テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1

監督 : 森田宏幸 
出演 : 石田彰  東地宏樹  皆川純子  阿澄佳奈  野島健児  三瓶由布子  牧野由依 
  • Viictor Entertainment,Inc.(V)(D)
3.61
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本棚登録 : 205
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988002527960

感想・レビュー・書評

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  • 地球を守るために13体の敵が来るので、13人で倒すぞ★
    って言うロボットアニメ
    戦い方はトーシロの極み

    かと思ったら

    1回動かすのに操縦者に選ばれた1人が必ず死ぬって言うヤバい話だった
    死にたくないけどやらなきゃ結局死ぬしかないからやるしか無い!

    かと思ったら

    戦ってる相手は並行世界の地球を守るために戦っている同じ様な人間だった

    って話かと思ったら

    それを見て楽しんでるくそな輩をぶっ潰す!

    みたいなはなしなのかと思ったら……?

    基本的には人がバッタバッタと死ぬ私が好きな系統の話。
    終わり方がちとほにょ? ってなったので★4

  • 【原作】
    「ぼくらの」鬼頭莫宏

  • 1

  • 観はじめなので何とも言えないけど、噂通りの鬱の予感。

  • メカデザインは凡庸で、ロボット戦闘は物語において地球を救うという重要な役割を付与されているんだけど、そこが見せ場にはなっていないんですからは戦い方も酷くレベル低いです(笑)
    主人公である十五人の子供たちが暮らす現代社会で自身を取り巻く環境が非常に複雑で闇の深さを感じて欲しい…と、もう一つは正義とは一体何なのか?自分たちが住む地球を守るためであれば、他の地球は犠牲にしても良いのか?言った作りです。
    面白いとこもあるんですけど、ちょっと残念

  • ワンクールで終わったため(と好意的に解釈したい)尻切れだったアニメ「なるたる」と異なり、
    十分な話数を使て、画のクオリティも高い、いいアニメだった。

    15人の少年少女、それぞれが「家族」「友人」「恋」という問題を抱えている。
    そのわだかまりを解きほぐし、彼らは闘う。
    「死にたくない!!」と泣き叫び無我夢中で抵抗するのではなく、ある程度脅えながらも淡々と戦いに向かう姿が印象的。
    そういう少年もいるにはいたが。
    それがむしろリアリティを感じさせる。
    いずれ自分の番が来る……
    そして誰か一人契約していない奴がいる……
    こんな状況ならば猜疑に覆われ魔女狩りがはじまってもよさそうなものだが、
    そうならない、というところが結構ミソだとも思う。
    つまりは、やはり淡々と、という点である。

    SFとしては後設定、というか都合のよいルールばかりだが、
    タイトルどおり「ぼくらの」という気分を表した、良作。

    漫画版未読。
    wikiを見ると後半の展開がかなり異なるらしい。
    漫画版も読みたい。

  • テーマが深い。人間1人1人がだれしも抱えているような「心の闇」をテーマに扱ったもの。
    死ぬ間際に何とかその闇を克服して、健やかに死ねる者もいれば、その闇が原因で死ぬ者も。基本、救われない。

    観ていて自分のこれまでを回顧する。そういう意味では観てよかった作品。でも、基本、救われないというストーリーのため、観ている最中は鬱々とした気分になる。(だからもう一回観るのはつらいかな、、、)
    主題歌が「アンインストール」ってタイトルである理由は、観ないとわからない。

  • 暗いけど、鬱だけど、それぞれの子たちがいろいろな思いを抱えながら戦って死んでいくのは感慨深かった。
    けして気持ちのいいものではないけど。
    見て損はないし、OP良かった。夕日で走るシーンとか。

