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- / ISBN・EAN: 4934569630377
感想・レビュー・書評
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BSフジのアニメギルドとか言う深夜枠で6話まで放映されていた(終了は早朝5時……)。磯さん新作公開するのか、知らなかった!劇場に行かねばー!ということで電脳コイルを久々に視聴。深夜にゲラゲラ笑い、ニヤニヤしました。
当時、SF好きやアニメファンにたいへん評価された作品。メガネっ子好きにもたいへん評価された……かな笑。エヴァ以降だと攻殻SAC、電脳コイル、マクロスF、まどかマギカ……あまりアニメを観ない私でも観ていて重要なのはこれぐらいですかね?
日常ハードSFとか、ジュブナイルハードSFとでも言うべきか。学校の怪談、都市伝説、天沢退二郎、藤子F先生などと、ARなど当時のすこし先の科学技術との融合。この作品とほぼ同時期にiPhoneが発売。すごくよくできているし、面白くて楽しくて笑える、最後にちょっと泣ける作品(だったと思う)。
エスパー魔美のレビューで書いた気がするけど、魔美は魔女っ子ものをエスパー能力にしたもの。その後セーラームーンがあり、電脳コイルも元々は魔女っ子ものとして企画されてたそうで、ファンタジー部分がSFの科学技術に置き換わっている。なので連綿と繋がっている。
ほかに、『電脳コイル』はエヴァスタッフがジブリ的作風のものを、『ぼくらの』はジブリ系のスタッフがエヴァ的なものを作った……と当時よく言われてました(と言えば思い出すのがエヴァ第11話のジブリ回なんだけど笑。両作品のスタッフともマッドハウスとジブリ作品に参加してる)。電脳コイルはアフタヌーンとかコミックビームに載ってる漫画的でもある。
私も、ちゃんと読書をしたくなったきっかけの半分ぐらいは『電脳コイル』だったのかも。イサコの本名は天沢勇子で、たぶん『耳をすませば』の天沢聖司(CV高橋一生)と同じく元は天沢退二郎。
小ネタというか、サッチーが郵政局なのは初見時に「おぉ!」と思いました。電波法や情報通信行政はかつて郵政省の管轄だったから(子供の頃に無線の免許を取得したので知ってた)。当時は省庁再編後だからすでに総務省になってたけど。
そしてヤサコ走り!
『君の名は。』を観た時にヤサコ走りを久々に見た気がするけど気のせいか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とにかく面白いの一言です。絵柄や話の内容は人を選ぶと思いますが、好きな方はゾッコンになるかと。
キャラクターたちの描かれ方や設定、また独特の世界観が、スルメのように見れば見るほどハマっていきます。
個人的にアニメの作画の素晴らしさ、またシリアスの話に突然割り込むギャグパートの面白さ、そして最終話にかけての怒涛の展開と伏線の回収が最高です。
音楽も実によいので、SFモノや鬱っぽい話が好きな方にオススメします。
ウ○チーーー! -
メガネほしいー!
動きがかっこいいし、近代的だなあー
おやじが可愛かった。
顔面上の戦争の話が一番好き
NHKさんのアニメは良作が多いです
アルスも好きだったなあー -
全話観た
発想がおもしろい。
みんなが一昔前に夢想した未来メカが新しい形で提案されている。
新しい未来メカ、メガネはとても面白いし、子どもたちは夢中になっている。
新しいことが何でもできるし、夢がどんどん叶うかのような感覚。
子どもだけじゃなくて大人もメガネがないと仕事ができないくらい重要なアイテムになっている。
だけど、「子どもは手で触れられるものでもっと何かすべきだ」というメッセージも同時によびかける。
メカや未来的なものがたくさん飛び出す中で、結局、核となる物語は女の子(子ども)の成長。
人として他者とつながっていくことの難しさ、でも嬉しさ。そしてやっぱり「よく解らなさ」
だけど、それでも、よく解らなくても人と人は「仲間」になれる。
人はたくさんのものを生み出すし、その中には決して良いものだけではない。
けれど、ちゃんとそれをなかったことにしないで、成長しながら生きていけるのだ。 -
メガネ型のPCや物理的に作用するようになったデジタル技術という近未来描写、神社や学校や民家ではエンカウントしないというゲームチックな設定が無理なく溶け込んでた世界観が大好きです。実際ネットってこういう方向に進化するんじゃないかなあ。ハッカー物語ってワクワクするんだけど、何か自分の中で由来があるんだろうか。
好きなキャラは1位4423、2位ハラケン、3位おばちゃん(17歳の身空でおばちゃん呼ばわりを怒らない度量に惚れ惚れ)、ベストカップル賞はフミエ&ダイチでお願いします。ダイチは最後で男を見せたなあ。合同クラスになって張り合う相手が変わったのが要因な気がするけど。「決闘に行きませんか?」は綺麗すぎて笑った。フミエちゃんは後半活躍できなかったのが残念だなあ。
そしてエンディングでハラケンの制服姿がなかったのに納得いかない。チャプター絵ではあったけど、一番似合いそうなのに! 結局探偵ナンバーの四番と六番は不明のままだったり、一人逃げたのがいたり、微妙に続きそうな枝葉を残しながら完結。
あと転校前の友達と結局和解しなかったのが意外だったなあ。散々匂わせてたから絶対和解エピソードとか過去編エピソードあると思ってたけど、サラッと流されて敢えてきっつい一言だった。ヤサコとイサコも好きです。 -
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電脳メガネが普及した時代。
メガネ越しに見える世界は、便利で、鮮やかで、ちょっぴり危険で・・・。
参りました。
見事にハマリマシタ。
一見のどかなキャラデザに、繰り出されるハイテク勝負。
謎が謎を呼び、予測がつかない展開へ。
毎回飽きさせず、笑いや問題提起に涙もあり。
見なきゃ損!