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- / ISBN・EAN: 4988142575623
感想・レビュー・書評
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アミン大統領の名前や怖い人だったというのも少しは知ってましたがこれほどとは。
フォレスト・ウィテカーさん好きな俳優さんですが本作ではもう怖い怖い。オスカーとるのも納得の演技でした。
本作は架空のスコットランド人医師の青年が体験した話として描かれてますが、実際もこんな感じだったかそれ以上の事をしていたのでは?と思います。
でも切なくもなりました。元々は臆病で誰も信じられないから狂気に走る感じが強くて、大統領になって権力を持っても心休まる時がなかったのではと・・
ラストの飛行機を見つめている顔がなんとも言えない哀愁を漂わせていて良かった。彼はあの時何を思ってたんでしょうね・・
それでも亡命して結構長生きしていた事にびっくりしました。
また主人公のマカヴォイ君も良い演技でした。
人妻大好きすぎて寝取って妊娠させたり本当にクズすぎましたが、自分の身が危ないと分かるまで何も考えず適当に生きてる感じがとても良かった。
また彼は本当に目が綺麗でクズな役でも素敵でした。
怖かったけどとても見応えのある作品で満足出来ました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1971年、ウガンダ。
クーデターにより軍司令部のイディ・アミンが政権を得、その独裁政治により30万人にも及ぶ大量虐殺。
史実を基に作られた作品。
狂気としか言いようがない。正に黒い王様。
なぜ人は強い力を持つと独裁的になるのであろうか。
絶対権力による自己愛主義。 -
演技に引き込まれた。
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そりゃフォレスト・ウィテカーがアカデミー取るよね。
ウガンダ大統領にそっくり。
実話に基づく話。 -
ウガンダの独裁者アミンを描いた映画。
そうとう異常者のように描かれているので、どこまで事実かわからない。事実だとすると、かなり怖い。 -
かつてのウガンダの独裁者、アミン大統領政権の内幕を大胆に脚色した社会派サスペンス。孤独な権力者の光と影を、側近の青年医師の視点で描く。権力の魅力に負け、堕ちて行く若い医師を演じるのは、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』のジェームズ・マカヴォイ。大統領を演じるのは、『パニック・ルーム』のフォレスト・ウィッテカー。二面性を持つカリスマの狂気を見事に演じ切った彼の鬼気迫る演技は必見。(Yahoo!映画より)
事実を基に構成されている内容だけあって、かなり現実感のある緊迫した雰囲気が伝わってきた。ウガンダ元大統領アミンも最初は、人民のための政治を目指したのかもしれないが、次第に専制政治・独裁国家へ豹変していく過程は、絶対権力を掌握した者にとっての最悪のシナリオパターンへと辿り着いてしまう。猜疑心に満ち溢れ、国のために忠実な国民や臣下をも断罪していく姿はたくさんの悲劇を招いていた。過去にこういった事実があったのかと思うと当時国家としては末期症状だったに違いない。
また、主演のアミン役フォレスト・ウィッテカーの演技が素晴らしい。大統領としての偉大さと力強さを演じ、危機に陥ると猜疑心や頼りなさも妙演していた。06年アカデミー大賞最優秀主演男優賞に輝いたのも納得だ。豹変するポイントはいくつかあったが、じっくり注視するとアミン元大統領の人格崩壊がよく分かる。
かつての日本も軍国主義を貫いて国家転覆したわけで、民主主義政治の大切さと健全さがしみじみ理解できたと思う。 -
ストーリーは、独裁政治を敷いたウガンダ大統領イディ・アミンの
就任から失脚までを、一人の青年医師を通じて描いた作品。
この作品はとにかく役者がイイね。
アカデミー賞を取ったウィテカーや青年医師役のマカヴォイ、
医務大臣など皆いい縁起をしています。
特にウィテカーは迫真でしたね。
これはアカデミー賞を取るだけの演技してますよ。
ストーリーもアミン自身ではなく
青年医師の視点を通す事で、
単にアミンがどういう人物だったのか?
という事だけでなく、若さから来る好奇心や見栄、などが結果的に最悪の事態を招く、シャアではないけれど若さゆえの過ちという教訓も明示してくれているね。
権力の狂気と恐怖を見事に描いてます。
とにかく中盤から終盤にかけての展開は、怖いの一言。
脚本は単に事実を追うだけでなく、スリラーとサスペンスの要素も取り入れた秀逸の出来ですね。
これは久しぶりにお勧めの映画。
星は5点満点で4点です! -
ちょっと…ぐろい…です…。
「ゲーム」「現実」のあたりにどきりとしました。