  • 最終回がな~。
    それまでは良い感じのテンポで鬱展開だったのだが、、

    最後惜しい感じで終結したのが全て。

  • opがよい。未成年の極限群像劇は、どうしてもバトルロイヤルの二番煎じになる。最後が微妙。原作と違うのかな。

  • SF×人間愛
    人間愛と書くか家族愛と書くかでしばらく迷いましたが、家族に限ったものではないということで、人間愛で。
    後半になるにつれSF要素が増していき、前半のほうが死を前にした人間の生々しさを描いていたかと思うのですが、わりと最初から最後まで戸惑いは少なめに、各自が短時間で決断し望んで死を受け入れる、というパターンが多かったため、悲惨さはそれほどありませんでした。多くの子供たちが健全な決断をしていたというのも大きかったか。
    大体1~3話以内で各子供たちの関係に決着がついていきますが、1番印象深かったのはチズとカコ。あのお互いに歩み寄ろうとしてそれぞれの抱える問題につまづいて結果お互いを傷つけあって、というところが歯がゆくもあり哀れでもあり、子供時代の関係の築き方のむずかしさというのを感じますね。あとはやはり女の子たちが犯人探しをし始めたあたりも印象深い。あるよね、と思わずうなづいてしまう。何かあると特定の子をあぶりだして……っていうスパイラルに陥るとなかなか抜け出せないのですよね。あとダイチとモジの年齢に関しては突っ込んでもいいですよね。絶対中学生じゃない、あの子たち。
    親子関係についてはちょっと独特ですね。なんというか、中間がいない(笑)
    結局どの家庭も一度崩壊の危機を迎えるわけなのですけど(あるいはすでに迎えていた)、きわめて健全であるか、きわめて振り切れているかのどちらか。中間っぽい描写だったのはウシロの家くらいか?
    関係の不和の大部分が性的関係によるものというのも違和感。実際には性的関係の結び方の過ち以外にも人間関係が壊れる瞬間というのは多々ありますし、中学生同士の関係に限っても、性的関係以外で関係の壊れることのほうが多いでしょうから、そこはちょっと偏りすぎていて、どれだけセックスへの関心が高いんだ……と思わず作り手側に思いをはせてしまったのですが、もう少し多様であればリアリティが増したかなと思わなくもない。
    あとは皆が対処療法に甘んじることに何の疑問も抱かず、根本原因は何かということを突き止めようとした人がいないというところも不思議。カンジの母のものも偶発的なものでしたし。利用するというところには積極的な人が多かったのですけども。
    しかしよくまとまった話でした。

    ▼以下、各話感想▼

    3話:
    コダマのやり方も酷いのだけど、父親を自分で潰してしまったことにショックを受けているコダマに「ぐだぐだ言ってないで~」と説教かますのも大概だと思うなあ。他者に感情移入できていないという点では、少数を除いて皆同じように感じる。

    5-9話:
    ダイチには非常に安心感があった……思考回路もあの落着きっぷりもほんとに中学生かと思うけど、先週までのカコとチズがあれはあれで非常にただれていたので……
    ジアースに乗っているのが中学生、だからダイチのように、被害を最小限に食い止めるとか、地球規模での責任感とか、基本的にはもっていない、あくまで個人的理由でジアースを私的に悪用するコダマとチズはけれど見ていて、そうなるよなあと納得もしてしまう。とくにカコとチズの、どうせ死ぬんだからと好き放題やらかしてしまうところなんかは、死を間際にしていなければ彼らにも冷静に周囲を慮る余裕ができたんじゃないのかと思うと、やめろと言いたい気分と口をつぐんでしまいたい気分とがせめぎ合う。でもコダマのはほんとにどうかと思う。子供らしい全能感といってしまえばそれまでですが、それにしても残酷な形でうち破られましたよね、コダマも。
    チズとカコは似た者同士ですよね。信じて裏切られて、信じていたくて、でも現実を受け入れざるを得ない、だから周囲を疑って、試すように見下すしかないから、わざと馬鹿にしたような対応をとってしまうところが、そしてそんな現実を受け入れるための条件として、やけを起こしてしまうところが、ほんとうによく似ている。

    10話:
    「自分のために戦おうよ」
    「自分が責任をとれるなら、それを使ってもいい」
    これがマコの出した結論なのですが、自分のために、自分が責任をとれるなら、売春をしてもいい、というのはちょっとおかしいような……道徳的なレベルでは場合によっちゃ売春OKという結論が出ても、法的にアウトである場合、それは自己責任だけの場合ではない、というような堅苦しい話も一瞬浮かびましたが、基本的にこの作品、性に関する規範がかなり緩めですよね。あと女子用かと思われたユニフォームをちゃっかりモジが来ていることに目が点になりました。ほかに女の子もいたのに、彼女らを差し置いてまさかのモジ。
    しかし愛情あふれる家族描写の後のデッドエンドは非常に厳しい。
    あとなぜ国防軍全員が契約し、子供たちが選ばれる確率を少しでも下げよう、という結論に至らないのか。

