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- / ISBN・EAN: 4571147372153
感想・レビュー・書評
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祖母・母・娘3代にわたる女たちの生きる様。
母とは偉大な存在であり
切っても切れない、血でつながる。
女たちの生き様はこんなにも華麗で強くたくましい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここで終わるのか。
ふんむ。
テイストも物語も好き。
こうやってしなやかに生きていく女も大好きです。
この展開はしかし、読めるのでそこが私には残念。
女たちがすごく良い。
すごく良い映画。 -
子を思う母親の強さはと絆は偉大なのだなと強くかんじます。
内容自体は重い作品なのに重くない
色にあふれているスペイン雑貨がかわいい。
ペネロペの口パクで歌うシーンは口パクとは思えないほど秀逸。
心うたれます。
おかんが異様に親近感がもてて泣けます。
スペイン女性たちが皆大きくがっしりした体型に対し、豊満かつスレンダーなペネロペはすこし浮いてますwこんな女性誰もほっとかないでしょう!!? -
スペインを舞台とした女性三代の生命力溢れる映画。
主人公ライムンダ(ペネロペ・クルス)と娘パウラ、ライムンダと母…
それぞれの身に近似した経験が降りかかる。
DNAのなせる業なのか、それが母・娘ということであるのかも知れない。
ライムンダは近視眼的ではあるが、気丈で野生動物のように逞しい。
その平坦ではない人生ゆえに深みがあり、陰鬱さを感じさせないところがラテン的だ。
劇中、彼女が歌う「Volver」。
母親から教えてもらったこの歌を情感豊かに歌い上げるライムンダと車中の母親、それに歌詞があいまって強く印象に残る。
(歌は吹き替えらしいが、問題ではない。)
ラストのライムンダの台詞は娘としての甘い響きがあり、胸をうつ。
『ママが必要なの。ママのいない日々はつらかった。』 -
劇場にて鑑賞済み
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とにかく!!!ペネロペがめっちゃきれい!
それにいかにもスペイン!!な感じが大好き♪
色の鮮やかさと映像と。
意外に内容は重くて。
そして最後にすっきり!もしない。
でも!!女って強いなって思う。うん。
ボルベール歌うところは泣けます! -
原題:EL ESPIRITU DE LA COLMENA
( 2006 / 120min / Pedro Almodovar / スペイン )
女って強いよね!かっこいい
サスペンス要素もあれば、結構人情もので。
終わりかたが流れるようで、好きです。
色が綺麗。赤の使い方が絶妙。 -
悲しい出来事からスタートする話でテーマも重いのに、映画そのものには全く重さがない。
少しコミカルで不思議な話の雰囲気のなかで悲惨な事実が出てくる。
けれど、人が人を裁かずにいるので、陳腐さや悲壮感がない。
ペネロペ・クルスは飛んでもんなく魅力的。
アルモドバル監督作品は「オール・アバウト・マイマザー」依頼気になっている。 -
ゴージャスすぎて普通の人の役だと違和感があった。
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強い女たち!って感じだった。これで初めてペネロペ・クルスをちゃんと見た。かっこよかった。
とにかく女・女・女ばっかりの映画。男は意図的に消されている。ライムンダのまわりの男がみーんなろくでもない!って言うか最低。アルモドバルはレイプに何か思うところがあるのかな。(り)
まず、あんなに顔が違う姉妹は残酷だろ…。姉にコンプレックスがなさそうなことに違和感があるレベル。ライムンダ的にも、姉だけのうのうとママと暮らしやがって…って思わないのかな?まぁ、姉妹の確執はどうでもよかったのか…。しかし、監督的にはテーマを絞って見やすくしたいだろうけど、あまりに他がなおざりだと、キャラクターにリアリティがなくなってしまうね。難しいとこだなぁ。
精神病患者が異常に多い土地ってなんなんだろう?ホントの話なら、興味があるんだけど、どっかに本とかないかな。
ペネロペが絶妙にムッチリしててやらしい!生活感のあるエロスが良い。ある種の「だらしなさ」が漂ってて、劣情をそそる感じ。中年になったらこんな感じになりたい。ちなみに年取ったら、ヘレン・ミレンみたいな上品なおばあさまになりたい。何回整形すればいいんだか…。
ストーリーとしては、個人的にはそれなりな感じかな。「秘密」が明かされるのが遅すぎると思った。母親の秘密を知ったペネロペが輪廻みたいなものを意識しながら自分の罪を隠蔽するとこがみたかった。問題と問題が絡み合う感じの脚本の方が好き。でも、サスペンス映画じゃないし、叙情表現の方が大事なのかな、とも思う。(な)