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- / ISBN・EAN: 4988113758673
感想・レビュー・書評
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5か月前に録ったものを見ました。
マドンナ主演のミュージカルという知識しかなく。
アルゼンチンのファーストレディをモデルにしたもの。
私にとってアルゼンチンとは
時々サッカーの動画を見る位しか縁がなかったです。
いろいろなことを初めて知って
とてもとても面白かったです。
エビータを調べたら、本当にマドンナに似ていました。
アルゼンチンにおいては拒否反応を示す人も多かったそう。
宗教的な気持ちではそうなのかも。
私はとても良い映画だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これも実話を映画化したものらしい。しかも舞台は,アルゼンチンだ。
全編がミュージカル仕立てなのは,もともとがミュージカルで公演されていたから。
どっかのだれかが映画の感想で書いていたけれども,本作品は,マドンナの魅力と歌でもっていると言っていい。前半の途中に眠くなってしまったことを白状しておく。
それにしても,あれだけ国民から愛された大統領夫人がいたなんて。。。
《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
音楽アンドリュー・ロイド・ウェバー、作詞ティム・ライス、名コンビの人気ミュージカルを映画化しアカデミー歌曲賞を受賞した壮大なスケールの物語。“ポップの女王”マドンナが、貧しい生活からはい上がり、女優、そして大統領夫人となって“エビータ”の愛称で国民から慕われ33歳で亡くなった実在のアルゼンチン人エバ・ペロンを熱演、熱唱。イギリスの名匠アラン・パーカー監督のドラマチックな演出と映像美も魅力的。 -
アンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲が素晴らしい。マドンナがしっとりと歌う曲も良いですが、ロック調のミュージカルナンバーの魅力が光り、アントニオ・ヴァンデラス歌唱のほうが印象に残ります。
エヴァ・ペロンという人物もドラマチックな人生を生きたい興味深い人物で、ドラマとしても訴求力の高いものでした。ここでも、狂言回しとして、マドンナが演じるエヴァに行動にツッコミそ入れていくアントニオ・ヴァンデラスの役割も光ります。
ということで、アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルでは「オペラ座怪人」に次ぐぐらいのフェイバリットですね。とても気に入りました。
実は、劇団四季のミュージカルを観劇したことがあるのですが、そのときは楽曲インパクトを感じず、期待外れの印象だったのです。ところがこの映画版の音楽は素晴らしい。たぶん、劇団四季のミュージカルは日本語の歌詞が楽曲(メロディ)の良さを殺してしまったからじゃないかと思っています。
BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて。 -
BSシネマにて鑑賞
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曲がどれもいい。
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字幕: 戸田奈津子
取り敢えず英語字幕で鑑賞。
音楽の構成がやっぱり素晴らしい。不協和音とか変拍子とか、ここの場面でこう来るかという、意外とまではいかないけど、スタイルのチョイスがいい。さすがALW。
ではキャストはどうかというと。好みの問題かもしれないけど、マドンナの歌唱は受け付けないなあ。(演技も大根だし。)
近いうちに日本語字幕でも観る(つもり)。 -
アンドリュー・ロイドウェーバーが作曲したと聞いたので見たのですが…イロイロ興味深いミュージカルでした。
まずは音楽がすごく魅力的。所々にオペラ座の怪人を思わせるようなあの特徴的な旋律が入るものの、全体的にスペイン音楽のテイストを取り入れています。それによってアルゼンチンという国柄がよく伝わるし、エビータの自由奔放で情熱的で欲しい物は何でも手に入れようとするラテンな性格も解りやすくなってる。そしてそのスペイン風音楽の合間に教会音楽の旋律を難無く入れてしまうのもすごい。「アルゼンチンの聖母」と「数々の男を踏み台にして大統領夫人になった野心家」という二つの顔を音楽にも表現してしまってます。
また、チェ・ゲバラがストーリーテラーの役割を担ってるとこも面白い発想だと思います。
エビータ役のマドンナはとにかく声が可愛らしいです。年齢から言うと娘役は難しいはず。確かに顔を見ると少し老けてるんだけど、声が透き通って可愛いかったからそんなに違和感はありませんでした。彼女が娘時代も演じるのはキツイという感想を持ってる人もいるかもしれないけど、あの綺麗な声と魅力的なスタイルとダンスを両立させるにはマドンナでなければいけなかったんだと思います。見た目だけで歌とダンスがダメでは話にならないので。なので私はあれで良かったと思います。
最初は生意気なとこが鼻につくエビータだけど、最後の方になるとだんだんかわいそうになってきて、最後は泣けてきます。
音楽にもストーリーにも、心動かされるものがある、余韻が残るミュージカルです。いつかぜひ生で舞台も見たいと思いました。 -
流石アンドリュー・ロイド=ウェバー、楽曲が素晴らしかった。主演のマドンナにも、「あ、この人って歌上手いんだ、知らなかった」と驚きました。
正直な話、マドンナのサイボーグ化したお顔では、15歳は勿論のこと33歳でも演じるにはかなりキビシイものが……。
とは言えマドンナ自身が持つ自己プロデュース能力がそのまま作中のエバのそれと重なり、演技なのか何なのか?まさにマドンナはこの映画でエバを生きた!という風に感じられました。
マイクを前に労働者たちに訴えかける、真っ赤な口紅を塗った口は、形が歪み、ひしゃげ、あたかも独立した生き物のよう。
エバの赤い口元と突き立てた人差し指の前では、ペロンの上着を脱ぐパフォーマンスなんて霞んで見えます。
エバは最終的に副大統領の座まで登り詰めたものの、労働者の生活改善の根本的解決には全く寄与しなかった。
彼女の生き方をあれこれ言うつもりはありません。
アルゼンチンの労働者たちが真に欲していたのは、革命でも改革でも無く「希望を抱かせてくれる存在」だった。その点から言うと、彼女はまさに「聖エビータ」だったのだと言える訳ですから―――。