    11話:
    予想よりかなり早かったモジの退場。メンバーで1、2を争う冷静で思慮深いまとめ役ポジションだったので非常に惜しい。
    モジの椅子=病院のパイプ椅子。
    去り際にも心臓しかり敵の情報しかり、置き土産をいろんなところに残してゆき、ダイチ以来の良い意味での「ほんとに中学生か」と突っ込みたくなる少年でした。あと世界一罪深いのはどう考えてもモジではない。
    最初の操縦者ワクもそうでしたが、基本的にこの世界で生きている少年少女は年齢の割に善良で聡明か、あるいはえげつなく早熟かですよね。

    13話:
    膨張する宇宙に無限に存在する地球の淘汰のために、全地球がそれぞれにジアースを操縦して互いの地球を潰しあう。
    この問題に対してマキは実にクリアに、自分の家族のいる地球を守るために、他の地球を滅ぼすと結論を出してしまった。
    状況的に2択しかないなら、どちらを選ぶかなんて明白なのですけど、まさかコックピットの中をこじ開け、中にいる人を直接的に射殺すとは思わなかった。確認作業は必要だけれど、確認後のマキがあまりにも冷静で驚きました。

    14話:
    ウシロ=田中さんの子供
    田中さん=まさかの暴力団関係者
    田中さん割にしたたかですよね。人の家族や何やらをかなり積極的に利用している。
    コモの、「それは、キリエくんが決める問題よ」って非常にずるい言葉だなあ。
    でも契約してない本人が「ひょっとして、契約してないのは、あなたたちじゃないの?!」と犯人探しに持ち込むさまはもっとえげつないなあ……その後も利害関係がうんたらと、恵まれた出自に文句をつけて、彼女らを先頭に立って追い詰めていく。
    そして際立つカンジの人格者っぷり……

    17話:
    カンジ「親のことなんか、忘れろよ。俺が一緒にいてやるから」
    そしていつの間にか当然のごとく皆のたまり場になるウシロの隠れ家(笑)
    子供たちが皆自殺を選ばないのも不思議で仕方ない。混乱して逃げたくて、自殺を選んでもおかしくない状態なのに、皆が積極的に使命を背負った死を受け入れ、共にあることで苦しみを和らげようとしている。小学生くらいが選ぶ選択肢としてならわからなくもないのだけど、中学生にしては皆優しくて社会のことを考えている。

    23話:
    まあでも、コエムシのえげつなさも大したものよね……
    マチをずるいと14話前後で書きましたし、コモのこともずるいと書きましたが、2人とも汚名をすすいで亡くなりましたね。
    中盤で割と善人が亡くなり、序盤と終盤で人格的に一癖ある人ばかりが亡くなるので、序盤組は残念な部分を死ぬことで報いのように浄化してしまい、終盤組は人格的にある種の成長を見せ、身辺を整理してから亡くなっているのに、中盤組には彼らが汚名をすすぐ瞬間を認めてもらっていないわけで、誰に認められるでもない孤独な戦いでしたね。認められることなどどうでもいい人ばかりですけども……

  • 自分たちの宇宙をかけたあまりにも過酷な運命。
    運命を受け入れ、反発し、そして散っていくこどもたち。

    伏線のはりかたもさることながら、とても衝撃なストーリー展開が秀逸。

  • えー何この乱雑な展開は!?

  • 鬱アニメで有名な・・・と書くと身も蓋もないけど確かにヘヴィな作品だった。
    少年少女が突然人類の命を背負って戦えと言われ、拒否しても死に戦っても死んでしまうという話だけど、最後は救いがある。
    曲がまたコレ・・・(´;□;`)

    原作漫画も読んでみたい。

  • OPが好き。まだ初体験もしてない子供が地球を救う使命を背負ってしまったどうしようもない絶望感がすごい。面白い。メカデザインがシンプルでかっこよくて好きだー。

  • エヴァっぽいよ、と聞いて見てみたら真逆のストーリーだったw

  • 45点 全24話 完
    原作未読。
    作品のテーマは重いが、プロットが雑で物語の設定もしっかり固まっていない感じ。
    主人公の子供達は13歳という設定だが、この作品の対象年齢もそれくらい。

  • 生命エネルギーで動く巨大ロボットZEarth
    操縦者は戦闘後必ず死ぬという設定がある意味良かった。

  • 見る時期(視聴者のテンション)を選ぶ作品。

  • 戦わなければ地球が滅びる。だが戦えばその代償として自分の命が尽きてしまう。
    そんな理不尽な状況に置かれた15人の子供たちが苦悩しながらも成長する物語。
    幼ながらに「死」を宣告された子供たちの葛藤は凄まじい。いつかは直視する日が来るであろう「死」という事実。死があるからこそ人はもがき、だが輝くのだと感じた。

