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みんなの感想・レビュー・書評
ローマ行の長距離列車に乗り込んだ人々のオムニバス・ストーリー。
見送りの女性を思い返す大学教授。横柄な女性と若者。サッカーファンと難民。
チケットって、明日への希望というか力のようなものを暗示しているような
ところがあって、なんとなく眺めてしまうことがある。
3番目のストーリーがうーん。という感じだったので
いまいち締まらなかった気がする。
最後の終わり方が予想外で面白かった。ちょっと唖然としたけど。イタリアに移住するためにアルバニアから乗ってきた一家とスコットランドのセルティックサポーターとのやりとりは白熱。
三人の名監督によるオムニバス映画。お気に入り監督のアッバス・キアロスタミとケン・ローチが2話と3話を撮っているので期待して見ましたが、期待を裏切らない面白さ。1話を撮っているエルマンノ・オルミとは相性が良くないのですが、この映画でも私には合わない感じです。
前半の話がちょっとわかりにくかったけど後半部分が好き。淡々とした展開のまま終わるかと思いきや、エンディングは意外にも清々しい。
すげーいい。
例のごとく途中で寝てしまったけど、そういう映画は大抵いい。
ほっとするんだよね。そんで人間のあらゆる感情が含まれてる。
ラストのケン・ローチの作品は傑作だと思う。
聞き取りにくいスコットランド訛りなんかほんとにいい。
原題はただの「ticket」なんだけど
邦題のこの青春っぽい感じはけっこう効いてていい。
最初はとても静かで地味な映画だなあという印象だったのが
最後には若さやエネルギーに満ち溢れていて
その移行が、あれいつの間に?って具合にスムーズで不思議。
良かった。
2008/02/25
3人の巨匠が共同でつくったオムニバス作品。
監督の個性がかなりくっきり出てて好みが別れるところ・・・
自分的には3話目のケン・ローチの作品が飛びぬけて好き!
セルティックファンって熱い!!
最後の展開は気分爽快♪
でもどの監督も、良い意味でも悪い意味でも、人間くささを描くのが上手い!!
難民の家族が程よい存在感で物語を上手につなげてるのが素敵♪
3人の監督によるオムニバス映画。
ケンローチの作品は最後に出てくる。彼は、内戦と、イギリスの労働者階級を手がけたらピカイチ。作品の大半に、サッカーが出てくる。チャンピオンズリーグを観戦に、ローマへ列車の旅をする若者3人が、同じ車両に乗り合わせた難民と列車のチケットをめぐるやりとり。ラストシーンがとても良かった。
同様にラストシーンが素晴らしかった「大地と自由」(http://tinyurl.com/y9urv2s)も本棚に入れたいのだが、DVDはないようで.....。
乗客一人一人にドラマがあって
彼ら登場人物の泣いたり笑ったり
突然怒りだして、空気が重くなったり
自分も1人の乗客として彼らの様子を見ながら
ローマ行きの列車に乗っている気分に。
沈黙の気まずいシーンが多いが
そこがまたリアルでとても良かった。
国境なんて人間が引いた線に過ぎないのに、
でもその線の為に色々なコトが起こる。
久々に、欧州列車の旅をしたくなりました。
みな堂々たる監督陣ですが、誰がどの話を担当したかすぐ分かるから面白ーい。地続きのヨーロッパだからこそ問題があるのだけど、それ以上に魅力もあるんだよね。日本人が見るべきだなあ、と思いました。(2005 イタリア ドイツ)
ヨーロッパに行きたい!素直に、そう思った。でも、私は、様々な人たちに対して寛容になれるだろうか。
設定、構成も素晴しいけれど、ラストシーンは、特に素晴しい。イスラム系の移民と、アイルランドの少年。歌。笑顔。みんなで何とかやっていけるよ、そんな明るい未来。
私自身もまるで同じ列車の乗客であったかのように3つのエピソードを傍観。3人の監督による共同作品なのによくあるオムニバス形式で無いところが新鮮でした。全ては同じ列車内で起こる独立した物語なんだけどエピソードとエピソードの繋ぎ目が絶妙で監督達の国籍もそれぞれ異なるだけにまるで聖火リレーを見ているような気分になりました。
車内にいた軍人に横柄に扱われ、おまけに子供の哺乳瓶のミルクを床にこぼされたアルバニア難民の女性の為に、初老の大学教授が食堂車でミルクをオーダーし女性に与えていたシーンが一番好きです。






