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- / ISBN・EAN: 4934569630896
感想・レビュー・書評
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とある夏の日。不器用なおっさんが、とある少年とともに、その子の母親に会いに行くロードムービー。ほのぼのとした空気感が非常に落ち着く。
北野映画独特の“間”だらけの構成。しかし他の作品の“間”は、シュールだったり、狂気だったり、哀愁が詰まっていたけど、これはひたすらハートフル。
ところどころ出てくる“和”をモチーフにした演出は、その後の『Dolls』、『座頭市』にも通ずるものがある。
おもっきり脱力したい時にオススメな一本。久石譲の音楽には心揺さぶられます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やりきれない。だけど、ちょっとだけ成長できたのかな。
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車のCMにも使われていたBGMは知っていましたが、これまで映画の方は気になりながらも見たことがありませんでした。
ちょっと切なくてほんのり温かくなるストーリーでした。北野武主演の映画を観たのもこれが初めてだったのですが、バラエティで出てくる一面も映画の中にあったりしておもしろかったです。
BGMが全体通してまとまっている感じがあって、そこも注目どころだと思いました。 -
麿赤児めっさこわい。夏というものはどうしてこんなにもロードムービに合うのか。すべてがキラキラしていやがる。
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いわゆる「ハートフルロードムービー」をたけしさんが作るならまさにこう、といった映画。笑いどころも泣きどころもそれぞれ、他にありそうできっとない。演じている彼を観ていると、人間の奥行きが深すぎて何故だかぐっとくる。
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北野武は、まんま北野武だった。
北野武の女は、ザキさんだった。
最後、男の子がかけていくシーンで久石譲の音楽も相まってうるっときた。いい映画。1/3くらいは爆笑した。 -
見所:4番と5番!
来年から、夏に必ず見たくなる映画だと思う。むしろ見ようと思う。 -
音楽と相まって、描き出される世界が美しい。ちょっと涼しい夏の夜にみたい映画。
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途中まで、「なんでタイトルが『正男の夏』じゃなくて菊次郎なんだ?」と思いながら観ていたけど、途中で「天使の鈴」が出てきてから腑に落ちた。
それにしても久石譲ってば凄い。 -
10年ぶりに観たけど本当に素敵な映画。
こんな現代日本人の日常の世界観を大事にしたい。
日本の夏はかくも美しい。
そして平凡な人々も美しい。