    彼らは何故戦わねばならないのか、何と戦っているのか・・・。
    謎の多いストーリーも見所のひとつである。

  • 辛いアニメでしたが、こういうのを良作と云うのだなあと思いました。

  • こんなアニメがあるなんて。
    萌え路線とは一線を画していて、マイナー部類だけど、
    おとなも楽しめる、子どもにいつか見せたいアニメ。

  • これはただのアニメと思っちゃだめ。
    泣ける。人間らしさがすごく出てる。
    極限の状態に置かれたときの色んな表情が胸にくる。

    見るべし。

  • 2010年1月26日最終話観賞。


    辛くて苦しいアニメだったけど、すごくよかった。
    自分に子供がいて、中学生くらいになったら見せたいかも。


    コックピットの中や敵との戦い、仲間とのやり取り、死と向き合うこと、人を思う気持ち、これは全部、大人も子供も体験する人生の縮図で、自分だったら誰のように振る舞う?誰のように振る舞いたい?と思いながら見てた。

    後半のSFな展開、大人の都合、利害関係者の思惑、そんなのがもう少し掘り下げられたらなーと思ったけど、その辺は漫画版読んで補完することにする。

    石川千晶のOP・EDもよかったので、今度CD借りてくる。

  • 制作年:2007年
    監  督:森田宏幸
    主  演:皆川純子、阿澄佳奈、野島健児、石田彰


    夏休みに自然学校にやってきた15人の少年少女。そこで突然ココペリと名乗る謎の人物が現れ、「自分の作ったゲームをしないか」と声を掛けてきた。単なるコンピュータゲームだと思い、一人を除く14人の少年少女は快諾するが、それは地球を守るためにロボットを操縦し、操縦した者は必ず命を落とすというものだった…。
    「ゲーム」
    「ジアース」
    「秘密」

  • 暗いけどだんとつ好きだ。うしろくんがいいめがねだ。

  • ・「負けれは地球滅亡、勝てば自分だけが死ぬ」という戦いの設定が未来に希望を見出すのがしばし困難な今の若者のリアル感を表わしていてすごいと思う。
    ・登場人物の物憂げな表情がいい。
    ・登場人物の死に対する態度が肝が据わりすぎていると思う。

  • 暗い暗い暗い暗い暗いっッ!!www
    やめてw ほんまやめてww
    悲しいからww 切ないからwww

    今までに見たことのないアニメでしたね。
    でも、こんなんもあっていいよねって感じのアニメでした。
    ストーリーもちゃんとできてて、すごく楽しめた。

  • 15人の子供達が巨大ロボットに乗り、敵と戦う物語。
    昔は「ロボットに乗って悪と戦う」というのは、
    大概ヒーローものと呼べると思っていたけど、
    最近は違うんですね。
    1巻では敵がどういうものなのかとか、
    何のために戦うのかとか、まるで不明。
    子供達もこの展開を
    TVゲームの延長線ぐらいに受け止めて戦いを始める。
    だけど戦闘終了後に仲間の1人が死亡…。
    え、いきなり?と見る側は戸惑うわけだけど、
    これがこの作品のポイントなわけで。
    2巻以降を見たいような見たくないような…。

  • <b>【内容】</b><font color ="#003366">
    近未来の日本を舞台に、謎の超技術で作られた巨大ロボットを操り、地球を守る為に戦って死んでゆく少年少女たちが主人公である。
    物語は1話ごとに1人の子供に焦点を当てた連作形式で構成される。
    死を目の前に極限状況の中に落ち追ってく子供たちは、自らの人生、家族や社会とのつながり、生命の意味などを問い直してゆく。</font>


    第一話を見てから24時間以内に全話見終わりました。
    こうも、不幸な生い立ちのある少年少女達が集まるという設定なのと、毎回同じようなパターンに、全話を通して中盤は少し疲れてしまいましたが、後半は、新たな謎がでてきたり続きが気になるような終わり方をしていたので、最後まで見る事が出来ました。
    よくあるような話もあったんですが、年のせいか…涙もろいので泣いてしまいました。(第9話とか…)
    変に着飾っているようなストーリーではなく、人間の汚い部分もストレートに表現している所がこの作品のいいところだと思います。

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