタンスに打ち明け、マーチソン院長が怪しいことに気付く。
    最後はジョンの誘導尋問に引っ掛かり、マーチソン院長は罪を認める。

  • グレゴリー・ペック29歳。眉目秀麗の精神科医として現れる。相手役のイングリット・バーグマンも眼鏡をかけた精神科医30歳。白いものと線を見ると精神が不安定になる、その実相は? というヒッチコックの筋立て。時代を感じるが一体どうなるのか、という緊張感はさすが。

    1945アメリカ
    2019.3.12レンタル

  •  「縞模様の歴史」で紹介されていたので。


     夢のシーンは…ダリが監修してたのかな。あそこがすごく好きだった。白黒だったから、影を見せるシーンとかがコントラストが強くてキリコの絵みたいで好きだった。


     まぁ、「心理学」みたいなことを引き合いに出されて「罪責感」とかが連呼されちゃうと、まだその心理学というものが発展途上だったのだなぁ、と思ってしまう面もありますが、


     全体的に楽しめる。

     画面の見せ方が、とても好きだと思った。


     

  • ヒッチコックの作品でまだ観ていないものを…
    と思って手に取ったわけですが、

    作品の序盤は、完全に、グレゴリー・ペック!
    という感じです。
    登場した時のあのかっこよさ。クセが少なく、知的。

    フロイト的な精神分析が折々に挟まれているため、ヒッチコック映画によくある、追跡/逃亡劇の要素は少なかった。
    その分、作品の中盤がやや退屈に感じたが、、それはそのへんで精神分析が中心になってくるのだが、精神分析のどこか笑っちゃう陳腐な部分のせいもあったと思う。
    中盤の鑑賞意欲を維持できたのは、夢のシーンにダリの絵が使われる、と分かっていたことが大きかった。

    とはいえ、作品全体にさすがヒッチコックというべき演出の箇所や撮り方の工夫はいくつもあり、またグレゴリー・ペックは終始ハンサムでつい観てしまう。
    ダリとの協力部分を含め、一見の価値はあるだろう。

  • 彼が牛乳を飲むところで画面の奥にブルロフ博士を配置し、牛乳瓶の中から見えるように撮影してたり、こちら側にに銃口を向けて自殺するシーンなど工夫がたくさんある。ヒッチコック監督の映画は牛乳がやたらと出てくる。。。

    <あらすじ>
    新しい病院長に就任したエドワーズ博士は、白地に縞のある模様を見ると発作を起こす奇妙な病癖を持っていた。やがて彼はエドワーズ博士とは別人である事が発覚する。本物のエドワーズ博士は何処にいるのか?疑いの目は「彼」に向けられるが、病院の勤務医であるコンスタンスは「彼」の無罪を信じ、二人は協力して発作の原因である「彼」の記憶をたどっていくのであった・・・

  • コンスタンス・ピーターソン・・・イングリッド・バーグマン
    ジョン・バランタイン・・・グレゴリー・ペック
    マーチソン・・・レオ・G・キャロル
    ブルロフ・・・マイケル・チェーホフ

    コンスタンスが勤める病院に新しい病院長が赴任してきた。
    しかし彼は白地に黒の縞模様を見ると発作を起こす病癖を持っていた。
    やがて彼は赴任してくるはずの院長とは別の人物だということ、記憶喪失であることがわかる。
    彼を好きになったコンスタンスは彼の記憶を取り戻す為、院長を探し出すために彼の記憶のひもを辿っていく――――。

    ************

    作品全体に不思議な雰囲気が漂っているような気がしました。
    精神分析などに全く詳しくないのですが、そんな私でも普通に見れました;
    ラストの銃の描写がすきですね。今ではないカンジです。
    ジョン役に「ローマの休日」でオードリーと共演したグレゴリー・ペックがいるのですが
    「ローマ」とはまた違った演技を見せています。
    ジョンの夢が描写されるシーンではあのサルバドール・ダリが協力しています。

  • グレゴリー・ペックが笑えるほどイケメン。イングリッド・バーグマンは・・・でかい。
    本を読みながら片手間に鑑賞したので、肝心のダリの絵をことごとく見逃した。
    ほぼ聴覚で堪能した結果は、テルミン万歳。といったところ。

  • とにかくグレゴリー・ペックが素敵すぎ。イングリット・バーグマンも私好きすぎてヤバイです。

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