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- / ISBN・EAN: 4571147372153
感想・レビュー・書評
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(2006年、ペドロ・アルモドバル監督)
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女のたくましさと家族の絆を織り込んだ作品。
ペネロペの色っぽさに見惚れてしまう。人生の酸いも甘いも経験した大人の女性ならではの色気。カフェでの機転や根性が座った所もあるのに、帰郷を歌って涙したり、肩肘張らない女性としてのバランスが最高に素敵。
日本のようなべったりした母娘関係ではなく、お互いを「一個人として」尊重して生きていく家族はいいな。 -
ペネロペ・クルスあんま好きじゃないんだけど、この役はハマったね。
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スペイン語の授業で観た。
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ペネロペ美しい~
ラテンの音楽も雰囲気もすきだなぁ。
スペイン系の映画すきかも!
ペネロペとそのママの強さに感動。
どんなことがあっても受け止めてく強さ
大切なものを守る強さ
秘密を死ぬまで秘密にする強さ
やっぱりそんな強さは人生経験に比例するんだねー。
ママに甘えるペネロペを見て思いました。
女はすごいなぁ~・・
こんなに男が出てこない映画もめずらしいかも?
あとになっていろいろ考えてみると良さがだんだんわかってくる映画。 -
なんとな~く哀愁ただよう映画かと予想してたけど、そういった感じではなかった。
「家族」について考えさせられる作品。
・・・・・・・・のはずなんだけど、ペネロペ・クルスがセクシー過ぎて目を奪われ、あんまり伝わってこなかった。ペネロペ・クルスは好きだけど、別の女優さんが良かったかも^^;; -
若い頃、火事で両親を失った姉妹が、それぞれ大きな出来事に巻き込まれる。
色彩豊かな映像の中、たくましく懸命に、時に醜く生きる女性を女優陣が好演。
アルモドバル監督の女性賛歌三部作の完結編。
悶絶するような出生の過去や行き違い、誤解、無理解等、様々な混沌を経てもなお、
人にとって母親は真っ先に帰るべき原点である。
その泣きたくなるほどありきたりの現実は同時に、人に赦しを与える。
三部作の中でも、異質な作品。
「女の血」とでも言えようか、姉妹、母娘という関係のある種の悪魔性は、
男性陣にとってただただ命を捧げるしかないほど畏怖の対象でもある。
10か月という長い期間、自らの体内に命を宿し、母親になるべくしてなる女性と、
自らに言い聞かせる、思い込むという方法でしか父親になれない男性との、
笑っちゃうほどの圧倒的な差であろう。
しかし、ペレロペ・クルスが違和感を覚えるほどの美しさ。
瞬間的だが、画づらが滑稽に見える時があるくらい、端正な顔立ちは、
女優としてはやや不幸かもしれない。 -
女、女、女そして母。
力強い映画です。 -
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」のペドロ・アルモドバル監督が贈る郷愁と女性讃歌のヒューマン・ドラマ。母、娘、孫娘の三代の女性たちの葛藤と和解を、色彩豊かな映像でミステリアスかつユーモラスに綴る。ペネロペ・クルスをはじめとする6人の女性キャストがカンヌ国際映画祭で女優賞に輝く。